世界地図は夜作られる
男のオネショについて、あんな事こんな事(体験談や思い出等)を語り合いましょう。ゲイ表現が含まれていますのでご注意ください。
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中川和也、合宿のあと

noriさんから、また夜尿症矯正合宿外伝の新作が送られてきましたので、アップします。今回は中川くんの合宿後の話のようです。それともう一人・・・ 

俺は子供の頃からずっと夜尿症に悩まされてきた。高校生になっても一週間に3回くらいは布団を濡らしていた。それでも大学には人並みに入ることができたが、相変わらずコンスタントにオネショは続いていた。ところがあるとき、貴という高校生の少年と知り合ってからは、人の夢のなかに入ることのできる貴の能力のおかげで夜尿症が急に直ったのだった。それからはオネショがなくなって、俺はそれまでのうっぷんを晴らすかのように、いろんなヤツと付き合い始めたのだった。そしてネットでマジのゲイ友に出会って、けっきょく貴とは別れることになったのだった。ところが貴とわかれた途端に、俺のオネショが再発したのだった。それもクラブの合宿で言ったスポーツセンターでやってしまうという最悪の形で・・・(tetsuyaさん作「夢の旅人」参照、http://page.freett.com/wm1/novel.html)
貴と別れてまで一緒になった恋人にはまだ俺のオネショがぶり返したことはバレていなかった。今のところは気をつけているので恋人といっしょに寝ているときに漏らすことはなかった。しかしそれも時間の問題だろう。エッチをしたあとはいつもいっしょに寝ているのだから・・・ 
そしてとうとうその当たり日がきてしまった。その前の夜、濃厚なエッチをしたあと、二人とも疲れはててぐっすりと眠ってしまっていた。夢のなかで俺は必死でションベンを我慢していたのだが、その努力もむなしくとうとう俺は人前でお漏らしをしてしまったのだった。でもそれは夢で実際は寝ションベンを漏らしてしまったのだった。
朝、俺は恋人に激しく起こされた。
恋人:おい、起きろよ、和也・・・
俺:こんな朝早くにどうしたんだよ・・・
恋人:なにのんきなことを言ってるんだよ・・・
そのとき俺はやっと自分の股間がグショグショに濡れているのに気づいた。
俺:げっ、マズい、やった・・・
恋人:これなんだよ、和也!
俺:とうとうやっちまったよ・・・
恋人:和也ってオネショ癖があったんだ・・・ 今までよく俺に隠してたね・・・
俺:別に隠してたわけじゃなくて、なんか最近急に漏らすようになってしまって・・・
恋人:そんなのはどうでもいい、まったく俺のほうまで濡らしてるじゃないか、うわっ、濡れたところが超気持ち悪い・・・
俺:ゴメン・・・
恋人:俺、もう帰る。もうおまえとは会わないからな。
俺:なんでだよ・・・
恋人:俺は寝ションベン癖のあるやつと付き合いたくない。
俺:・・・
そう言って恋人は部屋を出て行った。俺は寝ションベン布団の上であまりの出来事にしばらく呆然としていた。俺はしばらく起き上がることもできず、濡れた布団の上で呆然としていたが、だんだんと濡れたとことが不快になってきたので、俺はやっと起き上がった。布団には巨大な世界地図が描かれて、キツい寝ションベンの臭いを放っていた。ここでは外に布団を干せないので、俺は布団乾燥機をセットした。ほんとうは布団乾燥機では完全に乾かすことができないので、外の干すのが一番いいのだが、大学生しかすんでないこの建物では、外に寝ションベン布団を干すことはとても不可能だった。
そんなことがあったので、俺はしぶしぶながらセンパイの石田の紹介で夜尿症矯正合宿に参加したのだが、俺にはぜんぜん効果がなくて、良くも悪くもならなかった。それにしてもあの合宿でオネショが良くなった奴がいるのだろうかと俺は思った。いっしょに参加した高校生の木田などはたぶんさらにオネショが悪化したのではないかと思う。ある意味厳しい合宿だったが、失恋したばかりの俺には失恋を一時的にも忘れることができたのでちょうどよかったのかもしれない。
俺はとりあえず大学には行っているが、授業だけ受けてすぐに帰っていた。俺のオネショ癖がバレてしまっているサークルにはとても行く気にはならなかったからだ。
校門を出て、俺は急ぎ足で駅のほうに歩き始めた。少し歩いたとことで、俺は背の高いイケメンの高校生に目を引かれた。ゲイの俺はイケメンがいるとつい見てしまう。よく見るとその高校生はいっしょに夜尿症矯正合宿に参加した木田だった。俺が声をかけると木田はびっくりしたような顔をした。
俺:やあ、久しぶり・・・
木田:なかがわ、さん・・・
俺:どうしてここに?
木田:俺、ときどき大学を見てまわってるんです、志望校が決められなくて・・・
俺:じゃあ、俺の行ってる大学も志望校?
木田:ええまあ、滑り止めですけど・・・
俺:キツイことをさらっと言ってくれるね・・・
木田:ああ、すみません、中川さんの通ってる大学だった・・・
俺:木田くん、時間あるかい? ちょっとカフェにでも行こうよ。
木田:俺は別に時間ありますからいいですよ。
駅を通り過ぎた、大学の学生が比較的来ないところにある、静かな昔風の喫茶店に俺は木田を連れていった。俺たちは奥まった席に座った。ここならば他人に話を聞かれる心配がないから、なんでも話すことができる。
俺:俺はコーヒー、木田くんは?
木田:俺も同じでいいです・・・
俺:木田くん、あれ以来どう? 元気だった? ちょっと心配でさ・・・
木田:普通ですよ、でも心配してくれてたんだ・・・
俺:いろいろあったもんな、あの合宿は・・・
木田:俺にとっては最悪でした・・・
俺:そうだよなあ、あんな合宿で効果があるんだろうか?
木田:中川さんもそう思います?
俺:ぜんぜん治療効果がなかったもんなあ、俺の場合・・・
木田:俺の場合は、反対の効果があったみたい・・・
俺:反対の効果って?
木田:なんか俺、合宿参加前より、参加後のほうが悪化したみたい・・・
俺:あの合宿、けっこうツライことがあったもんな・・・
木田:中川さんもそう思うんですか?
俺:そりゃあそうだよ、いくら参加者がオネショ仲間と言っても、オネショでグショグショになったジーンズでいなきゃならないなんて、ちょっとひどすぎるよ・・・
木田:合宿のことを思い出すと、今でもテンション下がりますよ・・・ でも中川さんは合宿で別にひどくなったわけじゃないでしょう?
俺:ぜんぜん変わらず、週3回のペースをコンスタントにキープ・・・
木田:俺なんか、合宿参加前は、週に2回くらいはセーフの日があったのに、合宿後はほとんど毎日するようになっちゃって・・・
俺:そうなんだ、毎日じゃ大変だよね・・・
木田:俺、もうほとんどあきらめてます・・・
俺:木田くんは実家なんだろう?
木田:家族も俺のオネショのことどう扱っていいのか困ってるみたいで、それがなんかかえってツライというか・・・
俺:そうなんだ・・・ 俺の場合はひとり暮らしだからある意味し放題ではあるんだけどね・・・
木田:いいなあ、俺も一人で自由に暮らしたいなあ・・・ 家にいたくないもんなあ・・・
俺:俺の部屋、見に来る?
木田:いいんですか?
俺:ちらかってるし、寝ションベン臭いけどね。
木田:その臭いだったら慣れてますから、行きます・・・
喫茶店を出て、電車を乗り継いで俺の部屋にまで来た。布団乾燥機は止まっていたが、寝ションベンの臭いが部屋に充満していた。
俺:ゴメン、今朝オネショしちゃって・・・ 臭いけど、まあ入って。
木田:俺の部屋も同じですよ、このごろは毎日しちゃうから、布団が足りなくなったりして・・・
俺:大量に漏らしちゃうのか?
木田:自分でもびっくりするくらいしちゃいますね、だから布団は毎回グショグショで・・・
俺:オムツはしないのか?
木田:オムツなんかしたら、もうそれで人間終わっちゃいますよ、ああ布団を濡らすのだって、もう終わってるか・・・
俺:木田くん、今日泊まっていく?
木田:いいんですか? 泊まったら俺、100%オネショしますよ、それも大量に・・・
俺:それはいいよ、俺だって似たようなもんだし・・・
木田:じゃあ、泊めてもらいます・・・
そのあと、俺たちは一度出かけて、外で夕食を食べて部屋に戻ってきた。
床のラグの上に並んで座って、とりあえずテレビを見ていた。
俺:変なこときくけど、木田くんはエッチしたことある?
木田:俺は・・・ ないです・・・
俺:そうなんだ、すげえモテそうな顔してるのに・・・
木田:だって、俺まだオネショしてるんですよ、だから、エッチなんてできるわけがない・・・
俺:じゃあ一人でしてるのか?
木田:それもあんまり・・・
俺:どうしてだよ?
木田:俺、実は包茎なんですよ、そのせいかこすると痛くって・・・
俺:よくしないで平気だね・・・
木田:溜まると自然にエロい夢を見て出ちゃうから・・・
俺:しょっちゅう出ちゃう?
木田:そっちは一週間に一回弱くらいですね・・・
俺:パンツが汚れて大変だな・・・
木田:どうせオネショでグショグショになるから、そっちは出ても平気ですよ・・・
俺:ああそうか・・・
木田:中川さんはエッチは?
俺:大学に入って一時オネショが良くなってたことがあって、そのころ恋人がいた・・・
木田:恋人か、いいなあ・・・
俺:でもオネショがぶり返して、そいつといっしょに寝てる時にしちゃって、見事に振られた。
木田:やっぱオネショすると嫌われちゃうんだ・・・
俺:まあ相手は男だったけどね・・・
木田:ええっ、中川さんはそういう趣味の人だったんですか?
俺:そうだよ、びっくりした?
木田:そうだったんだ・・・
俺:木田くんはストレート?
木田:俺、何かわかんないんですよ。女の子に興味があるときもあるし、男の子が気になることもあるし・・・
俺:きっとまだ成長段階なんだよ、そういうのは・・・
木田:でもさっきエッチな夢見るって言ったじゃないですか、夢のなかではけっこう男の子としてたりするんですよ、それがけっこう気持ちよくて・・・
俺:たとえば俺なんかはストライクゾーン?
木田:男とするんだったら、中川さんくらいかっこいいとセーフ。
俺:木田くんは俺のド真ん中・・・
木田:俺、初めてだから・・・
俺:もちろんやさしくしてあげるよ・・・
(つづく)

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