世界地図は夜作られる
男のオネショについて、あんな事こんな事(体験談や思い出等)を語り合いましょう。ゲイ表現が含まれていますのでご注意ください。
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翼に再会・・・
日本を出て12時間、飛行機はやっとイスタンブールに着陸した。入国を済ませたあと待つほどもなく荷物が出てきたので、カートに載せて、出口に向かった。開発途上国の空港だと、たいていは出口に人が群っていて、荷物を勝手に持たれたりしないように注意しなければならないのだけれど、ここはやはりすでに先進国の大都会なのか、そういう混乱もなくすんなりと出ることができた。翼がそこで待っているということだったので、まわりを見渡しても、翼の姿が見えない。ロビーをきょろきょろしながら探していると、よほど困った顔をしていたのだろう、レンタカー屋の親父が声をかけてきた。迎えが見つからないというと、連絡先はわかっているのかというので、翼の携帯の番号を取り出してみせると、親父は自分の携帯で翼に電話をし始めた、すぐに翼が出たらしく、ちょっと話した後、親父は携帯をぼくに差し出してきたので、翼と話すことができた。仕事が少しおして、会社を予定の時間に出られなかったらしい。ちょうとタクシーで空港に向かっているので10分くらいで着くという。電話を切って、親父に携帯を戻すと、店の中で座って待っていろと言う。好意に甘えてぼくは店に入って、イスに座らせてもらった。そうすると、ほどなく銀の変わった形の岡持ちをもったお兄さんが現れて、紅茶をぼくと親父の前においていった。どうも待っている間に紅茶をふるまってくれるみたいだ。ぼくはありがたく紅茶をいただくことにした。
レンタカー屋の親父さん:あんた、日本人だろう? トルコは初めて?
直:二回目かな。
親父:トルコは好きか?
直:すごく好きだよ。
親父:そうだろう、トルコ人と日本人は兄弟だからな・・・
直:だから親切にしてくれるんだ・・・
親父:トルコ人は誰にでも親切だよ。
直:ほんとだね・・・
親父:もしも滞在中に車が必要なら、安く貸してあげるからね。
直:ありがとう、もし必要があったら頼むから・・・
あやしい英語でそんなことを話しているうちに、翼が走ってやってきた。
翼:直、待たせてゴメン・・・
直:ここの親父さんに親切にしてもらった・・・
ぼくがそう言うと、翼は覚えたてのトルコ語で親父さんと話し始めた。トルコ人から見ると少年のような翼がトルコ語を話すのを見て、親父さんは、オヤッという表情をした。やはりトルコ語を話す日本人は珍しいのだろう。
親父にお礼を言って、ぼくたちはタクシーに乗って、翼の住むサービスアパートメントまで行った。空港から環状線の高速を通ったので、あまりイスタンブールらしいところを通らなかった。
翼の住まいは緑の多い住宅街にあって、きれいなマンションなので少しもトルコに来た感じがしない。部屋の中も、壁紙やベッドカバーなどがトルコらしいもの模様だという以外、それほど日本とかわらない。窓の外は、けっこう見晴らしが良くて、開放的なところがいい。
直:翼、会いたかったよ。なんか少し痩せた?
翼:来てすぐ、ちょっといろいろあって、痩せたけど、このところこれでも少し戻ってきたんだよ。
直:ほら、ハグしてあげるから、こっちにおいで・・・
翼:やだよ、帰ってきたばっかりで暑い。
直:それじゃあ、軽くキスだけでも・・・
翼:あとでゆっくりしよう・・・
直:なにを?
翼:また妄想しまくってるだろう・・・ それより、先に何か食べに行こうよ、なに食べたい?
直:翼・・・
翼:もういい、まじめに聞いてるのに・・・ ほら、トルコ料理でも食べに行こう・・・
直:じゃあ、食べたらすぐに戻ってきて、そのあとは・・・
翼:直、目が据わってるぞ・・・
直:そうだ、日本から疲労回復のサプリ持ってきたから、翼も飲みなよ。
翼:ほんと、うれしいな、オレこっちに来てからずっと疲れとれなくて・・・
日本から持ってきたマカとガラナのエキスの錠剤を二人で飲んだ。翼が意外にあっさりとこういう精力剤みたいなものを飲んだのは、翼もけっこう疲れがたまっているからだろう。夜が楽しみになってきた・・・
とりあえず歩いていけるところにあるわりとキレイなトルコ料理レストランで夕食を食べて、ぼくたちは帰りはタクシーでアパートまで戻ってきた。
直:おいしかったね、また行けたらいいな。
翼:一週間いるんだから、また行けばいいよ・・・ なんか飲む?
直:ビールある?
翼:冷えてるよ。
直:トルコのビール?
翼:そうだよ、エフェスっていうビール、けっこうおいしいよ。飲む?
直:先にシャワーを浴びて、そのあとゆっくりと飲みたい。
翼:いいよ、じゃあ直、先にシャワー浴びなよ。
直:久しぶりにあったんだからさあ、いっしょに浴びよ・・・
翼:もうしょうがないなあ、シャワーを浴びてるときに欲情するんじゃないぞ・・・
直:久しぶりに会ったんだから、それはわかんない・・・
翼:ほんと、直はしょうがないんだから・・・
直:ほら、着てるもの脱がせてあげるから・・・
翼:まったく、直、目が血走ってるよ・・・
直:ごちゃごちゃ言ってないで、脱がせるからおとなしくして・・・
翼:直、最初からあんまり飛ばすなよな、今日はゆっくり楽しもうよ・・・
直:もちろん、激しくそして長く楽しむつもりだよ・・・ ほら、次はぼくの着てるもの脱がせてくれる?
翼:しょうがないなあ、今日は特別だよ・・・
それでも翼はそれほど嫌がりもしないでぼくの服を脱がせてくれた。
翼:直ったら、もうここギンギンじゃんか・・・
直:翼に脱がされただけで、すごく感じてる・・・
翼:まったく・・・ あっ、臭い包茎チ♂ポのチーズみたいなにおい、直の臭いだ。なんか懐かしい感じ・・・
直:翼、ぼくのことをそんな臭いで覚えるなよな・・・
翼:それだけじゃないよ、直といえばまずはこの包皮の中に溜まった白いカスの臭いだけど、それだけじゃなくて、直のねしょんべん布団のツンとする臭いとか、直が夢精とかで汚したままほったらかしにしてごわごわになったパンツの臭いとか、いろいろ覚えてあげてるよ・・・
直:だから、そんな変な臭いでしかぼくのこと覚えるなって・・・
翼:だって、直っていうとこれしかないじゃんか・・・
そう言って、翼は珍しくぼくのモノをすぐに口に含んだ。
直:こら、洗う前だから、汚いって・・・
翼:臭くてしょっぱいチーズみたい、ホント直の味がする・・・
直:マジでイっちまいそう・・・
翼:じゃあ、あとはベッドでゆっくりとね。その前にきれいに体を洗ってあげるからね・・・
そう言って立ち上がった翼のモノは、いつもはこのくらいでは勃たないのに、その夜はけっこう硬くなってきていた。マカエキスがすこし効きはじめているのだろうか・・・
翼:あれ、オレションベンしたくなった。
バスルームの隅には便器があり、翼がそっちに行こうとしたのでぼくは翼の腕をつかんで止めた。
直:どうせ、同じところに流れていくんだから、こっちでしちゃいなよ。
翼:なんかオレ、ちょっと勃っちゃってるから、ここでするとたぶん直にかかるよ・・・
直:なんかぼくもションベンしたくなってきた・・・ 
翼:じゃあ直もつでにここでやっちゃいなよ・・・
直:それじゃあ、こうしようよ。
ぼくは二人の下腹部に半勃起状態の二本のものをはさんだ。
直:これで、いっしょにションベンしよう・・・
翼:いいけど、なんかこんな格好じゃ出にくいね・・・
直:ほら、出すよ。
ぼくが先にションベンをし始めた。翼もすこし遅れてションベンをし始め、二人のションベンの奔流はションベンは二人のアゴのあたりまで噴き上がってきていた。
直:翼のションベン、すげえ暖かい・・・
翼:直のだってすげえ熱い・・・ うわっ、すこし口に入っちゃった・・・ 直のションベンすげえしょっぺえ・・・
二人のションベンが出終わる頃には、バスルームはションベンの臭いで噎せ返っていた。
直:なんかションベンしただけで、すげえ気持ちよかった・・・
翼:オレも気持ちよくって、イっちゃうかと思った・・・
しばらくションベンに濡れたまま二人は抱合っていた。そして、そのあと体を洗いあってから、ぼくたちはリビングで裸のままソファにすわって、ビールをゆっくりと飲んだ。まるで、お互いの楽しみを先延ばしにして焦らすかのように・・・

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イスタンブール最初の夜
シャワーを浴びながらの翼との放尿ぶっ掛けあいプレイが、けっこう気持ちよかったので、体に残った快感の余韻を楽しみながらぼくたちはしばらくソファに黙って座ってビールを飲んでいた。だいぶ時間が過ぎて、とうとう翼のほうが先に言葉を発した。
翼:そろそろ寝ようか・・・
直:うん、ベッドに行こうよ・・・
翼:直、疲れてない?
直:飛行機、長かったからちょっとね・・・
翼:それじゃあ、ベッドまでオレが連れてってあげるよ。
そう言うと翼はぼくをひょいと抱き上げた。翼は骨格が細いので、やせて見えるのに、実際はけっこう筋肉質で力があるので、それほど大変そうな感じでなくぼくを抱き上げたのだった。
直:こら、翼、下ろせよ、自分で行くから・・・
翼:日本からはるばる妻が来てくれたんだから、このくらいのことはしなきゃ・・・
直:誰が妻だよ、まったく・・・
翼:直に決まってるじゃん、オレの可愛いお嫁さん・・・
直:いつからそうなったんだよ・・・
翼:オレが直のこと引き受けるって言ったときからだよ。
直:だから、それは翼がひとりで決めたんだろう・・・
翼:ちゃんと直に言ったじゃんか、ごちゃごちゃ言ってないで、おとなしくするの。
直:まったくしょうがないんだから・・・
翼:ヘンタイの直がびっくりするくらい、可愛がってあげるからね・・・
直:翼、どうしちゃったの?
翼:このところさすがのオレも溜まってるのかなあ、なんか直とやりたくてしょうがないんだ・・・
どうもマカガラナエキスが効き始めているみたいだった。翼のこんなあやしく光る目を初めて見た。
直:溜まってるったって、何ヶ月もずっと溜めてるわけじゃないだろう?
翼:それに近いかも・・・
直:オナニーとかしなかったのか?
翼:オレすごく忙しかったし、それにもともとあんまりするほうじゃないし・・・
直:じゃあ、こっちに来てから一度も出してないのか?
翼:出してないわけじゃないよ、なんか疲れてると妙に夢精しやすいし・・・
直:そんじゃあ、けっこう夢精してたんだ・・・
翼:このところすごく変で、なんか週に一回くらいしてた・・・
直:どんな夢見て漏らしてたんだよ・・・
翼:例えば、直としようとしたら、急に直がいなくなって、探し回ってると、なんか足元の地面がなくなって、ふっとどこまでも落ちて言ってる感覚があって、ハッと目が覚めると夢精してたり・・・
直:なんかあんま色っぽくない夢・・・
翼:それから起きた時すごく嫌な感じがしたのは、嫌がる兄貴のモノを無理やり扱いて、兄貴にはオレののモノを擦らせる夢で、夢精しちゃったとき・・・ なんかオレってもう終わってるなって感じがした・・・
直:ブラコンの翼らしい夢かもね・・・
翼:それからもっとオレって終わってるなって思った夢は、ガマンしたションベンを思い切りする夢を見て夢精したとき・・・ これは直のせいだからな・・・
直:なんでぼくのせいなんだよ・・・
翼:直の癖がうつった・・・
直:いちばん最近はいつしちゃったのさ?
翼:二三日前かなあ・・・
直:そんで汚したパンツはどうしたんだよ?
翼:まだ、洗濯物用のカゴの一番下にいれてる・・・ だって忙しくてまだ洗濯できないんだもん・・・
直:それほしいなあ、ちょうだい・・・
翼:ヘンタイ、そんなものどうすのさ・・・
直:そりゃあ決まってるだろう、日本に持って帰って楽しむ。
翼:たぶんすごく臭くなってるよ・・・
直:翼の夢精の臭いならぜんぜん臭くない。
翼:でもあんま気持ちいい夢精じゃなかったから、ホント臭いかもよ・・・
直:しょうもない夢ばっか見て・・・ 例えばぼくと気持ちいことして夢精したことないの?
翼:ない。
直:しょうのないヤツ・・・ とりあえずそのパンツ見せて・・・
翼:クローゼットの洗濯物カゴの中に隠してるから・・・
ぼくはクローゼットを開けて、洗濯物が一杯入ったかごの中を探した。一番下にすこし湿ったローライズのボクサーがあった。けっこうたくさん漏らしたみたいで、染みが大きく広がり、まだ完全には乾いてなかった。スルメのような臭いが立ち上ってきた。
直:お宝発見・・・
翼:夢精で汚れたパンツをこれほど喜ぶなんて、ホントヘンタイだよね・・・
直:翼のじゃなきゃ、ほしくないよ・・・
翼:なんかちょっとハズい・・・ いい年して寝ている間に精液漏らしちゃうんだから・・・
直:寝てる間に漏らすからすごく気持ちいいんじゃないか・・・
翼:でもどうせ夢精するなら、せめて直と気持ちいことする夢見て思い切りしたいなあ・・・
直:夢じゃなくて、実際にしようよ・・・
翼:まったく直はすぐにそっちにいっちゃうんだから・・・
直:翼の夢精パンツの臭い嗅いだらこんなになっちゃった・・・
翼:なにがあっても直のここだけはいつも元気だよね・・・
直:なんだ、翼もけっこう勃ってきてるじゃん・・・
ぼくたちはディープキスをねちっこくやりながら、パンツを穿いたままテントの頂上をしばらく擦り合わせた。
翼:そろそろパンツ脱いで直接触ってよ・・・
直:どうしたの、翼、なんかいつもよりずっと積極的だね・・・
翼:なんか今夜のオレ、変な感じ・・・
いつもは翼はなかなか完全に勃起するのに時間がかかるのだけれど、そのときの翼は、パンツを脱がせると、きれいな色だけど完全に剥けたモノをきんきんに勃起させていた。
翼:直のパンツも脱がせてあげるね。オレの大好きな直の包茎チ♂ポ・・・
そう言って翼はいきなりぼくのモノを口にくわえて、刺激し始めた。亀頭と包皮の間に舌を入れてていねいにぬぐい始めた。さっきシャワーできれいに洗い流しているので、恥垢はもう残ってないはずだが、翼はさもおいしいものを舐めているみたいに、うっとりとした顔でぼくのモノをゆっくりと味わっていた。ぼくがけっこう感じやすいのを翼はよく知っているので、刺激する強さを加減して、ぼくがすぐにイカないようにしてくれていた。それでもそのまま刺激を続けられるとイキそうになってしまったので、体勢を入れ替えて次はぼくのほうが翼のカチカチになったモノを加えた。それはピンク色なので、見ただけでもおいしそうなのだが口に含むとかすかな塩味とともにとてもいい味がぼくの口の中に広がってきた。しばらくぼくは夢中になって翼のモノを舐め続けた。
そのあと、ぼくたちは時のたつのも忘れて、いろんな気持ちいいことを、モノが爆発しないように加減しながら、何時間も続けてしていたのだった。
そして翼が意を決したように言った。
翼:直、そろそろオレ限界、だから直に入れたいんだけど・・・
直:いいよ、でもやさしくゆっくりしてね・・・
翼:もちろんだよ、大事な直が嫌がるようなことはしないから・・・
直:今日はナマでいれてもいいよ・・・
翼:ダメ、あとで直が下痢したらつらいじゃんか・・・
直:別にそれはがまんできるんだけどね・・・
翼:直だけがつらいのはオレが嫌なの・・・
そのあと翼は、こわれものを扱うような注意深さでぼくのことを抱いた。いつも翼に抱かれるのはもちろん気持ちよかったのだけれど、こんなに大事に抱かれると、翼の思いが伝わってくるようで、ぼくのほうもいつもよりもさらに気持ちのいい体験で、安心して翼にすべてをあずけることができた。ぼくはあまりの快感の強さになんども気を失いそうになった。そして、翼のモノがぼくのうしろをさらに押し広げるように膨張し、そして大きく律動を始めた。ぼくはさらに気持ちよくなってしまい、ほとんど意識が朦朧とし始めていた。
翼:直、大丈夫?
直:なんか気持ちよすぎて、意識が薄れてた・・・
翼:じゃあ、つらくて気を失ったんじゃないんだね。
直:その反対、なんか安心して翼にすべてを任せてたって感じで、すげえ感じた・・・
翼:直、愛してるよ。
直:ぼくも・・・
翼:直、疲れただろう、長いことさせちゃってゴメンね・・・
直:ぼくだって気持ちよかったんだし・・・
翼:いつの間にかもう朝になってる・・・
直:ほんとだ、そんなになるまで夢中でしてたんだ・・・
翼:なんか、オレすごくすっきりした・・・
直:ぼくもすごくよかったよ・・・
翼:なんか直はちょっとヘンタイっぽいけど、オレにとっては癒しの天使なんだよね・・・
直:なんかすげえけなされた感じがする・・・
翼:ほめてあげてるのに・・・
直:翼、今日はどうするの?
翼:ゴメン、今日はまだ会社に行かなきゃならないんだ。
直:別にいいよ。ぼくは勝手に観光してるから・・・
翼:直、疲れただろう、もう寝なよ・・・
直:翼は寝ないの?
翼:オレは今寝ちゃうと、会社に行く時間に起きられそうにないから、もうこのまま起きてるよ。
直:じゃあ、ぼくは寝るからね・・・
翼:ゆっくり寝ていいよ。
そう言いながら、翼はぼくの体にシーツをかけてくれた。ぼくはだんだんと眠ってしまっていた・・・

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イスタンブールを観光する
朝、翼が出かけるときに、眠っているぼくに軽くキスをしてくれたので、目が覚めた。
翼:オレはこれから会社に行くけど、直はこのまま寝てていいよ。
直:もう行く時間なんだ・・・
翼:朝メシは、パンとかあるから適当に食べてね。
直:ありがと・・・
翼:直、今日は出かけてもいいけど、夕方5時にはここを出て空港に行くから、それまでには戻って、2泊3日の旅行できるような荷物だけ用意しててね。
直:わかった・・・ 旅行楽しみだね・・・
翼:じゃあ、オレは行くね・・・ 直はもう少し寝てたほうがいいみたいだね・・・
そう言って翼は出かけていった。ぼくは、いつの間にか朝になるまでしてしまったエッチのために、なんかあそこが熱を持っているようで、体が少しだるかったので、そのまままた眠ってしまっていた。
次に目が覚めるともう10時近かった。ぼくはシャワーを浴びて目を覚まして、キッチンのテーブルの上にあったフランスパン風のトルコパンにチェリーのジャムをぬって食べた。小麦の素朴な味がおいしいパンだった。あとは冷蔵庫にあったアイラン(塩味ヨーグルトドリンク)を飲んで、とりあえずトルコの最初の朝ごはんが終わった。

アパートを出て、駅まで歩いていき、タクシム広場まで地下鉄で行った。
広場付近でうろうろしているとすぐに日本語を話すじゅうたん屋の客引きにつかまってしまうので、イスティクラル通りを両側の店をひやかしながら歩いていく。ときどきレトロな路面電車が人ごみをかき分けるようにゆっくりと進んでいく。そのままチュネル(地下ケーブルカー)の乗り場に着いたけれど、下りは坂を下りるほうが面白いのでそのまま、狭い道を降りていく。両側には“Hongda”のバイク屋だとか電気部品店やCD屋などが並び、見ながら降りていくとあっという間に下まで着いてしまった。ここからは交通手段がトラムしかないので、タクシーを拾ってカーリエ博物館に行く。
カーリエ博物館の入り口

カーリエ博物館は、もともとはビザンチン時代に作られてた教会で、オスマントルコによる征服後は、ハギアソフィアなどと同じく、モスクに改造されている。そして第二次大戦後に、くわしい調査が行なわれ、壁の下から絢爛たるモザイクやフレスコ画が発見されて、それ以来博物館として運営されてきた。
ビザンチンの東方教会はカトリックに比べて、原初のキリスト教に近いせいか、偶像崇拝に対して厳しくて、あまり聖像は描かれてこなかったのだけれど、14世紀頃になるとビザンチン帝国も見る影もないほど衰えてしまい、たぶんいろんな縛りがゆるんできたせいなのだろう、美術的には最後の盛り上がりをみせる。確かにルネサンス以降の西洋絵画と比べると、記号的な画法で、自然な描写ではないが、それがかえって、描かれたキリストをはじめとする聖人たちの本質を伝えている気がする。
カーリエ博物館のフレスコ

カーリエ博物館のフレスコとモザイクをゆっくりと眺めたあと、博物館の前のレストランのテラスで軽い昼食をとったあと、テオドシウスの城壁に沿って、ぶらぶらと歩いていく。この辺はカーリエ博物館以外に観光するところはあまりないので、観光客もいない。イスタンブールの普通の下町が続いていて、路地の奥では子供たちがサッカーに興じているのが見える。
地下鉄の駅があったので、終点の繁華街まで乗った。地下鉄の駅から出ると、トルコ人の買い物客でごった返している。人ごみをかき分けてトラムに飛び乗って、さらに旧市街の中心のほうに行った。電停のすぐそばに有名な古いハマムがあるので、トルコ風呂でマッタリするのもいいとは思ったのだけれど、あまりゆっくりしていると、翼の指定する時間までにアパートに帰れなくなってしまうので、またの機会に行くことにする。ここからエジプシアンバザールまでは、下りなので、ぶらぶら歩いていくことにした。両側には布地や衣料品を扱う店がたくさんあって、たぶん地方から出てきたらしいトルコ人が大きな荷物を持って歩いている。観光客向けの店はほとんどないので、トルコの本来の商店の姿が見られて非常に面白い。緩い坂をだらだらと下っていくと、エジプシアンバザールの石造りの壁に行き当たった。ここは別名スパイスバザールと言われているだけあって、さまざまなスパイスを売る店が軒をつらねている。もちろん観光客向けのお土産品を売る店も多いのだが、このバザールにある店はけっこう良心的な商売をしているようだった。
エジプシアンバザールを見たあと、ガラタ橋を渡り、こんどはチュネルに乗って地下を上って新市街に着くと、ちょうどイスティクラル通りの始まるところに出た。駅の前にちょうどレトロ市電が止まっていたのでそれに乗って、ゆっくりと通りを窓から見物しながら、終点のタクシム広場まで行って、そこから地下鉄に乗って翼のアパートに帰った。
アパートに戻るとまだ、翼は会社から帰ってきてなかったので、ぼくはひとりでカッパドキア旅行の荷物の準備を始めた・・・

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アンカラに行く・・・
アパートに戻って、カッパドキア旅行に持っていく荷物を作っていると、翼が帰ってきた。
翼:直、荷物してるんだ・・・
直:もうすぐ終わるよ。
翼:5時にここ出るからね。
直:翼は荷物できてる?
翼:うん、できてるよ。
直:翼、疲れてない?
翼:徹夜したわりには、疲れてない・・・ 昨日飲んだサプリが効いたのかなあ・・・
直:まだあるよ、飲む?
翼:飲もうかな・・・ 
直:じゃあ、ぼくも飲むから・・・
そう言ってぼくは翼にまたガラナマカエキスのカプセルを飲ませた。昨日はそのききめのせいでぼくは翼に一晩中攻められたのだけれど、今日は翼もかなり疲れているようなので、今夜は一晩中ということはないだろう・・・
5時に翼が呼んでおいたタクシーが来たので、それに乗って空港まで行き、アンカラ行きの国内線に乗った。1時間ちょっとでアンカラ空港に着いた。タクシーで市内のホテルに着いたのは9時すぎだった。大きな吹き抜けのある近代的なホテルではあるけれど、部屋の中に入ると、インテリアがトルコ風で、けっこう旅情を感じさせる。
直:けっこういい部屋じゃん・・・
翼:気に入ってくれてよかった・・・ 2回目の新婚旅行だし・・・
直:翼、疲れてるだろう? 今日は早く寝ようよ・・・
翼:疲れてるんだけど、なんか目が冴えちゃって眠くないんだよね・・・
かなりガラナマカエキスがよく効いているようだった。
直:翼、シャワー浴びておいでよ・・・
翼:じゃあ、直もいっしょに浴びようよ。
直:いいけど、翼、今夜はどうしたの?
翼:いつもは直のほうからいっしょに浴びたがるのに、今夜は変だね・・・ 
そう言うと翼はぼく近寄ってきて、さっとぼくを抱き上げた。
翼:オレの大切な直、いっしょに旅行できてうれしいよ・・・
直:わかったから、下ろせよ・・・
翼:バスルームまでこのまま連れてってあげるから・・・
直:自分で行けるって・・・
翼:ダメ! 妻はだまってダンナの言うことをきくの・・・
直:だれが妻だよ。
翼:直に決まってんじゃん。そんな素直じゃないとこもかわいいよ・・・
こうなるとなにを言い返してもだめなので、しかたなくぼくは抱かれたまま、バスルームに入った。翼はぼくを下ろして、立たせるとすぐに来ているものを脱がし始めた。翼の手がぼくの体に触れるたびにぼくは快感を感じて、そしてすぐに勃起し始めていた。
翼:あいかわらず直は感度いいね、もうこんなになってる・・・
直:翼はどうなんだよ・・・
そう言ってぼくは翼の前を手で触ってみた。いつもならこの段階ではまったく柔らかいままの翼が、すこしだけれど勃起し始めていた。ぼくは愛撫するようにしながら、翼の服を脱がせていった。
そしてシャワーを浴びてお互いのからだを洗っているうちに、翼のモノもだんだんと硬さを増していき、ギンギンに勃ちあがってきていた。ぼくは完全に勃起した二本のモノを重ねて、手で握って刺激し始めた。翼もすぐにそこに手を添えてきたので、ぼくたちは重なり合ったモノをいたぶるようにねちっこく刺激をし続けた。早くイってしまわないように、ときどき手の動きを止めながら、ぼくたちは際限なくその行為に没頭していた。かなり時間が過ぎ、とうとうぼくは最後をむかえそうになって、ぼくのモノはさらに硬さを増していた。
翼:直、まだ、イっちゃだめ・・・
直:もうすぐ限界・・・
翼:すこし我慢して・・・ いっしょにイキたいから・・・
直:もうあんまり待てない・・・
ぼくは必死で、迫り来る最後のときを引き伸ばそうとしていた。無理にガマンしていると、射精はしていないのに白いさらさらした液体が漏れ始めていた。
直:もう限界・・・
翼:オレももう少しでイキそうだから、ほんのちょっとだけガマンして・・・
直:もうイキそう・・・
とうとうぼくはガマンできずに、激しく射精し始めていた。
翼:オレもイキそう・・・ あっ、イク、イク・・・
ぼくにすこし遅れて翼もものすごい勢いで精液を発射し始めた。二人が激しく噴出した白い液体は、最初は二人のアゴにあたり、そして胸から下腹までをベトベトにしていった。ぼくはあまりの快感の強さのためにほとんど腰砕けになりそうだった。長い射精が終わると、翼は急にしゃがんで、ぼくの射精したばかりでヌルヌルのモノをおいしそうに咥えた。翼の舌がぼくの尿道口を執拗に刺激すると、ぼくはまた何かを漏らしたようだった。
翼:直、どうしたの? なにか出てきたよ・・・
直:なんか射精の後、亀頭を刺激されるとなんか出ちゃうんだよね・・・
翼:おおっ、これがうわさの潮吹き?
直:かもしれない、でもションベンかもしれなよ、吐き出しちゃいなよ・・・
翼:なんでも直の漏らしたもんだったら、大丈夫だよ・・・
直:翼・・・
ぼくたちは快感の名残を楽しみながら、しばらく抱合っていた。
直:翼、疲れてるだろう、明日からの旅行に備えて、もう寝ようよ・・・
翼:そうだね、さすがに徹夜明けでこんなことすると疲れた・・・
そのあと、ぼくたちはきれいにからだのベトベトを洗い流して、そのまま疲れきって、翌朝まで熟睡をしたのだった・・・

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カッパドキアへ(その1)
アンカラのホテルのベッドで熟睡できたので、翌朝はかなり疲れもとれていた。窓の外を見ると、なだらかな丘の斜面に広がっている市街地が見えていた。ところどころにモスクのミナレットが見えるのがイスラム圏に来たことを感じさせる。翼も熟睡できたらしく、気持ちよく目覚めたようだった。
翼:久しぶりに熟睡できたって感じ・・・
直:疲れとれた?
翼:うん、だいぶとれたみたい。げっ、久しぶりに朝立ちしてる・・・
直:どれどれ・・・ おっ、翼元気だね・・・
翼:こら、直、触るんじゃないって・・・
直:すごいギンギンじゃん・・・
翼:ションベンが溜まってるだけだって・・・
直:そんなんじゃ、ションベンでないだろう・・・
翼:無理にでも出してくる。
そう言って翼はパンツの前を突っ張らせたままトイレに走っていった。しばらくしてすっきりした顔で翼はトイレから出てきた。
直:ションベン出せた?
翼:なんとか出した・・・
直:どうしたんだよ、翼、まだ少し勃起してない?
翼:なんか変なんだよね、ションベン出してもなんか小さくなってくれない・・・
どうも翼はまだガラナ・マカエキスの効き目がすこし残っているみたいだった。
直:じゃあ、この際思い切って、あっちを出したら、勃起もおさまるんじゃない?
翼:ば~か、こんな気持ちいい朝に、そんなことできるか。
直:気持ちいい朝がさらに気持ちよくなるんだよ・・・
翼:それはヘンタイの直だけだよ。さあ、朝ごはん食べに行こうよ。
直:そんな股間を膨らませたままレストランに行くのか?
翼:ぴちっとしたパンツ穿いて抑えるから、ゆったりしたハーフパンツはいていけば、外からはわからないよ。
そう言って翼はぴったりとしたボクサーを穿いた。ぴったりとしているので、生地に翼の半勃起の亀頭がくっきりと浮き出ていた。
直:うわあ、もっこりがすげえエロい・・・
翼:まったく、直はいつでもそこしか見てないもんね・・・
さっさと翼は着替えをすませた。ぼくもレストランに行けるくらいの格好に着替えて、二人で朝食を食べに行った。レストランの朝食は普通のビュッフェだったけれど、トルコ風の羊のスープやナスとひき肉の料理などもあって、トルコの特色をすこしだけれども出していた。
朝食後、ホテルのそばの地下鉄の駅まで歩き、地下鉄でアンカラのオートガール(バスターミナル)まで行った。
アンカラのバスターミナルは空港みたいに大きな建物で、三層になった乗り場からはひっきりなしにバスが発着していた。ぼくたちは案内所でギョレメに行くバス会社を教えてもらい、窓口でキップを買って、乗り場に行くと大型のバスがすでに乗客を乗せているところだった。
バスの乗り場は三階だったので、発車したバスは半円形のスロープを下りて、道路に出て行った。バスにはぼくたちを含めて10人くらいが乗っていた。比較的空いているなと思っていると、アンカラの郊外のバス停からかなりの人が乗ってきて、ほぼ満席になっていた。
ぼくたちは、幸い最前列の席を指定してもらっていたので、眺めは最高だった。すこしすると、車掌さんがコロンの大きなビンを持って客席を回り始めた。となりの乗客を見ていると、手のひらを出してコロンを手で受けて、首筋や腕にぬっていた。ぼくたちもすこしもらってみると、さわやかなにおいのするコロンだった。
またしばらくすると、こんどは車掌さんが紅茶を配り始めた。これももらって、優雅に紅茶を飲みながらのバスの旅となった。そうしていると紅茶を配り終えた車掌さんはこんどはお菓子の入った箱を持って、乗客に配り始めた。ぼくたちもそのパウンドケーキのようなお菓子をもらって食べた。ドライフルーツがたくさん入ったおいしいお菓子だった。
一時間ほど走ると右にトルコ一の塩湖が見えてきた。湖の表面が白い塩の結晶でおおわれている。周りは半砂漠のようなところだ。はるかかなたにごつごつとした低い山が見えていて、そこに吸い込まれるようにまっすぐの道が続いている。バスは一直線の道をたんたんと走り続けていた。となりでは翼が居眠りをしている。やはりまだ完全には疲れがとれていないのだろう。
アンカラを出て三時間ほどでネッシェヒールという街に着く。ここでバスを乗り換えなければならない。その間に旅行代理店に連れて行かれる。翼がどうせどこか旅行会社で申し込む必要があるんだから、いいツアーがあれば申し込むという。翼がどうしても熱気球に乗りたいというので、どんなのがあるかと聞いてみると、地球の歩き方でもおすすめの会社のものがあったので、翼は迷わず申し込みをした。それからぼくのほうは地下都市を見たかったので、そのツアーを探すと、最大級の地下都市とウフラーラの渓谷の岩窟教会を訪ねるツアーがあったのでそっちも申し込むことにした。
乗り継ぎのバスが来たので、それに乗って出発する。しばらく走ると、急に回りに妖精の煙突と呼ばれる奇岩が見え始め、カッパドキアらしい景色になってくる。
妖精の煙突
奇妙な景色の中をしばらく走ると、ギョレメの街に着く。
奇岩に囲まれた町の中をすこし歩いてホテルに行く。ホテルも奇岩の下をくりぬいて入り口をつけた、カッパドキアらしいつくりだ。
奇岩ホテル
翼:想像してたより、すごい・・・
直:でも中は快適そうじゃん。
翼:それにしても中はやっぱちょっと暗いね。
直:でもそのほうが外から見えないからいいかも・・・
翼:直はまったく、そっちのほうしか頭に浮かばないの?
直:だって翼を見ると感じて・・・
翼:それよりもこれから野外博物館にいこうよ。
直:まったく翼は色気がないんだから・・・
翼:ここに何しに来たんだよ、直は、まったく・・・
直:あれと観光と両方。
翼:じゃあ、あれのほうはあとにして、まずは観光をしようね。
直:ううう、あれもしたい・・・
翼:だからそれは、あ・と・で・・・
それからぼくたちは午後の観光に出かけた・・・

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カッパドキア(その2)
ホテルですこし休んでから、ぼくたちはギョレメの町の観光に出かけた。とりあえずは町外れにある野外博物館に行くことにして、奇岩の並ぶ道を歩いていった。ホテルから15分ほど歩く、博物館の入り口に着いた。
野外博物館の中に入ると奇岩が重なるようにしてそびえていた。
野外博物館
岩にあけられた穴の中には大小の教会や居住スペースになっていて、大きな教会の中は、美しい絵で飾られていた。
キリストのフレスコ
ここに描かれた絵も、やはり偶像破壊運動の後に描かれたもので、12世紀ごろのもののようだ。ただイスタンブールのカーリエ博物館の絵にくらべると、ちょっとプリミティブな感じがする。ただこの不毛の大地の奇岩に掘られた教会にはとてもふさわしいと思われるようないい絵ではある。
夏休み中なので、トルコ人の高校生や大学生も多く見物していて、あるグループの一人の学生がぼくたちに英語で話しかけてきた。
学生:ひょっとして日本人ですか?
翼:そうだよ、それからオレはすこしトルコ語も話せるけど・・・
声をかけてきた学生たちは、翼がトルコ語を話すのですこし驚いたような顔をしていた。しばらくトルコ語で学生たちと翼の会話が続いた。
翼:いっしょに写真とってもいいかって・・・
直:もちろんいいよ。
翼:彼らは初めて日本人と話したんだって。だから記念に写真がほしいみたい・・・
直:彼らは大学生?
翼:高校生らしいよ。
直:へえ、けっこう大人っぽいね。
彼らとならんで写真を撮ってもらい、できた写真はあとで翼のところへメールしてくれるらしい。
一組のグループと写真を撮ってしまったら、次から次へと他の学生のグループがぼくたちといっしょに写真を撮りたがり、それからしばらくは撮影会になってしまっていた。
直:他に日本人もいるのになぜぼくたちばかりに声をかけてくるんだ?
翼:年が近いと思われたんじゃない? オレだってイスタンブールでは高校生くらいに見られたことあるもん。
直:翼は可愛いからよけいそうなんだよ。
翼:直だって、いつも無防備なマヌケ顔してると、オレより年下に見られたりして・・・
直:やっぱ、可愛くねえ・・・
翼:そうだ、あとでドンドルマ食べよう!
直:伸びるアイスだろ、食べたい食べたい!
翼:ホント直は扱いやすい・・・
直:翼、なんか言ったか?
翼:ううん、なんにも言ってないよ。
ゆっくりと野外博物館を見てから、ぼくたちはまた来た道をゆっくりと歩いてギョレメの街に戻り、まだ夕食には早かったので、ホテルに戻って、部屋の前のプールで泳ぐことにした。部屋で着替えて、ドアを出ると数歩歩くとプールがあるのだ。翼は15メートルくらいしかないプールをなんども往復してガシガシ泳いでいる。ぼくは翼を邪魔しないように端のほうでのんびりと泳いだ。夏とはいえ、カッパドキアは砂漠に近い気候なので、日が沈むと急に涼しくなってくる。ぼくたちはだんだんからだが冷たくなって来たので、泳ぎは切り上げることにした。部屋の入り口の前に行くと、となりの部屋の人たちが、ドアの前のベンチに座って夕暮れの空を眺めていた。ぼくたちはその前を、濡れた体のままで足早に通り過ぎて、自分たちの部屋に入った。そしてすぐにバスるーむに入って、シャワーの栓をひねったのだけれど、お湯がなかなか出てこない。
翼:からだ冷えちゃっただろう?
直:翼は大丈夫?
翼:オレはけっこう本気で泳いでたから、それほどは冷たくない。早くお湯でないかなあ・・・
直:やっぱ、近代的なホテルとは違うよね・・・ 冷えたらションベンしたくなって来た。
翼:トイレに行ってきなよ・・・
直:冷たいよう・・・ どうせ水着濡れちゃってるんだから、このまましていい?
翼:まさか、海パン穿いたまま、漏らそうってわけじゃないよね・・・
直:そのまさかだったりして・・・
ぼくはからだが冷えたせいか、もう我慢も限界にきていた。ぼくは翼を抱き寄せてからだをくっつけてから、括約筋を思い切り開放した。急に大量のションベンが漏れ始め、ぼくのビキニの中に溢れ、そして生地の外に勢いよく漏れ出していった。股間の辺りがまず暖かくなり、そしてその暖かさは滝のように足をつたって下に流れ落ちていった。
翼:うわっ! 直、とうとうパンツ穿いたままションベン漏らしちゃったね・・・ オレのほうまで暖かい直のションベンが染みてきてる・・・ 
直:なんか暖かくなって気持ちいい・・・
翼:まだまだじゃあじゃあ出てくるんだね、ションベンすごい溜まってた?
直:出始めたら止まんない・・・ 
翼:なんか直がションベンしたら、オレもションベンしたくなっちゃった・・・
直:翼も漏らしちゃいなよ・・・
翼:そうしたいんだけど海パンでも穿いたままだと、出しづらいね・・・
そう言って、翼はなんとかションベンを出そうっとしばらくがんばって、そしてぼくのションベンが終わる頃、こんどは翼のションベンが漏れ始めた。
翼:うわっ、ションベン出ちゃったよ・・・ 海パンの中が熱いションベンで溢れてきた・・・
直:ホントだ、翼のションベン、すげえ熱い・・・
熱いションベンが翼の水着のなかからあふれ出してきて、こんどはぼくの水着に染みてきた。一度出し始めると翼も止めることができないのか、大量のションベンを漏らし続けた。
直:とうとう翼もオモラシしちゃったね・・・
翼:あ~あ、とうとう全部漏らしちゃった・・・ 直の癖がうつっちゃったよ・・・
直:翼のションベンのいい匂いがする・・・
翼:直のヘンタイ!
やっとお湯が出始めたので、ぼくたちはションベンでグショグショになった水着を脱いで、からだを洗った。ぼくはもちろんションベンプレイでチ♂ポはギンギンになっていたけれど、翼はそれを無視してさっさとそこをよけて、ぼくのからだを洗ってくれた。
直:これ、なんとかしたいんだけど・・・
翼:からだ拭いて、乾いたぱんつ穿いたらなんとかなるでしょ!
直:そう言う意味じゃなくて・・・
翼:おなか空いちゃった、直はおなか大丈夫?
直:そう言えば、けっこう空いてる・・・
翼:じゃあ、さっさとからだふいて、レストランに行こうよ。
しかたなくぼくは、大きくなったモノをパンツの中に押し込んで、その上にハーフパンツを穿いた。
部屋の外に出ると、先に出ていた翼が、となりの部屋の老夫婦と英語で話をしていた。
翼:こちらのご夫婦、リトルブリテンってとこから来たんだって・・・ どこなんだろう・・・
直:フランスのブルターニュ地方のことだよ。
翼:ブリテンって言うから、イギリスのどこかの地方かと思っちゃった。
直:こんばんは、フランス語、もちろん話せますよね?
老夫婦:もちろんだよ、私たちはフランス語で育ったからね。君はフランス語をどこで習ったんだい?
直:大学で習いました・・・
老夫婦:フランスの大学?
直:いえ、日本の大学で・・・
老夫婦:発音がきれいなんで、フランスで勉強したかと思ったよ。
直:バカンスですか?
老夫婦:私らはもういつでもバカンスみたいなもんだがね、夏のトルコに来てみたかったんだ。
直:カッパドキアにはしばらく滞在するんですか?
老夫婦:後一週間位したら、エーゲ海のほうに行きたいと思ってるんだ。
直:いいですね・・・
老夫婦:フランス語で話していると、お友達が困った顔をしていて、かわいそうだ。これからどっか行くのかい?
翼:いいレストランがあったら夕メシ食べようと思って・・・
老夫婦:昨夜私たちが行ったレストランは良かったよ。そこで良ければ行ってみるといい。
ぼくたちはそのレストランの場所を聞いて、行ってみることにした。老夫婦と別れてホテルを出ると、ギョレメの街は奇岩がライトアップされて、幻想的な風景だった。
翼:夜はきれいだね・・・
直:翼と見れて良かった・・・
翼:オレも・・・
(続く)



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カッパドキアのホテルで(その3)
レストランからホテルに戻ってくると、時間はけっこう遅くなっていた。
翼:もうすこし飲みたい気分・・・
直:フロントでビールもらってこようか?
翼:いいね。
直:じゃあ、ちょっともらってくるね。
そう言ってぼくはフロントに行って、冷蔵庫からエフェスビールを2本出してもらい、部屋に持って帰った。
直:けっこう冷えてるよ。
翼:やっぱビールは冷えてないとね。
直:そうだ、ぼくはまたサプリ飲むけど、翼は?
翼:直の持ってきたサプリ、けっこういいよね、飲み始めてからよく眠れるようになった。
直:ホント、じゃあ今夜も飲みなよ。
ぼくの持ってきた錠剤を、翼は疲労回復剤と思っているので、わりと素直に飲んでくれる。よく眠れるようになったのは、たぶんストレスで大変だった仕事から離れたせいだろう・・・
翼:なんか疲れちゃった、もう眠いから、オレ寝るよ。
直:もう寝るの? じゃあ添い寝してあげるね。
翼:添い寝するだけだぞ、変なことするんじゃないぞ、オレは寝るんだからね・・・
直:軽く運動したほうがよく眠れると思うよ。
翼:じゃあ、直、ひとりでしたら?
直:翼がいるのにひとりでするなんて、さみしすぎる・・・
翼:直はなにをひとりでするつもりなんだよ・・・
直:きまってるじゃん、アレ・・・
翼:オレは言ったのはストレッチとかの運動のことだよ。
直:だからそっちじゃなくて気持ちいい運動・・・
翼:もう、オレ、眠いの・・・ だから、寝させて・・・
そう言って翼は目を閉じたと思ったら、すぐにスースーと気持ち良さそうな寝息をたて始めた。翼のパンツの中に手を入れて触ってみても、小さくなったままだった。ぼくはあきらめて、眠ることにした。ガラナ・マカエキスをふたりで飲んだのは無駄になってしまっていた。
ぼくも疲れていたのか、けっこう熟睡できたようだった。
そして早朝、ぼくのすぐとなりに寝ていた翼が動く気配でぼくは目が覚めた。
直:あれ翼、どうしたの?
翼:ううん、なんでもない・・・
なんか翼はいつになく困ったようなバツの悪そうな顔をしていた。
直:まさか、翼、寝ションベンしちゃったとか・・・
翼:するか! 直じゃあるまし・・・
直:じゃあ、その困ったような表情してるのはなんだよ・・・
翼:寝ションベンはしなかったけど、パンツは濡れた・・・
直:ということは、アレ?
翼:オレ、こっちに来てから、なぜかよく夢精するようになっちゃて・・・
直:日本にいる頃だってしてなかったわけじゃないだろう?
翼:オレ、こっちに来てから、ひどいときは一ヶ月に何回もしちゃうんだよ・・・
直:別に夢精くらいいいじゃんか。それに気持ちいいし・・・
翼:直みたいに、気持ちいいだけの夢精じゃないの・・・
直:じゃあ、今日はどうだったんだよ。
翼:微妙・・・
直:いっぱい漏らしたのか?
翼:パンツ、グチョグチョ・・・ 気持ち悪い・・・
直:そんで、今日はどんな夢見て夢精したんだよ?
翼:変な夢だったんだ・・・ イスタンブールのオレの部屋に直が来て、ベッドにいっしょに寝てたら、なんかオレのほうまで濡れてきたんだ。そんで直のほうを見ると、直は寝ションベンの真っ最中で、エクスタシーの表情してるんだ。そんでオレも気持ちよくなりたくて、直のパンツ脱がせて、足を持ち上げて、後ろにオレのモノを挿入したんだ。そうしたら、直はまたオレに貫かれながらションベンを絶え間なく漏らして、結局オレはションベンの臭いの充満するのを感じながら、直の中で爆発したんだ。と思ったら、ハッと目が覚めて、オレは自分のパンツの中に射精してる最中だったんだ。こればっかりは途中で止められないし、だからオレはなすすべもなく、パンツが気持ち悪くドロドロになるのを感じながら、射精を続けたってわけ・・・
直:どれどれ、パンツ見せてみ・・・
そう言ってぼくは翼の毛布をめくった。栗の花の香りが鼻をついた。翼のパンツは前のほうがかなりの範囲にわたって染みになっていた。
直:すげえ、寝ションベンしたみたいな濡れ方・・・
翼:変だよね、それほど気持ちよくないときに限って、すげえ大量に漏らしちゃってるんだよね・・・
直:これだけ濡れると、気持ち悪いのよくわかるよ。ほら脱がしてあげるから、腰をすこし浮かせて・・・
よほど気持ち悪かったのか、翼はすぐに腰を浮かせてぼくがパンツを脱がせるのに協力してくれていた。
直:すげえ、中はすげえ量の精液でベタベタになってる・・・
翼:こら、直、人のパンツ持って、よだれ垂らすんじゃない。
直:すげえお宝・・・ ねえ翼このパンツ欲しいなあ・・・
翼:そんな汚れたパンツどうするんだよ、ヘンタイ。
直:新婚旅行中にもかかわらず、となりにぼくがいるのに翼が夢精してしまった罰として、永久保存・・・
翼:となりに直がいるのに夢精したのはゴメン・・・ でもパンツは・・・
直:没収!
翼:そんなもののどこがいいんだよ・・・
直:全部・・・
翼:ヘンタイの直にはなに言っても通じないか・・・
直:よし、お宝ゲット・・・
翼:なんかこのごろ、オレ変かなあ・・・
直:どうしたの?
翼:さっき夢精して漏らしたばかりなのに、またなんか勃ってきちゃうんだよね・・・
確かに、自分の精液でぬらぬらとしている翼のモノがすこし起き上がり始めていた。ぼくはそれを見ると溜まらず、そのまま口に含んでしまっていた。翼の精液のしょっぱい味がしていた。ぼくは69の体勢になり、勃起し始めていたぼくのモノを翼の顔の前に突き出した。翼はいつになく簡単にぼくのモノを咥えてくれていた。ふたりでフェラチオするピチャピチャという音がしばらく響き続けた。翼は感じやすくなっているのか、いつもよりもずっと早く最後をむかえた。ぼくの口の中の翼のモノが、大きく弾けて、二回目と思えない量の精液が発射されてきた。ぼくは律動を続ける翼のモノに舌で優しく刺激を続けた。そして、ぼくのほうもとうとう翼の舌の刺激で、爆発を始めていた。ぼくはさらに大量の精液を翼の口の奥に発射し続けた。そしてふたりの射精が終わった後、ぼくはからだの向きを変えて、翼にキスをした。栗の花の匂いのするキスだった。
直:翼、いっぱい出たね・・・
翼:直だっていっぱい出したじゃん・・・
直:翼、愛してるよ・・・
翼:オレも・・・
ぼくたちはきつく抱合ってまたキスをした。そうしてカッパドキアでの最初の朝を迎えたのだった・・・

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