世界地図は夜作られる
男のオネショについて、あんな事こんな事(体験談や思い出等)を語り合いましょう。ゲイ表現が含まれていますのでご注意ください。
202404<<12345678910111213141516171819202122232425262728293031>>202406
玲と会う
先週の金曜日、仕事を終えて会社を出て、携帯を見たら玲からメールが来ていた。とりあえず返信をすると、玲からすぐに電話がかかってきた。

玲:直、久しぶり、俺・・・
直:玲、どうしたんだよ?
玲:今、直はどこにいるの? 会社?
直:今会社出たとこ、駅まで歩いてる。
玲:これから直、どうするの?
直:まだ決めてないけど・・・
玲:飲みにいかない?
直:いいけど。
玲:ちょっと話したいことがあるんだ・・・
直:どうしたんだよ。
玲:会ったときに話す。
直:じゃあ**の開店時間に行ってるよ。
玲:じゃあ、俺もそのくらいに行くね。

いったい玲はなんの話があるのだろうか。どうせいい話ではなさそうだったが、とりあえず玲に会うのはうれしい。ぼくは帰りの方向とは反対の電車を乗り継いで、**に行った。

ママ:あ~ら、直いらっしゃい。あら、今日はどうしたのよ、なんかうれしそうじゃない?
直:いつもとおなじだよ。ああ、それからもうひとり来るんだけど・・・
ママ:やあだ、またまたあんた浮気ね、翼に言いつけちゃうわよ。
直:するか、ちげえよ、ママも知ってるだろう、玲が来るんだよ、あいつは旦那持ちだからね。
ママ:あらいやだわ、それじゃあダブル不倫じゃないの・・・
直:うれしそうに言うな、ったく・・・
ママ:なんで直ばっかり不倫ができるのよ?
直:ったく、くちびる舐めながらうらやましそうに言うなよ。だから不倫じゃないって・・・
ママ:直はいいわねえ、中身がグダグダでもちょっと見かけがいいだけで、不倫し放題なんだから・・・
直:ひでえ言われようだなあ・・・
ママ:あたしもたまには不倫のひとつもしてみたいわよ・・・
直:いい男いないのか?
ママ:なんかこのところ男日照りなのよ、やんなっちゃうわ、
直:ママの場合、男がいてもすぐに逃げられちゃうからなあ・・・
ママ:うるさいわねえ、逃げられたわけじゃなくてあたしのほうか追い出したのよ。
直:男のほうからしたら、追い出されたほうが幸せだったりして・・・
ママ:うるさいわねえ、まったく直はかわいくないわねえ、あたしは今気が立ってるのよ・・・
直:ママの前でかわいくしてもしょうがねえし、それにしても発情期の熊だね・・・
ママ:ホント、やなヤツね。翼にあんたの悪行を有ること無いことぜんぶ告げ口してやる!
直:ちょちょちょ、それはやめてよ~、そんなことされたら翼に愛想つかされちゃうよ。
ママ:じゃあ少しはかわいくしなさい。
直:しょうがねえなあ・・・

そんな話をママとしていると、入り口のドアが開いて玲が店に入ってきた。まだまだ多少は人目を引くようなファッションではあるが、以前ほど見るからにホストというような感じではなくなっていた。

ママ:あら、玲ちゃん、お久しぶりじゃない。でもそんな普通のかっこうすると、けっこう育ちがよさそうに見えるから不思議よね。
玲:ママもお変りなくて・・・
ママ:あたしはおかげさまで変わりなくやってるわよ。
直:変わらず男には逃げられっぱなし、てか・・・
ママ:うるさいわね、直、あんたはだまってて。

というとママは玲にはあんまり興味が無いらしく、いつもならイケメンには食らいつくのに、その日はスッとぼくたちの前から離れていった。

玲:なんかママさん、俺のことあんま好きじゃないみたいだ・・・
直:好かれないほうがいいと思うけど・・・
玲:直はいいよね、普通にしてたらみんなに好かれるんだから・・・
直:んなことねえよ。
玲:だって人にはすげえ厳しい、ゆうまが直には甘いんだもん。
直:なんか妬いてるみたいだぞ。
玲:そうだよ、俺は嫉妬したんだからな。
直:でもゆうまさんとはうまくいってるみたいじゃん。
玲:まあ厳しすぎるとことはあるけど、そんな悪い人じゃないし。それにあんま浮気しないからね。
直:いいことじゃん。
玲:でもなんかときどきちょっとゆうまのことが重くて、息が詰まることもある。
直:なに、ゆうまさんとケンカでもしたの?
玲:ねえ、直、今夜泊めて、直と浮気するから。
直:どうしたんだよ?
玲:俺、虫がすげえ嫌いだって、直も知ってるよな。
直:ああ、以前に別荘で会ったとき、別荘でそんなこと言ってたな。
玲:あそこは気持ちいいんだけど、冬以外は虫が多いから嫌い。
直:そんで、いきなり虫の話って、どういうこと?
玲:ゆうまのやつ、成金だからたまに趣味の悪い買い物するじゃん・・・
直:まあ金に余裕はあるからね。
玲:何日か前に大きな荷物が届いたんだよ。ベッドサイドに置く電気スタンドをゆうまが衝動買いしちゃったんだよ。
直:それがどうしたんだよ?
玲:なんて言うのか、ステンドグラス見たいな感じのスタンドでさ・・・
直:それで、何が問題なんだよ?
玲:そのステンドグラスの柄が虫なんだよ!
直:ああ、ギャレとかにある柄だよね。
玲:あっ、直、知ってんだ。ゆうまもギャレっていう有名なやつだって言ってた。
直:電気つけると、きれいなんだよね。
玲:そうなんだけど、虫嫌いの俺には、嫌がらせとしか思えないよ。
直:柄なんだから、動かないだろうが・・・
玲:なんか、寝てる間ずっと虫がからだを這っているような気がして、よく眠れないんだよ。
直:まあ、嫌いなものがそばにあるとそうなるかもしれないね。
玲:そんで、ゆうまに捨ててくれって言ったんだけど、せっかく買ったんだから、嫌だって言うんだよ。だから、俺、家出してきた。
直:ったく、家出なんて、高校生じゃないんだから・・・
玲:だから、今夜は泊めてね。
直:しょうがねえなあ・・・
玲:そのかわり気持よくしてあげるからさ・・・
直:バ~カ・・・
玲:直も好きなくせに・・・
直:ヘンなこと言うから、勃ってきただろうが・・・
玲:さすが直、感度いい・・・
直:こら、人前で触るんじゃない・・・
玲:んなこと言って、ホントはうれしいくせに・・・
直:じゃあ、とりあえずウチに帰ろう。
玲:いいよ、直んちで飲み直そう。

ぼくたちは早めに店を出て、電車でマンションの近くの駅まで行き、そこからタクシーに乗った。
部屋にはいると玲がいきなり抱きしめてきた。

直:いきなりだな。
玲:ホントは抱かれてうれしいくせに・・・
直:こ、こ、こら、どこ触ってんだよ。
玲:さすが直、感度いい。
直:ったく、ゆうまさんとはやってないのか?
玲:やってるけどさ、俺的にはものたりないの、だってゆうまはちょっと不感症気味なんだもん。その点直は、すげえ感じやすいから好き。
直:玲みたいにイケてる奴に抱きしめられて刺激されたら、ふつうはすぐに感じちゃうだろうが・・・
玲:ホント直は素直でいいね。
直:とにかく着替えて、それから風呂に入ろうよ。
玲:こんなにギンギンになってるくせに・・・
直:このままじゃ臭うぞ。
玲:そうか、直は包茎だから、臭いやすいんだったね。まああの臭いチーズみたいな臭いはそれはそれでけっこうソソるけどね。(続く)

テーマ:GAY - ジャンル:アダルト

コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する

管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
copyright © 2004-2005 Powered By FC2ブログ allrights reserved.