世界地図は夜作られる
男のオネショについて、あんな事こんな事(体験談や思い出等)を語り合いましょう。ゲイ表現が含まれていますのでご注意ください。
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大学生になっても(第11回)
大学生にもなっても(第11回)noriさん作

買い物をして、マンションに帰る道を歩いていると、おやじからメールが入った。

9時ごろまでには帰れるわ。瀬戸くんを連れて帰るから、夕食は3人分作っておいてね。

まあ、2人分作るのも3人分作るのも同じだから、いいのだが。仕事とはいえ、瀬戸さんも夜までおやじのお守りをするのはたいへんだろう。まあ、瀬戸さんがおやじの相手をしていてくれると、俺としてはとても楽ではあるのだが・・・

夕食を3人分作リ終えてしばらくすると、おやじが瀬戸さんを連れて帰ってきた。

「ただいま、まあおいしそうな匂いね、たーくん、ありがとね。」
「なんかいいなあ、仕事に疲れて帰ってくると、おいしそうなお味噌汁の香りがしてるなんて。」
「あら、たーくんをお嫁さんに貰ってくれたたら、毎日作ってもらえるわよ。」
「それ、すげえ魅力。マジで考えちゃおうかな。」
「ったく、瀬戸さんまで、この脳天気おやじのペースに巻き込まれるなよ。」
「それにしても、今日は布団は自分で取り込めたの、たーくん。」
「今日は、布団は干してねえよ。」
「じゃあ、たーくんのお布団、濡れたまま?」
「ばあか、んなんじゃねえよ、今朝はしなかったんだよ。」
「そんな、たーくん、隠したってダメだよ。まあオネショを隠したい気持ちはよくわかるけどね。」
「それがね、たーくんったら、今朝はめずらしくオネショしなかったのよ。」
「そうなんだ、毎日オネショしてると思ってた。」
「でもね、たーくん、オネショはしなかったけど、パンツは濡らしたのよ。」
「ひえええ、ひょっとして夢精? なんか中学生みたい。」
「でもオネショよりましでしょ、だから今日は布団は干す必要がなかったのよ。」
「オネショしない日は夢精か、たーくんのパンツは乾いた朝を迎えることがないんだね。」
「るっせえ、寝てるうちにいつの間にか出てしまうんだから、しょうがねえだろうが・・・」

食事を終えて、後片付けはおやじと瀬戸さんがやってくれるというので、俺は風呂に入ってから、自分の部屋にこもった。
おやじと瀬戸さんは相変わらず仕事の続きをやっているみたいだった。
12時すぎに、瀬戸さんが俺の部屋に来た。

「たーくん、そろそろ寝なさいってチーフが言ってるよ。」
「ったく、おやじは、大学生の息子に言うせりふか・・・」
「チーフは、たーくんのことがかわいくてしょうがないんだよ。」
「しょうがねえなあ、とりあえず、ベッドに横になるよ。」
「それから、寝る前には必ずトイレに行きなさいって、チーフが言ってた。」
「ったく、おやじは、俺のことにかまいすぎるよね・・・」
「トイレ、ひとりで行ける? 一緒に行ってあげようか?」
「ったく、瀬戸さんまでおやじのアホが伝染ってるよ。」
「やっぱ、たーくん、かわいい。」
「いいかげんにしろ、ったく。」

俺がトイレに入って、とりあえず膀胱の中のオシッコを全部絞り出した。トイレから出ると、ドアの前に瀬戸さんがまだ立っていた。

「たーくん、ちゃんとオシッコ全部だした?」
「そんなこと言われなくても、出したに決まってんだろうが。」
「じゃあ、今夜はオネショだいじょうぶかな?」
「まあ、それははっきりとはいえねえな・・・」
「たーくんがちゃんと眠るまで、添い寝してあげるよ。」
「ったく、瀬戸さん、ウザいおやじが完全に伝染ってる。」

どんなに追い払っても瀬戸さんは俺のベッドに入ってきて、くっつくように俺と並んで横になった。

「なんか、弟ができたみたいだなあ。」
「はいはい、へたな一人芝居はやめたほうがいいと思うけど・・・」
「ったく、たーくんはカワイクないところがカワイイんだよね・・・」
「瀬戸さんがしゃべってると、俺、寝れないんだけど。」
「ゴメンゴメン、ほら、ぐっすり寝るんだよ、それからオネショしないようにね。」
「オネショは寝てる間に無意識に出ちゃうんだから、しないように気をつけてもムダなんだけどね。」
「まあいいよ、オネショしたら、お兄さんが後始末してあげるからね。」
「瀬戸さん、今夜泊まってくのか?」
「ああ、これから、まだチーフとまとめなきゃならないことがあるから、完徹になるかもしれない。」
「不健康な生活だね。」
「ほら、もうしゃべってないで、寝なさい。おやすみ、たーくん。」

俺は瀬戸さんの気配を心地よく感じながら、自然と眠ってしまっていた。

テーマ:GAY - ジャンル:アダルト

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