世界地図は夜作られる
男のオネショについて、あんな事こんな事(体験談や思い出等)を語り合いましょう。ゲイ表現が含まれていますのでご注意ください。
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夏の経験(7)
noriさんが小説「夏の経験」の続きを送ってきてくれましたので、さっそくアップいたします。noriさんから、感想等をいただけるとうれしいです、という伝言がありましたので、お伝えしておきます。 

夏の経験(7)noriさん作

ぼくたちは寝ションベン布団を物干しの一番奥に干して、そして濡れたふんどしを洗濯機の中に入れ、すっぽんぽんで、おじいちゃんの家の押し入れから敷ふとんを持ち帰った。そして新しい布団を敷いて、洗ったパンツをタンスから取り出して穿いて、乾いた布団で何くわぬ顔でまた寝始めた。
しばらく寝ていると、こんどは誠司さんのぎゃっという叫び声で目が覚めたけれど、ぼくたちははしばらく眠ったふりをして誠司さんを観察していた。誠司さんは上半身を起こして、信じられないというような表情で途方に暮れているような感じだった。
誠司さん:マジかよ、布団ズブズブに濡れてるじゃんかよ、そう言えば夢で、海の中でションベンをしたような気がする・・・ あれがまずかったのかなあ・・・ あっ、そうだ、あいつらは今朝はどうなんだろう・・・
そう言うと誠司さんは、まずすぐ隣りのぼくの布団の中に手を入れてあちこち触り始めた。ぼくの布団が濡れていないのでがっかりしているようだった。
誠司さん:なんだ、今日に限ってノリのやつ、オネショしてねえ・・・ コウはどうなんだろう・・・
こんどは誠司さんは起き上がって、ぼくの枕元を回って、コウの布団の横に言ってしゃがんだ。そしてまた手をコウの布団の中に差し込んであちこち触っていた。
誠司さん:なんだ、コウもオネショしてねえのか、俺だけオネショかよ、まいったなあ・・・ げっ、オネショが足に垂れ落ちてきてる、なんかすげえ気持ち悪いもんだな・・・
そして誠司さんは自分の布団の横にしゃがんで、まだ信じられないような表情で自分の寝ションベン布団をまじまじと見ていた。
その時、ぼくは目を覚まし始めたような感じで寝返りをうってからだを動かした。それを察知した政治さんはものすごい速さで布団に横になって掛け布団をかぶっていた。
ぼくが目を覚ましたふりをしたら、コウも同じように今目を覚ましたようなふりをした。
紀:コウ、おはよう・・・
コウ:ノリ、起きてたのか・・・
紀:そろそろ起きないと・・・
コウ:そうだな、朝メシの時間だ・・・
紀:誠司さん、朝だよ、そろそろ起きなよ・・・
コウ:朝メシの時間じゃ、誠司さんも起きて・・・
ぼくたちが起こしても誠司さんは狸寝入りを続けていた。自分だけが寝ションベンをしたと誠司さんは思っているわけだから、たぶん恥ずかしくて起きられないのだろう。
紀:ほら、誠司さん、起きて、朝メシに行こう・・・
誠司さん:今日は体調悪いから、朝メシパス、もうすこし寝てるよ・・・
紀:そんな体調の悪い時こそ、ちゃんと食べなきゃ・・・
コウ:よほどわるいようなら、医者に往診たのむけど・・・
紀:なんか誠司さん、熱でもあるの? 顔が赤い・・・
誠司さん:そこまで悪いわけじゃないから、医者はいいよ・・・
コウ:それほど悪くないなら、起きれるだろう・・・
誠司さん:いいから、お前たちだけで食べに行けよ・・・
紀:誠司さんも起きなよ。布団とるよ・・・
誠司さん:ああ、それだけはやめてくれ。
コウ:往生際の悪い人だなあ・・・
そう言うとコウは素早く誠司さんの掛け布団をめくった。そこにはぼくの寝ションベンよりもさらにすごい寝ションベン布団があらわれた。誠司さんのふんどしは大量の寝ションベンで黄色く染まっていた。
紀:まさか、誠司さん、これって寝ションベン?
誠司さん:見るな、見るな、ふたりとも見るな・・・
そう叫ぶと誠司さんは涙を流して泣き始めた。
コウ:誠司さん、泣くなって・・・
誠司さん:マジでオネショしてしまった・・・
紀:ちょっと布団を濡らしただけじゃん・・・
誠司さん:こんな年になってオネショするなんて・・・
コウ:ノリ、ちょっとじいちゃんをこっそり呼んでこい・・・
紀:わかった・・・
ぼくは急いで祖父を連れて離れに戻ってきた。
祖父:あんたも寝ションベンやらかしたのか・・・
誠司さん:すみません、オネショしてしまいました・・・
祖父:それで、あんたは昨夜どんな夢見たんじゃ?
誠司さん:夢の中で、昨日みたいに神輿を担いで海に入ってたら、からだが冷たくてションベンしたくなって、ガマンできなくて、そのまま神輿を担いだまま海に漏らしてしまいました・・・
祖父:あんた、昨日本当に神輿を担いで海に入った時、ションベンしなかったか?
誠司さん:誰にもわからないだろうと思って、海でオシッコしました・・・
祖父:やっぱりな、それはたぶん海の神様が、海でションベンしたやつ、罰を与えるんじゃ。それで寝ションベン垂れてしもうたんじゃなな・・・
コウ:俺も実は海でションベンした・・・
祖父:海の神様はどっかでちゃんと見ておる、寝ションベンしたくなかったら、海ではションベンしないことじゃ・・・
誠司さん:もうぜったい海ではしません。
祖父:海の神様の罰はしばらく続くかもしれん・・・
誠司さん:カンベン、もうオネショはしたくない・・・
祖父:あんたも濡れた布団を、ノリとコウの布団のとなりに干しておいで。
濡れた布団を持って誠司さんは離れを出ていった。そしてすぐに戻ってきた。
誠司さん:なんだ、コウもノリもすげえオネショしたんじゃんか・・・
紀:へへへ、バレたか・・・
祖父:さあ、三人とも朝風呂で寝ションベンを洗ってこい。
ぼくたちは朝風呂に入ってからだを洗った。そして物干しにはまた布団が3枚干されていた。また今日も暇な老人たちが見に来るのだろう。こんどはなんと言われるのだろうか・・・
朝風呂を終えて、朝食をとると、誠司さんは水産加工場のアルバイトに出かけていった。そしてコウとぼくは、触れた布団が早く乾くようにと物干し場でもいちばん日当たりのいいところに布団を移動させた。そこは日当たりはバツグンなのだが、外からもよく見えるところなのだ。それでもその布団が乾かなければ、夜になったら濡れたままの布団に寝なければならないといわれ、ぼくたちはしかなくいちばん見通しのいいところに移したのだった。
紀:これじゃ、外から丸見えだね・・・
コウ:また見物人が集まるかもしれん・・・
紀:今日の天気はけっこう雲が多いね・・・
コウ:ずっと日が照ってくれればいいけどね・・・
そしてぼくたちは離れに戻り、自然とお互いの股間に手を伸ばして、その日の一発目の発射をした。そして船に乗って番屋に行き、またそこで一回同じ事をした。そして海で遊んでから、もういっかい相互手淫を楽しんでから、昼過ぎに船で母屋に帰った。家の近くまで来ると、数人のおばちゃんたちが物干しの前に立っていた。その脇には困ったような顔の誠司さんが立っていた。
コウ:あれが水産加工場のおばちゃんたちじゃ、まずいな、あのおばちゃんたちにバレたら、ものすごいうわさになるかもしれん・・・
紀:それにしてもにぎやかなおばちゃんたちだね・・・
ぼくたちがしかたなく家に近寄るとおばちゃんたちの話し声が聞こえてきた。
おばちゃん1:誠司さんは都会の大学生ときいてたが、都会では大学生でも寝ションベンをするんか?
おばちゃん2:それにしてもこんなすごい寝ションベン布団は見たことない。
おばちゃん3:ウチの子もときどき寝ションベン垂れるが、これほどひどくないな・・・
おばちゃん4:誠司さんは大学生で、コウちゃんとノリちゃんは高校生だから、大きななりして恥ずかしい・・・
おじいちゃん:なんや、昨日は三人とも神輿を担いで海に入ったときに、海の中でションベンをしたらしいんじゃ、そんなことをするから、海の神様のバチがあたって、こんな大きななりしたのが、子供みたいな寝ションベンをやらかしたんじゃな・・・
おばちゃん1:海の中でションベンされたら、海の神様も怒るじゃろ。
おばちゃん2:寝ションベンは神様のバチじゃったのか・・・
おばちゃん3:それじゃしばらくはバチが続いてもしょうがない・・・
おばちゃん4:これからは誠司さんじゃなくて、ネショちゃんやな。
おあちゃん1:ネショちゃんって、お似合いのかわいい名前じゃな・・・
誠司さん:そんなあ、その名前だけはやめてくださいよ・・・
おばちゃん2:ほら、そろそろ昼休みも終わりじゃ、ネショちゃん、工場に帰ろう・・・
おばちゃんたち:久しぶりにええもん、見さしてもろうたわ、どうもありがとう。
おじいちゃん:こんなもんでよければ、いつでもおいで。ああ、あと二人の寝ションベンタレも帰ってきたようじゃ。
おばちゃんたち:あんたら今晩は寝ションベンしたらあかんでえ・・・
そう言うと、おばちゃんたちは笑いながら、萎れた誠司さんを引き連れて水産加工場に帰っていった。

テーマ:GAY - ジャンル:アダルト

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