世界地図は夜作られる
男のオネショについて、あんな事こんな事(体験談や思い出等)を語り合いましょう。ゲイ表現が含まれていますのでご注意ください。
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翼に会いに-2012夏(1)
8月末は一週間くらい翼のところに遊びに行ってきた。今年は翼の方が仕事の関係で日本に帰ることができなかったからだ。今回は行きはソウさんヒロちゃんカップルといっしょに三人で飛行機に乗った。ヒロちゃんは仕事がら海外には行きなれてるし、ぼくもこの線はもうなんども乗っている。ソウさんはこの線は初めてなので、ちょうどシートが窓側の三人掛けだったので、ソウさんが窓側に座って、その隣にヒロちゃん、そして通路側にぼくが座ることになった。飛行機が離陸して、食事をしたあと、その日は早起きをしなければならなかったし、さらにどうもソウさんとヒロちゃんは前夜にあっちを頑張ったみたいで、お疲れモードなのか、すぐに眠ってしまっていた。ヒロちゃんは、最初はソウさんのほうに仲良さそうにもたれかかっていたが、しばらくするとこんどは寝返りをするようにぼくのほうにもたれかかってきた。いつも元気なヒロちゃんが安心しきってぼくのほうに寄りかかって眠っていて、気持ちよさそうに寝ているその寝顔がかわいかった。それを見てぼくはいきなり勃起してしまった。ヒロちゃんを起こすといけないので、ぼくはからだを動かさないようにじっとしていた。チ♂ポはパンツに圧迫されていたいくらいだったので、少し向きを変えようとぼくがからだを動かすと、ヒロちゃんが目を覚ました。
ヒロちゃん:あっ、直さん、ゴメン、俺、重くなかった?
直:全然だいじょうぶ・・・
ヒロちゃん:でも窮屈だったから、からだを動かしたんでしょう?
直:そうじゃなくて、ちょっと向きを変えただけ・・・
ヒロちゃん:向きって?
直:ヒロちゃんのおいしそうな匂いをかいだら、勃った・・・
ヒロちゃん:直さん、スケベだなあ・・・ あっ、ホントだ・・・
直:こらこら、こんなとこで触るんじゃないって・・・
ヒロちゃん:直さんもけっこう巨根だね・・・
直:ソウさんには負けるけどね・・・
ヒロちゃん:でも直さんもいい線いってるね。
直:ほら、眠いんだろ、もう少し寝たら?
ヒロちゃん:昨日がんばりすぎちゃったから・・・
直:いいなあ、ソウさんは・・・
ヒロちゃん:直さんだって、もうすぐ翼に会えるじゃん。
直:翼のことを考えたら、さらに硬くなった・・・
ヒロちゃん:こっそり硬くなってるとこマッサージしてやろうか?
直:ば~か、ソウさんが目を覚ますぞ・・・
ヒロちゃん:ふうん、直さんて意外にマジメ。聡一は昨日ちょっと頑張って疲れてるから起きないと思うけどね・・・
直:まったくあぶないやつだなあ・・・ ほらほら、ヒロちゃんは寝てなさい・・・
ヒロちゃん:つまんねえの、しかたないから俺、もう少し寝る。
そう言ってヒロちゃんは今度はからだをソウさんのほうに傾けて目を閉じた。そしてぼくは前のディスプレイに移されている画像をぼんやりと眺めているうちに眠ってしまっていた。
12時間後、飛行機は無事に目的地に到着した。入国管理を終えて、出口を出ると、翼が手を振って待っていた。しかしぼくはその顔を見て驚いた。なんと翼はヒゲを生やしていたのだ。
翼:ソウさん、ヒロ、それから直、久しぶり。
ソウさん:翼くんも元気そうでよかった。
直:翼、そのヒゲ、どうしたんだよ?
翼:あとでゆっくり説明してあげるから、とりあえず国内線乗り場に行こう。
ぼくたちは連絡通路を歩いて国内線搭乗ロビーに行った。そして、今度は国内線の飛行機に乗った。国内線だけあって、前の飛行機に比べると、ダントツでトルコ人の乗客が多い。やっと海外に来たことを実感した。
イズミールの空港で降りて、ホテルの出迎えの車に乗った。もうあたりは暗くなっているので、景色は見えなかった。前回ここに来たときは高速船と列車で来たので、通る道は当然違っているのだろう。一時間ほどで車はホテルに着いた。以前に翼と泊まったことのある、ちょっと洒落たリゾートホテルで、ぼくがすごく気に入ったので、また泊まるように翼が予約してくれたのだ。その日はそのままそれぞれの部屋に入って休むことにした。
部屋に入って、さっそくぼくは翼を抱き寄せてキスをした。
翼:もう直はいつも発情期なんだから・・・
直:だって久しぶりに会ったわけだから・・・
翼:あとでベッドでゆっくりしようよ。
直:待てない。
翼:ダメ、待て。
直:ぼくは犬か。
翼:犬だってちょっとは待てるのに・・・
直:東京からの飛行機の中で、ヒロちゃんがもたれかかってきただけで勃起したくらい溜まってる・・・
翼:ったく、ヒロにまさか手をだしてないだろうな?
直:するか、ソウさんもいたのに・・・
翼:ソウさんがいなかったら、手を出すつもりだったな。
直:ううう・・・
翼:まあ、今回は直の妄想ということで特別に許してやるけど、ホントに浮気したらぶん殴るからな。
直:ちょっと勃起しただけなのに・・・
翼:それより、缶ビール持って、外のベンチで飲みながら夜の海を見ようよ。
直:いいな、なんかそれって、恋人同士らしくていいね。
ぼくたちは缶ビールを手に持って外に出て、庭園の海の見えるベンチに座った。そして持ってきたビールで乾杯した。目の前にはくらい夜の海が広がっていた。
翼:あそこに見えてる光は、ギリシャ領の島だよ。
直:なんか近いね。
翼:トルコは本土だけで、島はほとんどがギリシャ領になってるよ。
直:じゃあ、エーゲ海はほとんどギリシャのものってことか・・・
翼:明日行く予定のギリシャ領の島は、一番近いところはトルコ本土から1キロくらいしか離れてないんだよ。
直:島に行くのが楽しみだね。遺跡とかも見られそうだし・・・
翼:直、よく来てくれたね、オレ、うれしい・・・
直:どうしたんだよ、ヒゲなんか生やして・・・
翼:事務所の人が急にやめちゃったって話はしたよね。
直:うん、だいたいのところは聞いた・・・
翼:そんで、次の人が来るのが遅れてて、それまではオレがいちおう責任者の代理ってことでなんとかつないでいくことになったんだ。
直:それで、どうしてヒゲが関係するんだよ?
翼:だって、ヒゲ生やしてないと、オレなんかトルコ人に高校生くらいに見られちゃって、にらみがきかないんだもん。
直:なんか、けっこうヒゲが色っぽいというか・・・
翼:ヒゲを生やしてやっと一人前に扱ってもらえた。
直:なんかドキッとするくらい色っぽい・・・
翼:直がそう言ってくれて、よかった。まああらかじめジュンちゃんには写メを送って、意見を求めたんだけど、すごく似合ってるって言ってくれたからね。
直:なんでジュンちゃんに知らせて、ぼくには黙ってたんだよ。
翼:直を驚かしてやろうと思ってさ。
直:ソウさんも知ってたのか?
翼:ソウさんは知らないよ、ジュンちゃんに秘密にしといてって頼んでおいたから。だってソウさんってなんか直に甘いから、言っちゃいそうなんだもん。
直:なんかそのヒゲ、くやしいくらい翼によく似合ってるよ、ちょっとエキゾチックな王子様・・・
翼:オレも生やしてからびっくりしたもんね、意外にイケてるかもしれないって・・・
直:そろそろ部屋に戻ろうか・・・
翼:直ったら、目がランランと輝いてる・・・
直:ヒゲの翼が色っぽすぎるからいけないんだぞ・・・
翼:ば~か、疲れてるんだろ・・・
直:疲れてるけど、アッチは元気だし・・・
翼:直らしいや・・・
ぼくたちは部屋に戻った。そして窓のカーテンを海が見えるくらいに閉めて、ベッドにならんで横になった・・・

テーマ:GAY - ジャンル:アダルト

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