世界地図は夜作られる
男のオネショについて、あんな事こんな事(体験談や思い出等)を語り合いましょう。ゲイ表現が含まれていますのでご注意ください。
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夜尿症の原因は・・・(7)
夜尿症の原因は・・・(7) noriさん作

次の日の朝、蒼汰と剛知はまた腕章を巻いて外に出た。昨日とはまた違ったルートで剛知は歩き始めた。蒼汰は昨日と同じく、この辺に土地勘のある剛知の後を歩いて行った。

表通りに面して堂々とオネショ布団を干す人はあまりいないので、二人は路地のようなところを選んで歩いて行った。
住宅街の狭い道路の奥に、ワンルームマンションがひっそりあったので、ふたりは生け垣の間にある狭い路地を抜けてマンションのベランダ側に回っていった。
マンションの二階の端の部屋のベランダに見事な世界地図の描かれた布団が干されていた。
路地を通っただけでは見えないところに干されていたが、生け垣の間に少し入って見ると、濡れた布団がはっきりと見えていた。
その布団のわきでは大学生くらいの年の男性が洗濯物を干していた。
洗濯したばかりらしいシーツやパジャマ、パンツが干されていた。

「ターゲット発見。」
「あれは間違いないね。」
「隠して布団を干したつもりなんだろうけど、俺たちの目はごまかせない。」
「あんまり目につかないところに干したら、乾かないんじゃないのかな、すげえ布団濡れてるみたいだからね。」

剛知はスマホを取り出して、連絡を始めた。
住所と部屋番号を言うだけで、すぐに誰が住んでいるのかわかるようになっているらしい。

「俺たちの仕事はこれで終わり、あとは上のほうで引き継いでやってくれる。」
「でもちゃんと見つけられてよかったよ。」
「どんな奴が寝小便たれなのか、顔をちゃんと正面から見ていこうぜ。」

俺たちはマンションの近くの物陰に隠れて入口を見張っていた。しばらくするとゴミ袋を持った若い男性がドアから出てきて、階段を下りて、ごみ置き場に一度入ってから、道路をこっちのほうに歩いてきた。
すらっとしたとても健康そうな顔をしていて、その整った顔からはまさか寝小便垂れとは思えなかった。
若い男はその後駅のほうへの道を速足で歩いて行った。
剛知と蒼汰は若い男の出てきた部屋の前に立った。
部屋の外には特に名前などは書いていなかったが、少し離れた階段の下には郵便受けが並んでいた。
郵便受けには部屋番号と住人の名前が表示されていた。
あの若い男の部屋番号の郵便受けには、宮内という名前が小さく書かれていた。

「へえ、宮内くんっていうみたいだね、すげえいい男だったよね、この環境ホルモンの影響で夜尿症になるのは、イケメンに限るってか・・・」
「剛知、それって自分のことをイケメンだと自慢してるのかな。」
「へへへ、バレたか。」
「ばあか。」

その朝は無事探索の報告も終わりで、ふたりは一度マンションに戻って着替えをして、それぞれの仕事に出た。

少し残業をしてから、マンションに帰ってくると、上の部屋にはすでに電気がついていて、干していた布団もとりこまれていたので、剛知はすでに帰ってきているようだった。
蒼汰が部屋に入って、着替えをしていると、玄関のドアがノックされた。剛知が来たのだった。

「蒼汰、メシ食った?」
「いんや、まだ。」
「食うもんあるの?」
「冷凍食品を温めれようかと思ってる。」
「まだなら、俺の作った晩メシ、いっしょに食わね?」
「いいのか?」
「ああ、たくさん作ったからね、それにいっしょに食ったほうがおいしいし。」
「なら、ありがたくいただいちゃおうかな。」
「じゃあ、すぐに持ってくから待ってな。」

剛知は一度自分の部屋に戻り、夕飯を持って蒼汰の部屋に入ってきた。
下町風の惣菜は、イケメンの剛知からは想像のできないものだった。

「剛知、こんなおかず作れるのか?」
「ああ、俺が中学の時、両親が離婚して、俺はおやじに引き取られたから、それ以来うまい飯を食うためには自分で作る必要があったんだよ。まあ近くに祖父母がいたから、祖母のほうからいろんな総菜の作り方を習ったんだよね。
「そうなんだ、剛知。なんかすげえうまいよ。すぐに嫁に出しても恥ずかしくないくらいだよ。」
「じゃあ、蒼汰にもらわれちゃおうかな、俺もうまそうに食うやつ好きだし・・・」
「うわわっ、なに言ってんだよ・・・」
「蒼汰ったら、恥ずかしがっちゃって、俺が嫁になるのがそんなにうれしいか?」
「ばあか、嫁を貰うんだったらもっとかわいい嫁をもらうよ。」
「あら、あたし、かわいくないかしら。」
「剛知、そのオネエ言葉ははっきり言ってキモイぞ。」
「じゃあ、男らしい嫁になればいいんだな。」
「それもけっこうキモイかも・・・」
「どっちがいいよの、蒼汰ったら優柔不断よ。」
「剛知は顔が整ってるだけに、オネエになるとちょっと凄味が出るよね。」
「冷静に評価するんじゃないっつうの。俺だけがバカみたいじゃん。」
「うん、剛知は凛々しいほうが似合ってる。」

そんな話を二人でしながら、晩御飯を食べていると、つけっぱなしになっていたテレビからローカルニュースが流れてきた。

“工場跡地の汚染物質が問題になっている、〇〇町の再開発現場から漏れだした環境ホルモンの地域への影響に新事実が浮かび上がっています。
この問題が半年近く問題にならなかった原因は、その影響がごく限られていて、表面化することがなかったためです。
この環境ホルモンの影響を主に受けてしまったのは、10代後半から30代にかけての男性の一部だということが最近の調査で分かってきました。
ただこの影響も限定的で、病気を引き起こしたり、命にかかわるようなことはないので、調査を行った行政からも、住民の皆さんは何も心配する必要はないとのお知らせが出ています。
今後、環境ホルモンを含んだ土砂は完全に取り除かれ、汚染されていない土砂で埋め戻されるということです”

「ホントに環境ホルモンの影響は俺たちの寝小便だけですんでるのかな、なんか心配だな。」
「だね、ほかの深刻な影響を隠そうとしてるのかも。」
「そうだとしたら、深刻な影響ってどんなことがあるんだろう。」
「まあ、俺たちのオネショだって本人にとっては深刻なんだけどね。」
「蒼汰は俺に比べたら寝小便の回数が少ないからそう言えるんだよ。俺みたいに毎朝寝小便してたら深刻になってらんないぜ、精神が持たない。」
「そうなんだ、ゴメン。」
「まあ、謝る必要はないけど・・・」

晩御飯が終わって、後片付けをした後、蒼汰たちは交代で風呂に入った。
一応剛知はお客さんなので、先に入ってもらい、蒼汰はその後ゆっくりとお湯につかって疲れをとった。
蒼汰が風呂から出てくると、剛知は蒼汰の布団を勝手に広げて、その上に寝ていた。
剛知を起こすのもかわいそうなので、蒼汰は剛知を押しのけて布団に入っていった。
ふだんは忙しい剛知もさすがに日曜日は休日だったので、土曜の夜は剛知も自分の部屋に帰る気もなくて、蒼汰の部屋でそのまま二人とも眠ってしまっていた。

朝方、蒼汰はものすごい尿意で目を覚ました。そのまま眠っていたら、すぐにオネショをしてしまっていただろう。
眠かったが蒼汰は仕方なく起き上がり、のろのろとトイレに歩いて行った。
トイレのドアを開けると剛知が便器に座っていた。
「蒼汰、ションベンか? もう少しで終わるから待ってて。」
「ムリ、もう一秒も我慢できそうにない。」
「まいったなあ、今、俺、うんこ出てる最中だし・・・」
「しょうがねえなあ、外に出てするよ。」
蒼汰は急いで部屋を出て、大家さんの畑との境界の生け垣のところでチ♂ポを取り出そうとした。その時畑から大家さんの大きな声が聞こえてきた。
「こらっ、畑にションベンするやつがいるか。ションベンはトイレでしろ、トイレで。」
大家さんの大きな声に驚いた蒼汰は、いきなりパンツを穿いたままオシ♂コをもらし始めた。
「あれま、あんた、ガキみたいにお漏らしして・・・」
蒼汰は慌てて出始めたオシ♂コを止めようとしたが、勢いよく出始めたていたのでなかなか止めることができなかった。蒼汰はなすすべもなく大量のオシ♂コを漏らし続けた。
蒼汰のパンツはあまりの大量のオシ♂コを吸収することができずに、大量のオシ♂コが滝のように蒼汰の両足を伝って地面に落ちて行き、土の上に広がっていった。

その時、蒼汰はハッと目を覚ました。オシッコを出す快感が全身を包んでいるのを気持ちよく感じていた。
ところが蒼汰は布団の中に寝ているのにもかかわらず、大量のオシッコを出し続けているのに気づいた。
蒼汰はオネショだ、ヤバいと思い、急いでオシッコを止めようとしたが、すでに膀胱の中のオシ♂コはほぼすべて布団の上に漏らしてしまっていた。
おそるおそる手で腰のあたりを触ると、ぐしょぐしょに濡れてしまっていた。
ここまで漏らしてしまうともうどうしようもなかった。

となりで寝ている剛知はどうかと、寝返りをして剛知のほうを見ると、剛知も蒼汰のほうを見ていた。
目が合うと、剛知はすぐに恥ずかしそうに視線をそらした。
剛知もオネショをしてしまっているようなかんじだった。
剛知のほうがおずおずと蒼汰に声をかけた。

「蒼汰、今朝はだいじょうぶだった?」
「そう言う剛知はどうなんだよ?」
「俺か? まあ、なんというかいつも通りというか・・・」
「マジ? ちょっと手を入れるよ。」

そう言うと蒼汰は並べて敷いてある剛知の布団の中に手を差し込んだ。
布団の中はほぼ全体がぐしょぐしょに濡れてしまっていた。

「今朝はすげえ漏らした。いつもよりもさらに濡れてしまった・・・」
「実は、俺も似たようなもんなんだよね。剛知、触ってみなよ。」

剛知はおずおずと手を蒼汰の布団の中に入れてきた。

「よかった、蒼汰もやっちゃったんだ。でも、俺ほどは濡れてない。」
「そんなことないよ、すげえ濡れてるよ。」
「でも俺のほうがすげえ寝小便垂れてる。」
「なんか、濡れたところが気持ち悪い。起きて布団、干そう。」
「ああ、その前にシャワーを浴びたい。」
「俺もだ、じゃあ剛知、いっしょに浴びようか。」
「そのほうがいいね、待つ必要がない。」

蒼汰はとりあえず布団から起き上がり、自分の寝ていた敷布団を見た。そこには巨大な世界地図がくっきりと描かれていた。
剛知のほうを見ると、さらに大きな世界地図が布団の大部分に広がっていた。

テーマ:GAY - ジャンル:アダルト

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