世界地図は夜作られる
男のオネショについて、あんな事こんな事(体験談や思い出等)を語り合いましょう。ゲイ表現が含まれていますのでご注意ください。
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カッパドキアの朝
カッパドキア最初の朝、ぼくたちはまだ暗いうちに起きて、歯を磨いて顔を洗っただけで部屋を出た。そしてホテルの前からぼくたちは迎えのワゴン車に乗った。ワゴン車にはすでに年配の数人のグループが乗っていて、彼らは奥に詰めてくれて、ぼくと翼の席を作ってくれた。
翼:おはようございます。
女性:おはよう。日本の方ですか?
翼:はいそうです、皆さんはどちらから?
女性:私たちはオーストラリアから来たのよ。
翼:オレたちも遠くから来てるけど、もっと遠くからですね。
女性:私たち、去年は日本に行ったのよ。東京と京都とそれからええとどこだったかしら・・・
翼:奈良とかですか?
女性:そうそう、奈良にも行って、大きな仏像を見たわ。
そんなことを話しているうちに、ワゴン車は開けた草原に着いた。そこには巨大な熱気球がだんだんと大きく膨らみ始めていた。
ワゴン車を降りて、ぼくたちの乗る熱気球のゴンドラの前に行くと、まず乗るときの注意事項があった。いろいろと説明を受けて、最後に熱気球が着地する時に、ゴンドラがひっくり返ることもあるので、その時の体勢のとり方を、実際にみんなでやってから、やっとゴンドラに乗り込んだ。頭の上で火がたかれて、熱気球はゆっくりと空に上がっていく。まだ夜が明けてない時に高いところに上がって、そこから日の出を見ようというわけだった。夜明け前は気流がいちばん落着いたときなので、熱気球は静かに空へと上っていった。
上っていく熱気球
他の熱気球を下に見ながら、ぼくたちの乗った気球はどんどん上昇していった。
直:うへ、すげえ上ってきたね・・・ なんか下半身がムズムズする・・・
翼:高いとことが怖くて、ションベン漏らしたりするなよな、恥ずかしいから・・・
直:そんなことするか、べつに怖いわけじゃない・・・
翼:まさかとは思うけど、直、こんなときに発情したんじゃないだろうね・・・
直:ば~か、高いところに来ると、なんか下半身がムズムズとしてくるだろうが・・・
翼:直のことだから、それが快感に変わったりして・・・
直:こんなすげえ景色の中で、さすがに発情したりしねえって・・・
翼:ふうん、カッパドキアの景色はすごいね、あのドスケベの直にそんなことを言わせるんだから・・・
直:相変わらずかわいくねえな・・・
翼:オレは可愛くないの、まだわかんないの? あっ、そろそろ日が昇るんじゃない?
直:ホントだ、地平線がすげえ明るくなってきてる・・・
翼:こんなに静かに空に浮かんで、荘厳な朝日を直と見れてよかった・・・
直:ぼくも翼とこんなすげえ景色を見れてよかった・・・
そういいながらぼくは翼の手を握った。翼も強く握り返してきてくれた。地平線から朝日が昇り、あたりが明るくなってきていた。
熱気球は意外に自由な方向に動くことができるらしく、カッパドキアの特徴的な奇岩の丘の稜線上を意外に速い速度で低空飛行したり、また高く上ってカッパドキアの大地を俯瞰したりして、飽きることがない。
離陸から二時間ほどして、熱気球は木がまばらに生えた草原に着陸した。着陸する時にそばにあった杏の木に接触して、ゴンドラがちょっと傾いたが、ひっくり返ることもなく無事着陸することができた。着陸してしばらくすると、熱気球を回収するトラックや、乗客を運ぶワゴン車がやってきた。熱気球をどうやってトラックの荷台に乗せるのかと思ったら、またすこし火を燃やすと、すこし浮き上がるので、その下にトラックを動かして、ちょうど二台の上に来たときに火を消して、熱気球を下ろすと、ゴンドラはうまく荷台に乗ってしまう。そして気球がだんだん下に倒れてきて、地面に横倒しとなったら、乗っていた人が全員で中の空気を抜いてぺちゃんこにして、そしてたたんでそれもトラックに載せると、撤収完了である。
そのあと草原にテーブルが広げられて、パンと飲み物が出されて、立ったままの軽い朝食となった。みんな暗いうちから起きて、熱気球にずっと乗っていたので、お腹が空いているせいか、次々のテーブルの上のパンに手が伸びている。
そして迎えのワゴン車に乗り込んで、ホテルに戻った。するとその日ぼくたちが参加する予定だったツアーの車がもう迎えに来たとフロントの人が言う。僕たちがまだ帰っていないので、先に他の参加者を迎えに行ったが、もうすぐまたホテルのほうに戻ってくるだろうと言う。ぼくたちは部屋に戻らず、そのままロビーで待っていると、まもなく迎えの車がやってきた。(続く)

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翼に会いに(その3)
翼のアパートを出てタクシーでぼくたちは空港に向かった。これから4泊の予定で旅行に出かけることにしたからだ。翼がゆっくりしたいということなので、一箇所のホテルに4連泊することになっていた。飛行機の出発までに軽く朝食を食べていると、ほどなく搭乗の時間が来た。
飛行機に乗って2時間半で目的地のマルコポーロ空港に着いた。あまり大きな空港ではないのでほどなく外に出ることができた。
翼:ここから空港バスだと20分位で着くらしいけど、そのあとまたヴァポレットに乗らなきゃならないんだって。空港から直接サンマルコ広場に行けるヴァポレットもあるけど、あっちこっち寄っていくから、1時間以上かかるみたいだね。
直:ヴァポレットで行きたいなあ、まだ午前中だし、時間はたっぷりあるだろう?
翼:じゃあ、そうしようか、ほらあそこにヴァポレットの乗り場まで歩いて7分て書いてある。
直:そのくらいなら、行こうよ。
ぼくたちは荷物も少なかったので、ヴァポレットの乗り場へ続く通路を歩いていった。乗り場に行くとちょうどムラーノとリドを経由してサンマルコの先まで行くヴァポレットが出発するところだったので、ぼくたちはそれに乗った。しばらくすると遠くの方にヴェネツィア本島が見え始めた。ムラーノ島に寄って、さらにリド島に寄り、サンマルコをすこし過ぎた船着場に止まった。
ヴァポレットを降りてサンマルコ広場の方に歩いて行く。
直:おっ、このカフェ、ヘミングウェイがよく来てたとこらしいよ。
翼:ヘミングウェイって、あのヘミングウェイ?
直:そう、誰がために鐘はなるとか書いた人。
翼:ヴェネツィアは昔からいろんな人が来てるもんね。
ぼくたちはとりあえずサンマルコ広場に入っていった。
翼:すげえりっぱだね・・・
直:ヴェネツィアに来た人たちを驚かすために、広く見えるようにしたらしい。
翼:サンマルコ教会って、なんかイスタンブールにあってもおかしくない・・・
直:ビザンチン様式を模倣してるからね。
翼:直といっしょにここに来れてよかった・・・
直:翼、お腹減らない?
翼:うっ、脱力、もうせっかくいい雰囲気になってるのに、直はどうしていつもそうなんだよ・・・
直:だってお腹すいたし・・・
翼:はいはい、なんか食べに行こう。
サンマルコ広場を出たところにレストランが並んでいる通りがあったので、人がそこそこ入っているところをにぼくたちは入った。プリフィクスでイカスミのパスタを食られるコースをゆっくりと食べた。
そして腹ごなしにヴェネツィアの路地を遠回りして歩いてホテルに行った。ホテルは小さな運河に沿って立っていた。案内された部屋は意外に広くて、窓の下には運河が見えていた。そしてサンマルコの鐘楼も上のほうが見えてなかなか眺めが良かった。しばらく部屋で景色を眺めてから、ぼくたちはヴェネツィア散歩に出かけた。まずはリアルト橋まで路地を迷いながら歩いて行った。リアルト橋を見て、今度はドイツ商館やら、大運河沿いの建物をすこし見て、さらに歩いて行くとだんだんと観光地からは離れてきて、スーパーマーケットがあったりして、イエズス会の建物の前を通って、今度はサンマルコとは反対側の海側に出た。
翼:あれがサンミケーレ島で、その向こうにさっき通ってきたムラーノ島があると思う。
直:こっちはホント観光客少ないね。
翼:あそこにカフェがあるから、入る?
直:うん、ビールでも飲みたい。
ぼくたちは海辺の通りに椅子とテーブルを並べているカフェに入ってビールを飲んだ。目の前には海とすぐ向こうにサンミケーレ島が見えていて、眺めが良かった。
そしてまたヴェネツィアの来た時とは違う路地をあちこち見ながらサンマルコ広場まで帰ってきた。
翼:晩ご飯どうする?
直:今日はホテルのレストランで食べたいな。
翼:そうだね、けっこう良さそうなレストランだったね。
直:どうせちゃんと食べたら2時間以上かかるから、ホテルで食べたらすぐに部屋に帰って、楽しいことができるし・・・
翼:まったく直は食い気と色気と、それしかないもんなあ・・・
とりあえずホテルのレストランの運河沿いの席に座ってぼくたちはディナーを3時間近くかけて食べた。食べながら最初はビールを飲んでいたけれど、途中からはワインに変えたので、けっこうぼくは酔ってしまっていた。
部屋に戻るとぼくは酔いのせいでベッドに倒れ込むように横になった。
翼:ほら、直、寝るんだったら、着替えなよ。
直:寝ない、ちょっと休んだら、する。
翼:なにをするんだよ。
直:きまってるだろう、アレ・・・
翼:もう半分寝てるくせに。
ぼくは眠かったけれど、とりあえず着ているものは脱いで、パンツだけになった。
直:ほら、翼もこっちにおいで。
翼:まったくしょうがないなあ・・・
直:ほら、ぼくの触って・・・
翼:あれ、あんまり勃ってないじゃん。
直:翼が触ってくれれば、すぐに勃つ・・・
ぼくは翼の手がぼくのパンツの中に入ってきて、静かに刺激し始めたのを感じていた。そしてその後の記憶は途切れてしまっていた。
翌朝、目が覚めると、となりで翼が静かに寝息をたてて眠っていた。ぼくは翼のパンツの中に手を入れてみた。翼のモノは朝立ちでギンギンになっていた。ぼくはそれをゆっくりとこすっていた。
翼:うわっ、もう、直ったら、スケベ。
直:ギンギンになってたから、触ってみた・・・
翼:これは朝立ちだよ・・・
直:ほら、ぼくのも触ってみてよ・・・
翼:直のはスケベ立ち?
直:ば~か、どっちだって同じだよ。
ぼくたちはパンツを脱いで、横向きに向き合って寝て、二本のモノを重ねて刺激した。ぼくたちは我を忘れて快感の渦にのまれていった。どのくらい時間がたったかわからないくらい熱中していたが、とうとう最後の時が来たようだった。ぼくのほうが先に激しく爆発した。そしてぼくの射精が終わらないうちに今度は翼も激しく白いマグマを発射し始めた。ぼくたちはお互いの下腹部のあたりに大量の精液を噴出したのだった。ぼくたちはしばらく快感の余韻にひたっていた。
直:翼、すげえ良かった。
翼:オレもだよ、直、愛してる。
直:ぼくも愛してる。
ぼくたちは長いキスをしてから、後始末をした。
そしてシャワーを浴びてから、レストランで朝食を食べて、またしてもヴェネツィア散歩に出かけたのだった。

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翼に会いに(その2)
ベッドから起き上がり、翼はクローゼットを開けて中から小さな包みを取り出した。
直:なんだよ、それ・・・
翼:紙オムツだよ、ほら、つけてあげるから直、パンツ脱いで。
直:しかたないなあ、アレできないなら、オネショでガマンするか・・・
ぼくがパンツを脱ぐと、翼はうれしそうにぼくの腰をすこし持ち上げてその下に紙オムツを置いて、そのあとじょうずに紙オムツをつけてくれた。
翼:うわあ、直みたいに整った顔のいい男がオムツしてるのはけっこう萌えるね。
直:バ~カ、寝るぞ。
翼:安心してオネショしていいぞ。
直:安心して出しすぎて横モレしたらどうするんだよ。
翼:横モレくらいはだいじょうぶだよ。
直:なんかもう軽くションベンしたくなってきた。
翼:眠いんでしょ、さっさと寝たら。
直:まだ時差ぼけが・・・
翼:おやすみ、直・・・
直:・・・
そして夜中の4時頃、ぼくは突きあげるような激しい尿意で目を覚ました。膀胱が破裂しそうなほどションベンが溜まっていた。すぐ横には翼が気持ちよさそうに眠っていた。とりあえずトイレに行こうと起き上がろうとしたら、膀胱のあたりが痛くなってきて、ヤバいと思ったそのときにチ♂ポの先からションベンがチョロチョロと漏れ始めた。布団を濡らすとまずいと思って腰のあたりを触ると、紙オムツが手に触れた。そういえは昨夜寝る前に翼に紙オムツをつけられたのだった。ぼくは安心してションベンを勢い良く漏らし始めた。紙オムツの中は吸収しきれないションベンがチ♂ポのまわりを洪水のように渦巻いて熱いくらいだった。あまり勢い良く出していると、横モレしそうだったので、ぼくは必死でションベンの勢いを弱くした。そのせいでぼくのションベンオモラシはいつまでたっても終わらなかった。それにしてもびっくりするほどションベンは長く出続けてから、やっと止まった。紙オムツは優秀でほとんど横モレしていないみたいだった。ぼくは股間の暖かさを気持ちよく感じながら、またそのまま眠ってしまっていた。
そしてしばらく寝たあとぼくは翼に起こされたのだった。
翼:まったく安心しきったような顔して、気持良さそうに寝てたね。
直:ふわあ、もう起きる時間?
翼:ちょっと早めだけど、目が覚めたから起きようと思って・・・
直:なんかよく寝たなあ・・・
翼:直、オレに言わなきゃならないことあるだろう?
直:えっ、なに?
翼:直ったら、気づいてないわけ?
直:気づくって?
翼:まったく直は・・・ 直の紙オムツ、蒸れたようなオネショの臭いがプンプンしてる・・・
直:げっ、そうだった・・・
翼:まったく、直はオネショなんかして・・・
直:これは、オネショじゃなくて・・・
翼:言い訳なんかするなよ。
そう言って翼はぼくの紙オムツをはずした。
翼:ほら、オムツグショグショじゃないか、まったく直は・・・
直:ゴメン、いっぱいやってしまった・・・
翼:それにしてもオムツが直の大量のオネショを吸い込んでずっしりと重くなってる、もしオムツしてなかったらすげえ世界地図描いてただろうね・・・
直:オムツにするより、世界地図描いたほうが気持ちいいんだけどね・・・
翼:バ~カ、まったく直は子供みたいにオネショばっかして、ホントしかたないんだから・・・ でもオレがちゃんと後始末してあげるからね・・・
鼻歌でも歌いそうなくらいの上機嫌で翼はぼくの濡らしてオムツの後始末を始めた。
翼:ほら、直、早くシャワーでオネショの臭いを流してきなよ、あんまり時間ないからね・・・
ぼくたちはシャワーを浴びただけでアパートを出た。タクシーに乗って空港まで行った。


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翼に会いに(その1)
今年は夏休みをちょっと遅目にとることにして、9月に一週間休むことにした。
夏休みの初日は朝マンションを出て、10時前に成田に着いた。さっさとチェックインを済ませて、カフェに入って翼にこれから飛行機に乗るというメールを出した。
昼頃に飛行機に乗って約12時間でイスタンブールに着いた。そして入管して荷物をとって外に出るまでは1時間くらいかかてしまった。出口を出ると翼が笑いながら手を大きく振っていた。
翼:直、来てくれて嬉しいよ、疲れなかった?
直:あんまり眠れなかったから、ちょっと眠いけどそれほど疲れてない。
翼:とりあえず夕飯時だから、どっかでメシ食っていこう。
直:どこかいいところあるの?
翼:すげえ眺めのいいレストランに連れてくよ。
直:それは楽しみ。
ぼくたちはタクシーに乗って旧市街の方に行った。タクシーはあるホテルの前で止まった。僕たちがタクシーを降りてスーツケースをトランクから取り出すと、ドアボーイが宿泊者と思って急いで近づいてきた。翼がレストランを利用するだけと説明しているようだった。
翼:食事の間、荷物は預かってくれるって。
直:さすがはホテル・・・
翼:たまに日本から来た人を連れてくるんだ、このホテルには。
ホテルの最上階のレストランに上がると、イスタンブールが一望できた。ちょうど夕暮れの街がだんだん暗くなり始める頃の一番美しい風景だった。
翼:すごいでしょ、ここの眺め・・・
直:こんなに眺めの良いところが街中にあったんだ・・・
翼:今日はスズキがおすすめだって言ってるけど、どうする?
直:いいよ、名物なんでしょう?
翼:まあそういうことになってるね、まあとりあえずは新鮮みたいだから。
直:じゃあそれにしようよ。
ぼくたちはエフェスビールを飲みながら、トルコ風のサラダを食べ、そのあとメインのスズキの香草焼きを楽しんだ。
翼:デザートはどうする?
直:トルコに来たんだから、ドンドルマ。
翼:そう言うと思った、でもあるかなあ・・・
そしてデザートのドンドルマを食べたあと、ぼくたちはまたタクシーに乗って翼のサービスアパートに行った。相変わらず生活感のない部屋に入ると、ソファのサイドテーブルに前にふたりで京都で撮った写真が飾られていた。
直:なんだよ、この写真、ひでえ顔してる・・・
翼:いかにも直らしいでしょ、その写真。
直:何もこんな顔のを飾らなくても・・・
翼:直のそのマヌケな顔見てると、なんかなごむんだもん・・・
直:まったく、しょうがないなあ・・・
翼:直って、ふつうにしてるとすげえイケてるのに、ときどきこんな無防備な顔すると、かわいいよね。
直:こらあ、ぼくのほうが年上なんだぞ・・・
翼:怒った顔もかっこいい。
直:まったく・・・
翼:ほら、そんな怒らないで、シャワーでからだ洗ってあげるからさ。
直:ホント、シャワー浴びたい。
翼:まったく扱いやすいんだから・・・
直:なんか言ったか?
翼:なん言ってないよ、ほらシャワー。
ぼくは翼に服を脱がせてもらった。当然のことながらすでにギンギンになっていた。
翼:まったく直はいつも元気だねえ・・・
直:溜まってんだよ・・・
翼:溜まってなくても元気なくせに・・・
直:バ~カ・・・
久しぶりということもあって、翼がぼくのからだをていねいに洗ってくれた。ぼくはそれだけでもイキそうなくらい気持ちよくなっていた。
翼:ほら、もう洗ったよ。
直:ここはまだギンギン・・・
翼:あとでベッドでゆっくりしよう・・・
直:おあずけかあ・・・
翼:そのほうがいいでしょ。
ぼくはギンギンのものをユラユラさせながら、シャワーを出て、ベッドに行った。翼が冷えたビールを持ってきてくれたので、ベッドに並んで座ってぼくたちはビールを飲んだ。
直:翼、なんかますます筋肉がついてきた?
翼:けっこうエクササイズしてるもんね。
直:顔もますますキリっとしてきたし・・・
翼:だって直に嫌われないように、日々努力してるもんね。
直:翼を嫌いになるわけないだろう・・・
翼:直はみんなから好かれるから、オレとしてはちょっと心配、だからいつも直に愛想つかされないようにがんばらなきゃね・・・
直:そんな心配しなくていいのに・・・
翼:そうだといいよね。
直:ふわああぁぁ・・・
翼:直、眠くなっちゃった?
直:日本時間だと翌朝だもんななあ・・・
翼:ほら、もう寝よう・・・
直:そのまえにすることが・・・
翼:そんなんだと横になるとすぐに寝ちゃうぞ。
直:それでもしたい・・・
翼:わかったから、とりあえず横になろうよ。
ぼくたちはベッドに横になった。翼の手がぼくの顔に伸びてきて、顔を愛撫したあと、胸の方に降りていって・・・

翼:ほら、直、起きなよ・・・
直:あれ! いま何時?
翼:朝の7時だよ。
直:もう朝?
翼:昨日は横になるとすぐに直はクークーマヌケ面で眠ったじゃんか。
直:ごめん、ちょっと疲れてたかなあ・・・
翼:久しぶりで直の間抜けな寝顔をゆっくり見れて、なごめた。
直:じゃあ、これからしよう、ちょうとギンギンになってるし・・・
翼:それは単なる朝立ちでしょ、早くションベンしてきなよ。
直:ションベンしてきたら、しようね。
翼:オレは今日は会社に行かなきゃならないの。だから今日だけ直はひとりで遊んでてね。それよりホラホラ、早くションベンしておいでよ、そのあと朝ごはん食べるよ。
そのあと、ぼくたちはパンとチーズと野菜サラダの簡単な朝食をとった。そして8時頃翼は会社に出かけていった。明日から夏休みをとるので今日だけ休日出勤をするそうだ。時差ぼけのせいかまだ少し眠かったので、もう一度ベッドに入って少し寝ることにした。ベッドは翼の匂いがほのかにしていた。すこし寝てから、11時過ぎに起きてとりあえずしたくをして外出した。地下鉄でタクシム広場まで行き、イスティクラル通りをブラブラと歩いて行く。そしてガラタ塔の脇の坂道を降りていき、カラキョイから市電に乗ってとりあえず旧市街の方に行った。そして昼時になっていたので、トルコ料理を食べて、グランバサールに入った。中を迷いながらあちこち歩いて、いろんな店を見ていくだけでおもしろい。さんざん迷って、見たことのある門に着いたので、バザールの外に出る。ちょうどすぐそばに前に入ったハマムがあったので、飛行機の疲れをとるために中に入った。裸になって、岩盤浴をしていると全身から汗が吹き出てきて、からだの中にたまった疲れがいっしょに排出されたようだった。そしてレスラーのようなヒゲのおじさんにからだを洗ってもらってから、マッサージをしてもらった。そのあとまた汗をいっぱい流してから、更衣室でからだを冷やした。そのあと、また地元の人が買いにくるような衣料品店の並んだ通りをガラタ橋のほうに向かってゆっくりと歩いていった。ガラタ橋をわたり、チュネルに乗って坂の上に上がり、路面電車と地下鉄を乗り継いで、翼のアパートに帰ってきた。そして夕方翼も戻ってきた。近所のロカンタシに行って夕食をとって、夜の道をブラブラと歩いて帰ってきた。
翼:明日は5時過ぎには起きなきゃならないからね。
直:げっ、早いね。
翼:だから今夜はさっさと寝るよ。
直:ええっ、今夜こそやるぞ。
翼:そんなことしたら、朝起きられなくなるくせに・・・
直:ううう、やらせてくれないなら、今夜オネショしてやる・・・
翼:直らしいスネかただね。いいよ、どうぞ。
直:ホントにやるからね。
翼:いいけど、これつけてね。
そう言うと翼はクローゼットのなかから小さな包みを取り出した・・・

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翼に会いに(その5)
前の夜、ちょっと頑張り過ぎたので、午前中は部屋でまったりとしていた。ブランチをテラスで食べてから、ぼくたちはホテルのツアーに参加するために、ロビーに行った。
その日のツアーの参加者は、ぼくたち二人と、スイスから来たという老夫婦であった。仲の良さそうな老夫婦とあいさつをする。二人はスイスのドイツ語圏に住んでいて、ドイツ語はもちろん、フランス語も普通にしゃべれるようだ。そして旦那さんの方は英語も堪能みたいだった。ツアーは英語であったが、若い男性ガイドは英語の他に、日本語もけっこうできる人だった。
ワゴン車に乗ってホテルを出発し、まずはホテルから車で30分ほどのところにあるエフェスの遺跡に行った。エフェスはローマ時代には交易で栄えた大きな街で、今はフォロ・ロマーノのように建物は崩壊していて、完全な形では残っていない。
エフェス
それでも当時の石畳のメインストリートの両側には列柱の名残があり、昔の壮麗なさまを想像することはできる。ガイドは英語で説明するので、老夫婦の旦那さんの方と翼はウンウンとうなずいているが、奥さんの方とぼくは完全には理解できないので、わからないところを旦那さんの方はドイツ語で奥さんに説明し、翼はぼくに日本語で補足をしてくれていた。
直:それにしても思ってた以上に大きな遺跡だね。
翼:オレもちょっと驚いた。
直:正面の遠いところに見えてる建物が、図書館って言ってたっけ?
翼:そう、ケルスス図書館のファサードの部分かな。
直:こっちからみるとけっこうちゃんとしてるみたいに見えるけどね。
翼:正面の壁の部分だけ残ってて、建物本体は崩れてるみたいだよ。
直:ふうん、そうなんだ、昔はすごかったんだろうなあ・・・
ぼくたちはガイドに連れられて、遺跡の中を順番に回っていった。昔港だったあたりはもう土に埋もれて、想像することすらも難しいくらいだ。あまりにも廃墟ばかり見てまわって、ちょっと飽きてきたころ、遺跡の出口に着いた。
そこから車に乗って、10分ほど山を登ると、小さな教会に着いた。
マリエマナ
この石造りの小さな教会が、キリスト教の聖地なのだそうだ。なんでも、使徒ヨハネといっしょに聖母マリアはエフェスの街に来て、この教会の建っているあたりで天に召されたらしい。中に入っていくと、各国語をしゃべるシスターがいて、説明をしてくれた。
直:マリア様ってこんなところで亡くなったんだ・・・
翼:ホントだね、エルサレムからここまで来るのは大変だったんだろうね。
直:でも考えて見れば、ローマ時代はエルサレムもここもローマもさらにイギリスも同じ国の中だったわけだから、今考えるよりは容易に来られたんじゃないかなあ・・・
翼:そう考えると、ローマ帝国ってすごいね。
直:マリア様って64歳で亡くなったって言ってたね。
翼:でもキリストのほうも本当は何年に生まれたかはっきりわからないんでしょう?
直:だからどっちも伝説なんだろうけどね。
翼:でもなんかここ空気が澄んでるような気はするね。
見学を終えて教会の外にでて、ぼくはトイレに行った翼を待っていたら、スイス人の夫婦が話しかけてきた。
旦那さん:君たちは日本人? それでキリスト教徒なのか?
直:はい、日本人です、それからキリスト教徒じゃないですね。
奥さん:じゃあ、仏教徒?
直:基本的にはそうですね、でもあんまり考えたことないから。あなた達は?
奥さん:私たちはカトリックなの。
直:スイスの人はプロテスタントだと思ってました。カルヴァンってスイスの人でしょう?
旦那さん:彼はフランス語圏の人だけどね。もちろんドイツ語圏にもプロテスタントはいるんだけどね。
奥さん:あなたたち二人は、学校の夏休みの課題のために旅行してるの?
直:へっ? 
奥さん:たぶん、あなたは大学生で、もう一人は高校生でしょう?
直:ハハハ、ぼくたちはもう働いてますよ。
奥さん:若いのにえらいわねえ。
そんなことを話していると、ガイドが出発すると言いに来たので、車に乗り込んだ。
聖母マリアの教会を見学したあと、ツアーはセルチュクの街にある博物館に行った。そこにはエフェスの遺跡から出土したものが多数展示されていた。なかでも豊穣の女神であるアルテミスの彫刻はほぼ完全な形で残っているので見ごたえがある。それにしてもこれだけたくさんの乳房が付いてたら重いのではないかと思ってしまう。
翼:すげえ、さすがに豊穣の女神・・・
直:ノンケはこれ見て興奮するのかなあ・・・
翼:さすがドスケベの直らしい意見・・・
直:でももしも豊穣の男神があったとして、チンポがこのくらいたくさん付いてたとしても、あんまり興奮しないか・・・
翼:バ~カ、いつもろくなことを考えないんだから・・・
そして最後に使徒ヨハネの教会を見て、ツアーは終わった。あとはホテルに向けて戻るだけだった。ぼくたちはホテルのある街の中心街で降ろしてもらい、海辺の気持よさそうなテラスのあるシーフードレストランで夕食を食べた。
ホテルに戻ると、テラスのイスに座って、夜の海を眺めながらぼくたちはビールを飲んだ。
翼:直、今夜はめずらしく、オレのことをベッドに誘わないね。
直:無理やり押し倒したほうがよかったのか?
翼:そうじゃなくて、スケベの直にしてはめずらしいなと思って・・・
直:こっちに来るまでは、久しぶりに翼に会うんだから、夜になったら毎晩やりまくろうと思ってたけどね。
翼:そうそう、それが直の本性だよね。
直:なんか昨日翼とできて、やっぱホントに好きなヤツとするのがいちばん満足するんだなって思った・・・
翼:げっ、それってオレに愛の告白してくれてるの?
直:バ~カ、今更告白するような関係じゃないだろうが・・・
翼:でも直がそう言ってくれると、オレはうれしい。
直:じゃあ、翼がいちばん好きだよ。
翼:「じゃあ」はよけい。
直:翼がいちばん好きだよ。
翼:オレも直のことがいちばん好き。
ぼくたちは言葉をかわすだけで、心が通じ合うことの喜びを感じていた。
直:ちょっと眠くなってきたね、昨日はあんまり寝られなかったから・・・
翼:じゃあ、オレがかわいい妻をベッドまで運んであげるね。抱いてあげるから、ちょっとだけ協力して・・・
そう言われてぼくは翼が抱きやすいような体勢をとった。
ベッドにまでぼくは翼に運ばれて、なんかとても気持ちがやすらいでいた。
二人でベッドに横になり、おやすみのキスをした。疲れていたせいで、ぼくはすぐに眠り始めていた。

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翼に会いに(その4)
風呂に入った後、ぼくたちは部屋備え付けの白いバスローブを着て、テラスでからだを冷やすために、ビールを飲んだ。海の風が心地良くぼくたちの火照ったからだを冷やしてくれていた。ビールを飲み終えて、ぼくたちは立ち上がって、向い合ってキスをした。そしてまた翼にさっと抱きかかえられたのだった。
直:こら、翼・・・
翼:直がめずらしく恥ずかしそうな顔をするとけっこうそそるね。
直:こら、ぼくのほうが年上なんだぞ・・・
翼:そんなことは言われなくても知ってるし・・・
直:だからそうじゃなくて・・・
翼:もううるさいなあ、直は静かにする。
直:まったく・・・
そんなことを言い合っているうちに、ぼくはベッドの上に下ろされたのだった。
翼:さすがに直は感度がいいよね、オレに抱かれただけでこんなに突っ張ちゃったんだ・・・
直:翼に抱かれると気持良かったから、しかたないだろう・・・
翼:直ってふだんはヘンタイのくせに、こういうときはなんか初々しいんだよね・・・
直:翼もすこし勃ってきたみたいだね・・・ なんかつやつやして美味しそうな色・・・
バスローブの間から、翼もきれいなピンク色のチ♂ポが頭を出していた。ぼくはそれを手で握った。
直:翼もけっこう固くなってるじゃん・・・
翼:オレだって気持いいし・・・
ぼくたちはお互いのモノを手で刺激しながら、向い合ってキスをした。キスだけでも気持いいのに、それにチ♂ポへの刺激が加わって、二人ともものすごい快感がからだの中から沸き上がってきていた。
翼:直、このまま勢いでイッちゃだめだよ、ゆっくりと楽しもうよ。
直:なんか久しぶりだったから、ついのめり込んじゃった・・・
それからぼくたちは交代交代に相手の身体中に順番にキスの雨を降らせていった。そして最後に69の体勢になって、お互いのチ♂ポを咥えあった。翼はぼくがすぐにイッてしまわないように、加減しながら刺激をしてくれていた。
翼:このまま口でイッちゃう?
直:翼のイクときの顔が見たい。
翼:じゃあオレが上で、この体勢でいい?
直:いいよ・・・
そう言うと翼はぼくを仰向けに寝かせてその上にからだを乗せてきた。ぼくたちのモノはお互いの下腹部に挟まれていた。翼がからだを上下に動かすと、二本のものはお互い同士で擦れるようになった。手で直接握ってするよりも、弱めの刺激が続いて加わるので、すこしずつ快感が盛り上がっていった。ぼくたちは上になったり下になったり横向きになったりして体位を変えながら長い間その行為に没頭していた。そしてイキそうになると少しキスでもして、間合いをとってから、またべつの行為を始めることを繰り返していた。もうすぐ快感がマックスになる少し手前の、イキそうな状態が長く続いていた。ぼくたちは本当に時間を忘れて快感を貪り続けていた。
直:翼、そろそろイキたい・・・
翼:オレも・・・
そう言うと翼は動きを早くしていった。ぼくたちはさらに快感にからだじゅうが沸騰しているような感じだった。そして快感がぼくの中でスパークして、ぼくは激しく射精を始めた。その動きで翼も最後を迎えていた。二本のものは大きく律動してぶつかり合って、快感をさらに増していた。ぼくはしびれるような快感の破裂をなんども感じて、ほとんど意識が飛び始めていた。ちょっとの間ぼくは意識をなくしていたみたいだった。
翼:直、大丈夫?
直:ああ、なんかあんまりよすぎてちょっと気を失ったみたい。
翼:射精が終わってから急に呻いたかと思うと、気絶しちゃって、オレ心配しちゃったよ。
直:長いこと意識がなかった?
翼:オレが呼んだら、すぐに気がついたけどね・・・
直:それにしても、ベトベトだね・・・
翼:オレもなんかよすぎていっぱい出しちゃったし・・・
そのあと翼が腹から首にかけて大量に飛び散った精液をぬぐって後始末をしてくれた。
直:今夜はこのまま裸で寝てもいい?
翼:いいけど、また発情するなよな・・・
直:さすがに今夜はだいぶ満足したし・・・
翼:うわっ、もうこんな時間だよ、早く寝ないと明るくなっちゃうよ・・・
直:翼、愛してるよ・・・
翼:オレもだよ、直・・・
ぼくたちは時間を忘れて行為に没頭していた。もう早朝と言えるくらいの時間になってしまっていた。普通にするような行為でも好きな相手とすると時間を忘れて没頭できるのだろう。それにしても久しぶりに気持ちのいいことができたのだった。
翌朝、ぼくたちは遅くまで寝ていた。前の夜というか未明までエッチをしたにもかかわらず、ぼくはいつもよりもさらに固く朝立ちをしていた。翼のを手で探ってみるとやはりけっこう朝立ちしている。どうもエッチの疲れはあまり朝立ちには影響していないようだった。翼のものをいじっていると翼が目を覚ました。
翼:ふああ、よく寝た、あっ、もう直ったら朝からいたずらするな!
直:こんなに勃ってるくせに・・・
翼:これは朝立ち、オレちょっとトイレ行ってくる。
そう言って翼は素っ裸のまま勃ったものをぶらぶらさせながらトイレに小走りで駆け込んだ。しばらくしてトイレから出てきたときには、翼の朝立ちもすっかりおさまってしまっていた。
ぼくたちはまたバスローブを着て、ルームサービスをとってブランチをまたテラスでゆっくりと食べた。
その日は午後に、ホテルの車で周辺の有名な観光地をめぐるツアーに参加することになっていた。

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翼に会いに(その2)
ぼくの前に翼はしゃがんで、ぼくのチノパンを脱がせてくれていた。
翼:げっ、直のチ♂ポ、臭う、どうせ皮の中に白いカスをいっぱい溜め込んでるんだろう。
直:しょうがないだろう、ふだんは皮が被ってるんだから、どうしても溜まっちゃうよ。
翼:どのくらい溜まってるのかちょっと見せてみ・・・
ぼくは半立のチ♂ポの皮を指で後退させて、亀頭を露出した。亀頭の下半分は見事に恥垢でおおわれていた。
翼:うへっ、くさっ! チーズみたいな臭い・・・
直:発酵してるのかなあ・・・
翼:直の臭いだなあ・・・
向い合ってシャワーを浴びた。ぼくがからだを洗って欲しいと言わなくても翼は自然に洗い始めた。石鹸をつけた手で直接ぼくのからだを首から下へと洗っていく。
翼:直ったら、またギンギンに勃てて・・・
直:だって翼に洗ってもらったら感じちゃって・・・
翼:ちょっと前に飛行機の中で漏らしたばっかりだろうが・・・
直:一回出したくらいじゃ、まだいっぱいタンクには残ってるよ。
翼:あとでベッドでゆっくり楽しもうよ。だからいまはガマンしてね・・・
直:寸止めはツライ・・・
翼:ば~か、ちょっとはガマンしろよ。
そう言って翼はギンギンに勃ちあがったものだけを避けて、足まで洗ってくれた。そして泡だらけになったぼくは翼に自分のからだをこすりつけた。翼も少しは感じるのか、快感のうめき声をあげていた。
直:翼は溜まってないの?
翼:溜まってないわけじゃないけど、オレはこのことについては我慢強いからね・・・
直:そうやって無理して我慢してるから、夢精ばっかりするんだぞ。
翼:そうだけど、夢精はけっこう気持ちいいからね、オレは好きだよ。
直:翼の夢精パンツないのか?
翼:そんな汚れたものどうするんだよ?
直:頬ずりする。
翼:ヘンタイ、まったく直は・・・ ほらもうシャワー終わりだろう、からだ拭いてやるから・・・
直:翼、今日はやさしいね・・・
翼:そりゃあ、妻が遠い日本から来てくれたんだから、旦那としてはやさしくしなきゃね。
直:妻ってなんだよ・・・
翼:直のことに決まってるじゃん、怒りっぽくて、ヘンタイで、オネショ癖があるしょうもない男だけど、かわいいオレの妻。
直:まったく、ぼくのほうが年上だぞ。
翼:じゃああねさん女房だね。
直:まったくいつからそうなっちゃったんだよ?
翼:最初からに決まってるじゃん。それよりお腹すいたから、前に直と行ったレストランに行こうよ。
直:そう言えば、ぼくもけっこうお腹すいてた・・・
翼:ほら早く服を着て、出かけよう。
ぼくたちは歩いて10分ほどのところにあるレストランに出かけた。トルコ料理のレストランで、値段が比較的安い割にけっこうおいしい料理を出す店だった。翼は常連らしく、店員さんと仲良く話していた。とりあえずアペリティフにラクを頼んだ。フランスのペルノーと同じく、水をいれると白濁する酒だ。アルコール度数は45%位あるから、それなりに強い。そんな酒を飲んでしまうと、長旅で疲れているのか、食事をしながらも眠ってしまいそうになる。
翼:直、疲れてる? 早く食べて帰ろうか?
直:ゴメン、翼、ちょっと眠すぎて・・・
ぼくたちは食べ終わるとすぐにタクシーを呼んでもらった。タクシーだと3分くらいで着いてしまう。翼の部屋に入るとぼくはベッドに崩れ落ちるように横になり、そしてすぐに眠ってしまっていた。
翌朝ぼくは翼に起こされて目が覚めた。
翼:直、そろそろ起きなよ、もう十分寝ただろう・・・
直:はああ、よく寝た・・・
翼:まったくベッドに入った途端にグースカ寝ちゃうんだもんね・・・
直:ゴメン、いつのまにか寝ちゃってた・・・
翼:それはいいけど、直、まさか今朝は夢精してないだろうな。
直:二日続けてするか!
翼:ならいいけど、早く起きなよ、今日はまた観光しよう。
直:今日はどこに行く?
翼:ドルマバフチェ宮殿、直はまだ見てないだろう?
直:見てないよ。
翼:じゃあ、朝メシ食ったらすぐに行こう。
パンとコーヒーの朝メシを食べて、ぼくたちは観光に出かけた。
地下鉄でタクシム広場に行き、新しくできたフニキュレルという地下ケーブルカーに乗って海沿いまで一気に降りた。海沿いの道路を少し歩くと、ドルマバフチェ宮殿の入り口に着いた。ここはトプカプと同じで、決まった時間にグループでガイドが案内してくれる。
宮殿内部
一時間ほどかけて豪奢な宮殿の中をまわった。宮殿を出て、庭園にある海の見えるベンチに座って、ぼくたちはしばらく海を見ていた。
直:翼もここは初めて見たのか?
翼:だってひとりで見ても面白くないし・・・
直:翼といっしょに見られてよかったよ・・・
翼:オレも・・・
直:明日からはどうするの?
翼:エーゲ海に面したリゾートに泊まりに行くよ。
直:なんかそれってすごくない?
翼:オレもちょっとゆっくりと休みたいし・・・
直:リゾートでは何泊するの?
翼:3泊予約できた。
直:けっこうゆっくり出来るじゃん・・・
翼:明日、まずは舟に乗るからね。
直:そうなんだ、楽しみ。
ドルマバフチェ宮殿を出て、トラムに乗ってぼくたちは旧市街のほうに行った。前に泊まったことのあるホテルのレストランが眺めがよかったので、そこで昼を食べた。
直:またチェンベルリタシュのあたりからガラタ橋に向かって街中をぶらぶら散歩したい。
翼:じゃあ、チェンベルリタシュハマムでちょっと疲れをとりたいな・・・
直:いいよ、ぼくもハマムは好きだし・・・
ぼくたちはホテルを出て、ブルーモスクを見ながらぶらぶら歩いてチェンベルリタシュハマムに行った。ここで蒸し風呂で汗を流して、プロレスラーのような三助のおじさんに身体を洗ってもらって、マッサージもしてもらって、ぼくたちはすっかり身体が軽くなったような感じがしていた。
その後、イスタンブールの庶民的な商店街を散歩した。
イスタンブールの商店街
トルコ人の買い物客に混じって少しずつ商店街の坂を下りながら、エジプシアンバザールまで行った。スパイスを買ってバザールを出て、ガラタ橋に行き、一階部分にある海のよく見えるカフェで休んだ。そしてチュネルに乗って坂を上り、イスティクラル通りをぶらぶら散歩して、タクシム広場からタクシーに乗って、翼の家に帰った。

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