世界地図は夜作られる
男のオネショについて、あんな事こんな事(体験談や思い出等)を語り合いましょう。ゲイ表現が含まれていますのでご注意ください。
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祝20万アクセス新小説「オネショの王子様」(第1回)(noriさん作)
ブログの20万アクセスを記念して、noriさんが新しい小説を執筆してくださいました。いつもありがとうございます。さっそくnoriさんから届いたばかりのプロローグをアップしますので、皆様お楽しみください。

祝20万アクセス小説のプロローグ(noriさん作)

「いいか、アップするぞ。」
「とうとうアップするんだね・・・」
「もう一回、確認するか?」
「そうしたほうがいい?」
「念のため・・・」
隼士がそう言うので、ノートパソコンに表示されているチラシを涼介はもう一度のぞきこんだ。
文書 1
隼士は心配そうに確認している涼介を見ていた。急に涼介は気になっていたことを口に出した。
「何回見ても、ベタなチラシではあるんだよね・・・」
「それでいいんだよ、ベタな方が多分食いついてくる奴が多いからね。」
「まあ最初だからこんなもんだね。」
「涼介の方のオプション付きの方もとりあえず確認しろよな。」
デスプレイをオプション付きのチラシに替えて、涼介はとりあえず見てみた。
添い寝お
前のチラシとほとんどデザインは同じだったが、内容はかなり違っている。
「おまえ、ホントにこれ、やるんだな?」
「うん、やるよ、でも、たぶんそれほど需要はないと思うけどね。」
「まあそうだろうな、最初は俺の方の添い寝男子の方を、涼介も手伝ってくれればいいよ。」
「うん、そうするよ。」
「じゃあ、アップするぞ。」
「うん、いいよ。」
「よしっ、添い寝男子アップ完了! オネショの王子様の方は涼介がクリックしろよ。」
「そうだね、じゃあ、早く依頼が来ますように・・・」
涼介は力いっぱいキーを叩いて、チラシをアップした。
「よし、これで準備はできた。とりあえず、何か買ってきて乾杯しようぜ。」
「じゃあ、ちょっとコンビニに行こうよ、腹も減ったし・・・」
隼士と涼介はなかよくコンビニまで並んで歩いていった。隼士はさわやかなイケメンの19歳。180センチのちょうどいいくらいに筋肉のついたスポーツマンである。そして隼士と大学の同級生である涼介は、美少年がそのまま大きくなったような、まだちょっと幼さを残した表情をすることのある大学1年生だった。二人は大学で知り合い、急激に仲良くなり、いまではほとんどいっしょに住んでいるような状態だった。
コンビニで食料と酒を買い込んで、部屋に戻って、二人でとりあえずHP開設祝の乾杯をした。
「早く依頼が来ることを願って、乾杯!」
「乾杯!」
「とりあえず、はやく一回目の依頼が来るといいなあ・・・」
「そうだね、きっと隼士の方の添い寝男子の方が先だろうなあ・・・」
「二回目の依頼が来たら、涼介が行けよ。」
「隼士の方の依頼でも?」
「とにかく、添い寝男子の依頼でも順番にやることにしようよ。」
「隼士、ありがとうね・・・」
乾杯をして、しばらくすると、意外なことにもうケータイが鳴り始めた。
「もしもし、こちらは添い寝男子の隼士です。お電話ありがとうございます。」
「あの~、ええと、このサービスは男性でも頼めるんですよね?」
「もちろん男性の方の依頼も大歓迎です。」
「週末のみということですけど、今夜は頼めますか?」
「はい、金曜ですので、だいじょうぶですよ。」
「じゃあ、お願いします。」
「添い寝男子のみのご依頼でしょうか?」
「ええと、どっちかというとオプション付きの方が・・・」
「オネショの王子様の方をご希望ということでよろしいですね。」
「はい、そっちの方でお願いします。」
その後隼士は訪問先の場所や、条件についていろいろと決めてから電話を切った。
「ひえええ、いきなり涼介の方の依頼が来た、しかも男から・・・」
「こんなに早く、オネショの王子様の方の依頼が来るとは思わなかった・・・」
「涼介、ホント、大丈夫か?」
「初めてだからちょっと不安だけど、がんばって行ってくる・・・」
「無理すんなよ、もしも嫌になったら、帰ってきてもいいよ。」
隼士のやさしい言葉にはげまされるように、涼介は必要なものをトートに入れて、部屋を出たのだった・・・

テーマ:GAY - ジャンル:アダルト

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