世界地図は夜作られる
男のオネショについて、あんな事こんな事(体験談や思い出等)を語り合いましょう。ゲイ表現が含まれていますのでご注意ください。
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翼に会いに(その1)
今年は夏休みをちょっと遅目にとることにして、9月に一週間休むことにした。
夏休みの初日は朝マンションを出て、10時前に成田に着いた。さっさとチェックインを済ませて、カフェに入って翼にこれから飛行機に乗るというメールを出した。
昼頃に飛行機に乗って約12時間でイスタンブールに着いた。そして入管して荷物をとって外に出るまでは1時間くらいかかてしまった。出口を出ると翼が笑いながら手を大きく振っていた。
翼:直、来てくれて嬉しいよ、疲れなかった?
直:あんまり眠れなかったから、ちょっと眠いけどそれほど疲れてない。
翼:とりあえず夕飯時だから、どっかでメシ食っていこう。
直:どこかいいところあるの?
翼:すげえ眺めのいいレストランに連れてくよ。
直:それは楽しみ。
ぼくたちはタクシーに乗って旧市街の方に行った。タクシーはあるホテルの前で止まった。僕たちがタクシーを降りてスーツケースをトランクから取り出すと、ドアボーイが宿泊者と思って急いで近づいてきた。翼がレストランを利用するだけと説明しているようだった。
翼:食事の間、荷物は預かってくれるって。
直:さすがはホテル・・・
翼:たまに日本から来た人を連れてくるんだ、このホテルには。
ホテルの最上階のレストランに上がると、イスタンブールが一望できた。ちょうど夕暮れの街がだんだん暗くなり始める頃の一番美しい風景だった。
翼:すごいでしょ、ここの眺め・・・
直:こんなに眺めの良いところが街中にあったんだ・・・
翼:今日はスズキがおすすめだって言ってるけど、どうする?
直:いいよ、名物なんでしょう?
翼:まあそういうことになってるね、まあとりあえずは新鮮みたいだから。
直:じゃあそれにしようよ。
ぼくたちはエフェスビールを飲みながら、トルコ風のサラダを食べ、そのあとメインのスズキの香草焼きを楽しんだ。
翼:デザートはどうする?
直:トルコに来たんだから、ドンドルマ。
翼:そう言うと思った、でもあるかなあ・・・
そしてデザートのドンドルマを食べたあと、ぼくたちはまたタクシーに乗って翼のサービスアパートに行った。相変わらず生活感のない部屋に入ると、ソファのサイドテーブルに前にふたりで京都で撮った写真が飾られていた。
直:なんだよ、この写真、ひでえ顔してる・・・
翼:いかにも直らしいでしょ、その写真。
直:何もこんな顔のを飾らなくても・・・
翼:直のそのマヌケな顔見てると、なんかなごむんだもん・・・
直:まったく、しょうがないなあ・・・
翼:直って、ふつうにしてるとすげえイケてるのに、ときどきこんな無防備な顔すると、かわいいよね。
直:こらあ、ぼくのほうが年上なんだぞ・・・
翼:怒った顔もかっこいい。
直:まったく・・・
翼:ほら、そんな怒らないで、シャワーでからだ洗ってあげるからさ。
直:ホント、シャワー浴びたい。
翼:まったく扱いやすいんだから・・・
直:なんか言ったか?
翼:なん言ってないよ、ほらシャワー。
ぼくは翼に服を脱がせてもらった。当然のことながらすでにギンギンになっていた。
翼:まったく直はいつも元気だねえ・・・
直:溜まってんだよ・・・
翼:溜まってなくても元気なくせに・・・
直:バ~カ・・・
久しぶりということもあって、翼がぼくのからだをていねいに洗ってくれた。ぼくはそれだけでもイキそうなくらい気持ちよくなっていた。
翼:ほら、もう洗ったよ。
直:ここはまだギンギン・・・
翼:あとでベッドでゆっくりしよう・・・
直:おあずけかあ・・・
翼:そのほうがいいでしょ。
ぼくはギンギンのものをユラユラさせながら、シャワーを出て、ベッドに行った。翼が冷えたビールを持ってきてくれたので、ベッドに並んで座ってぼくたちはビールを飲んだ。
直:翼、なんかますます筋肉がついてきた?
翼:けっこうエクササイズしてるもんね。
直:顔もますますキリっとしてきたし・・・
翼:だって直に嫌われないように、日々努力してるもんね。
直:翼を嫌いになるわけないだろう・・・
翼:直はみんなから好かれるから、オレとしてはちょっと心配、だからいつも直に愛想つかされないようにがんばらなきゃね・・・
直:そんな心配しなくていいのに・・・
翼:そうだといいよね。
直:ふわああぁぁ・・・
翼:直、眠くなっちゃった?
直:日本時間だと翌朝だもんななあ・・・
翼:ほら、もう寝よう・・・
直:そのまえにすることが・・・
翼:そんなんだと横になるとすぐに寝ちゃうぞ。
直:それでもしたい・・・
翼:わかったから、とりあえず横になろうよ。
ぼくたちはベッドに横になった。翼の手がぼくの顔に伸びてきて、顔を愛撫したあと、胸の方に降りていって・・・

翼:ほら、直、起きなよ・・・
直:あれ! いま何時?
翼:朝の7時だよ。
直:もう朝?
翼:昨日は横になるとすぐに直はクークーマヌケ面で眠ったじゃんか。
直:ごめん、ちょっと疲れてたかなあ・・・
翼:久しぶりで直の間抜けな寝顔をゆっくり見れて、なごめた。
直:じゃあ、これからしよう、ちょうとギンギンになってるし・・・
翼:それは単なる朝立ちでしょ、早くションベンしてきなよ。
直:ションベンしてきたら、しようね。
翼:オレは今日は会社に行かなきゃならないの。だから今日だけ直はひとりで遊んでてね。それよりホラホラ、早くションベンしておいでよ、そのあと朝ごはん食べるよ。
そのあと、ぼくたちはパンとチーズと野菜サラダの簡単な朝食をとった。そして8時頃翼は会社に出かけていった。明日から夏休みをとるので今日だけ休日出勤をするそうだ。時差ぼけのせいかまだ少し眠かったので、もう一度ベッドに入って少し寝ることにした。ベッドは翼の匂いがほのかにしていた。すこし寝てから、11時過ぎに起きてとりあえずしたくをして外出した。地下鉄でタクシム広場まで行き、イスティクラル通りをブラブラと歩いて行く。そしてガラタ塔の脇の坂道を降りていき、カラキョイから市電に乗ってとりあえず旧市街の方に行った。そして昼時になっていたので、トルコ料理を食べて、グランバサールに入った。中を迷いながらあちこち歩いて、いろんな店を見ていくだけでおもしろい。さんざん迷って、見たことのある門に着いたので、バザールの外に出る。ちょうどすぐそばに前に入ったハマムがあったので、飛行機の疲れをとるために中に入った。裸になって、岩盤浴をしていると全身から汗が吹き出てきて、からだの中にたまった疲れがいっしょに排出されたようだった。そしてレスラーのようなヒゲのおじさんにからだを洗ってもらってから、マッサージをしてもらった。そのあとまた汗をいっぱい流してから、更衣室でからだを冷やした。そのあと、また地元の人が買いにくるような衣料品店の並んだ通りをガラタ橋のほうに向かってゆっくりと歩いていった。ガラタ橋をわたり、チュネルに乗って坂の上に上がり、路面電車と地下鉄を乗り継いで、翼のアパートに帰ってきた。そして夕方翼も戻ってきた。近所のロカンタシに行って夕食をとって、夜の道をブラブラと歩いて帰ってきた。
翼:明日は5時過ぎには起きなきゃならないからね。
直:げっ、早いね。
翼:だから今夜はさっさと寝るよ。
直:ええっ、今夜こそやるぞ。
翼:そんなことしたら、朝起きられなくなるくせに・・・
直:ううう、やらせてくれないなら、今夜オネショしてやる・・・
翼:直らしいスネかただね。いいよ、どうぞ。
直:ホントにやるからね。
翼:いいけど、これつけてね。
そう言うと翼はクローゼットのなかから小さな包みを取り出した・・・

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