世界地図は夜作られる
男のオネショについて、あんな事こんな事(体験談や思い出等)を語り合いましょう。ゲイ表現が含まれていますのでご注意ください。
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利彰君がすねて・・・
今週の中ごろ、久しぶりに**に飲みに行った。利彰君の友達のルイスが日本に来ていて、ぜひ二丁目に行って、いろんなところを見たがっているらしい。**に来る前に、ソウさんもいっしょにショーパブに行って、その後**に来たとようだった。店に入ってくるなり、ルイスがキアーヌ・リーブスにちょっと似たいい男なので、ママが興奮し始めた。
ママ:まあ、いい男ね、私のタイプだわ・・・
直:ママのタイプでも、相手はそう思ってないと思うよ・・・
ママ:あんたは黙ってなさい。
利彰君:紹介します、俺の友達のルイスです。
ママ:近くで見るとますますいい男だわ・・・
そうママが言ったのを、利彰君がルイスに翻訳した。
ルイス:ドモアリガトゴザイマス
ママ:いい男は声もいいわねえ・・・
直:ママ、ヨダレ垂らしてるぞ・・・
ママ:とりあえずこちらに座ってくださいね。
カウンターの一番奥にソウさん、そのとなりにルイス、そして利彰君、それにぼくの順で座った。しばらく4人で飲んでいたが、そのうちルイスがホテルに帰ると言い出した。しかもソウさんといっしょにホテルの部屋に泊るらしい。利彰君は、憮然とした顔で二人を送り出した。
直:あの二人、できてるの?
利彰君:去年の夏、俺たちがイギリスに留学した時に、聡一さんが俺やジュンを見に来たのを、直さんも知ってるよね。そのときに、ルイスがソウさんをナンパしたらしい。聡一さんはオックスフォードに一週間しかいなかったから、それほどルイスと深い関係になったわけじゃないみたいだけどね。
直:ソウさん、どこでももてるね。
利彰君:ルイスたちは本来は俺のうちに泊ってるんだけど、今日はルイスが都心のホテルに泊まりたいって言い出したのは、聡一さんといっしょに泊りたかったってこと・・・
直:そんで、利彰はすねてるのか・・・
利彰君:すねてなんかないですよ・・・
直:すねてる利彰はなんか可愛いじゃん・・・
利彰君:だからすねてませんって! それに俺はジュンと違って可愛いキャラじゃないですよ・・・
直:今夜、ぼくんちに来て飲む?
利彰君:いいんですか? でも直さん、明日は会社でしょう?
直:そうだけど、飲みすぎなきゃだいじょうぶだよ。
利彰君:それじゃあ、おじゃましますね。
直:ママ、ぼくたちもう出るから、お勘定!
ママ:どこ行くのよ、二人で。
直:秘密・・・
ママ:直ったら、若い子、たぶらかしちゃダメよ。
直:そんなことするか!
利彰君:今夜は俺が直さんにいっしょにいて欲しいんです・・・
ママ:あらそうなの?
直:じゃあ、ママ、またね!
ママ:じゃあ気をつけて帰るのよ、近いうちにまたいらっしゃい!
利彰君:それじゃあ失礼します。
ママ:またいらしてね、待ってるわよ。
ぼくたちは店を出て、タクシーでぼくのマンションまで帰った。
リビングのソファに座ってビールを飲み始めると、利彰君がぼくの寄りかかるようにからだをもたれさせてきた。
直:いつもは俺様キャラの利彰が、今夜はみょうに可愛いじゃん・・・
利彰君:直さん、イジワルだなあ・・・
直:ふだんは利彰、こわいからいじめられないもん。今夜はチャンス!
利彰君:直さん、性格悪い・・・
直:ゴメンゴメン、なんか今夜は利彰が可愛いもんだから、ついいじめたくなって・・・ ほらもっとこっちにもたれておいで・・・
そうぼくが言うと、利彰君は大きなからだをぼくのほうにさらに傾けて、頭をぼくの肩にのせてきた。
直:利彰も可愛くできるじゃんか、なんでふだんはあんなに憎たらしくしてるんだよ。
利彰君:直さんみたいに、俺が言いたいこといっても、ちゃんと俺のことわかってくれる人を、選ぶため・・・
直:それってほめてくれたのかな・・・ 
ぼくは利彰君の唇にやさしくキスをした。
利彰君:なんか子供にするみたいなキス・・・
直:じゃあ、もっとすごいの、やってやろうか?
利彰君:その前に、ベッドに行こうよ・・・
直:そうしようか、あっ、利彰、寝る前にちゃんとトイレ行っとけよ・・・
利彰君:今は行きたくない・・・
直:まったく、またぼくのベッドで寝ションベンするつもりだろう・・・
利彰君:俺がしたら直さん喜ぶくせに・・・
直:ば~か・・・
ぼくたちは大量にビールを飲んだまま、そのままベッドで仲良く眠ってしまったのだった・・・(つづく)

テーマ:GAY - ジャンル:アダルト

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