世界地図は夜作られる
男のオネショについて、あんな事こんな事(体験談や思い出等)を語り合いましょう。ゲイ表現が含まれていますのでご注意ください。
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『僕の兄貴は夜尿症』第18回
tetsuyaさんが『僕の兄貴は夜尿症』第18回を送ってくださいました。今回も興奮の展開ですが、このあとどうなっていくのかとても楽しみになってきました。

『僕の兄貴は夜尿症』第18回(tetsuyaさん作)

「兄貴…」
オムツ姿でベッドにうつ伏せになり、 肩で息をしながら俺は声の方を振り向くと、
そこには篤が立っていた。
「兄貴…まさか…」
「い…いや…これは…違うんだ」
「何か変な声がするなぁって思って来てみたら… 雄くんがこんな変態だったなんて…」
「違う…」
「オムツオナニーが大好きになっちゃったんだね!雄くん」
「ち…違うんだ」
篤は俺のうろたえぶりを見て嬉しそうにずかずかと部屋に入り込ん できた。
俺はものすごい快感のあとの放出だったせいか立ち上がることもで きなかった。
「雄くん…オムツ換えようね」
「や…やめ…」
篤は俺の身体を仰向けに転がすと、オムツを外し始めた。
「あ…」
思わず小さな声を漏らしてしまう。ポロンと小さくなった俺のチ● コが飛び出す。
それは精液にまみれてヌルヌルになっていた。
「うわ~たくさんオモラシしちゃったね!」
篤は俺のチ● コを右手で摘んだかと思うと次の瞬間パクっと口にくわえた。
また新たな快感が俺を襲う。
「あぁあぁ…」
さっき放出したばかりのチ●コが再び膨張を始める。 篤は器用に口で俺のチ●コの皮を剥くと
一番敏感なカリの部分に舌を這わせた。
「あぁぁぁあぁぁ…」
俺は7歳下の弟にされるままになっている。
俺の精液と我慢汁、 篤の唾液がミックスされてジュポジュポといやらしい音を立てる。
俺の我慢はまたもや3分も持たなかった。
「あ…出…出る…あぁ…」
篤の口の中で俺のチ●コは暴発した。
あぁ…あぁぁ…あぁあぁっぁあぁああぁあっぁぁあ~ん
俺は再度身体をビクつかせながら篤の喉に精液を飛び散らせた。


「あ!」
俺ははっと飛び起きた。
部屋は真っ暗で何も見えない。 手探りで電気をつけると蛍光灯の目映い光が目に飛び込んでくる。
枕元にある目覚まし時計を手に取った。
「2時か…」
俺は真っ裸だった。 連続2回の放出が俺を眠らせてしまったようだ。
その割りに身体は汚れてなかった。 多分篤が拭いてくれたのだろう。
弟に射精の始末をされるなんて… いくら寝てたとはいえ恥ずかしかった。
それよりトイレに行きたいと俺は思った。 いつ漏らしてもおかしくないほど膀胱はパンパンだった。
尿意で目が覚めるなんていつ以来だろう…
いつもこうならいいのに…そう呟きながら部屋を出る。
うちのトイレは1階の奥まった場所にあるため、 2階から行くと結構遠い。
子供の頃はこの距離が怖くてトイレに行けず失敗してしまうことも 多かった。
特に怪談話をテレビ等で見てしまった夜や、真冬の寒い日などは
たとえ夜中に目が覚めても布団の中でぐずぐずしているうちにまた 眠ってしまい、朝起きたら大洪水ということもあった。
まぁでも今は大人だ。 夜中に目覚めさえすれば失敗はしないはずだ。
便器をめがけて勢いよく俺は放尿した。 ジョボジョボとトイレ中に音が響く。
「はぁ…気持ちいい…」
尿意の限界からするションベンは格別だった。


あ!
俺はがばっと跳ねるように飛び起きた。
部屋の電気は付きっぱなしだった。 下半身に目をやり思わず目を見開いた。
大洪水だった。
「な…何で…!?」
さっきのトイレでの小便は夢だったっていうのか??
俺は頬をつねった。痛い。これは紛れもない現実だ。
騙された…
こんな風に夢のトイレで騙されるのは俺の見るオネショの夢として はしょっちゅうだった。
何で…何で夢の中だって気づけないんだろう。
いや、 普通の大人なら夢のトイレで小便したとしても現実には小便してい ないらしい。
そんなことをサークルのヤツが話していたのを以前聞いたことがあ った。
「子供の頃だったら絶対寝ションベンしてたぜ」
って得意げにそいつは話していたっけ。
でも俺は違う。 夢でした小便は現実でも小便したことになってしまう。
「3日連続か…」
最近寒くなってきたせいかオネショの回数が増えているように思う 。
季節の変わり目は特に要注意なのだ。
そしてそれよりもっと重大なことを思い出した。
このままだと『小学生の前でオネショ布団を干す大学生』 になってしまうということだ…
昨日オムツ着けたはずだったがそのままオナニーしてオムツに放出 してしまい、
しかもそれを篤に見られて外され再度放出させられた…
俺は意識を失ってしまった。 オムツはあの時外したままで再び着けられることはなかったのだ。
外されたはずのオムツはどこにもなかった。 篤が処分してしまったのか…?
とにかく今日も布団に世界地図を描いたことには変わりない。
何とかこの窮状を切り抜けなければ…
俺はふと時計を見た。まだ時間は4時過ぎだった。 外は言うまでもなく真っ暗だった。
「今干してしまおう」
要は小学生が登校する時間に俺が干さなければいいだけの話だ。
干す場所もちょっと狭いけど勝手口の隣にしてしまおう。
ここなら垣根に顔を近づけても死角になってオネショ布団は全く見 えないはず。
俺はぐしょぐしょになったシーツを外しアンモニア臭い布団を抱え ると1階に降りて行った。


ふぅ…
俺はタオルで髪を拭きながら溜息をついた。
いくら朝とはいえ、まだ4時だ。 あまり音を立てると家の者はおろか、
近所の人にまで不審者扱いされてしまうおそれがある。
そのため音を立てないよう細心の注意を払いながら布団を干さなけ ればならなかった。
干し終わった時にはうっすら汗さえかいていた。
一仕事終え、 シャワーを浴びて自分の部屋に戻ると時計は既に5時を回っていた 。
「もう一眠りできるかな…」
俺はカウチソファに横になった。 横になったとたん眠気が俺を襲った。


次に目覚めたのは7時半だった。 もうすっかり朝の陽でまわりは明るくなっている。
相変わらず登校する小学生のはしゃぐ声が聞こえる。 が何だか様子が変だ。
いつもより騒々しいなと思いつつ窓から外を見た。
俺の部屋は玄関のちょうど真上にあるため通りに面している。
俺は目に飛び込んできた窓の外の光景を見て言葉を失った。


布団が…オネショ布団が玄関先に干されている…


幾重にも過去の小便シミが重なりあい、 そして今日描いた世界地図の部分がグッショリ濡れている…
そんな俺の布団が通りを通る皆によく見えるように干されている。


「すげぇ…めっちゃ濡れてる…」
「うは~ションベンくせぇ~」
「よくこんなところに干せるよな~」
「お兄さん早く出てきてよ~」
「知ってる?こうゆーのヤニョーショーって言うんだぜ」
「え?何それ??」
「よく分からんけど父さんが言ってた」
「オムツすればいいじゃん」
「うちの弟のムーニーマンでよかったらあげるよ~」
7~8人の小学生が垣根に顔をつけて口々に言っている。
俺は自分の顔から火が出そうなほど赤くなるのを感じた。
甲高い声のせいか彼らの声は2階の俺の耳までよく届く。 俺は泣き出したい気持ちになった。
「おい!オネショマン!!出て来いよ~」
「オ~ネ~ショ!! オ~ネ~ショ!!」
小学生達が手を叩きながら大合唱を始めた。
近所の人にもきっと丸聞こえだろう。 俺は成すすべもなく部屋から動けずにいた。


どれくらいそのまま部屋でじっとしていただろう。
小一時間くらいだろうか。 小学生たちも俺が現れないためあきらめたのか、 やっと家の前を離れた。
通学時間もほぼ終わり、 子供の声がしなくなったのを見計らってから、
俺は自分のオネショ布団を玄関先から移すために表に出た。
もう近所の人には俺のオネショはバレバレだろう。 そう思うともうこの街から出て行きたくなった。
明日からもオネショが治らない限りあの小学生たちは俺を冷やかし に来るに違いない。
憂鬱な気分で小便臭い布団を抱えようとした時、 ふと視線を感じた。
振り返ると視線の先には一人の小学生が立っていた。
俺が睨むと彼は一瞬たじろいだ。そして「すみません…」 と一言言った。
俺は何も言わず布団を抱え、一旦玄関に入り、 玄関先に布団を置いた。
物干し竿の位置をもっと庭の奥側に移すべく、外に出ると、 まだその小学生は立っていた。
もうどうせ俺のオネショは見られているのだ。 今更隠そうなどという気持ちもなかった。
「なんだよ」
俺がぶっきらぼうに言うと、彼はおずおずと口を開いた。
「僕も…治らなくて…」
俺は「え?」と思い彼を再度見た。
「オネショが…」
「何年生?」
俺は思わず聞いていた。
「6年です」
「そっか…毎日?」
「…週3回くらい…」
「修学旅行は?」
「…行きませんでした。」
「俺なんて小6の頃なんて毎日してたよ。 っていうか一晩に2回やっちゃうときもしょっちゅうだったし」
俺は彼を励ますように言った。
「…」
「どう? こんな大人がオネショしてるって知ってちょっとは楽になったんじ ゃない?」
俺はわざと笑ってみせた。
「でも…ずっと治らなかったらどうしよう…」
不安そうな目で俺を見る。
「こればっかりはな…俺も何とも言えないよ。 実際まだ俺は治ってないし… でもオネショで命を落とした人はいないから」
「…うん」
「昔病院の先生が言ってたんだ。だから気にするなと」
「…」
彼は俺の言葉を噛みしめているようだった。
「もう学校始まってるんだろ?早く行けよ」
促すと彼は頷いて少し歩き、首だけ振り返ると
「また寄ってもいいですか?」
と言った。
俺がこくっとうなずくと、 彼はちょっと笑って会釈し歩いていった。
小6にしては大きめな背中にランドセルがちょこっと乗ってる姿は アンバランスだった。
小6…俺から見ればずいぶん年下だが、 世間一般からみればもうオネショはとっくに卒業してなければなら ない歳だ。
彼も一向に治らない自分のオネショに小さい胸を痛めているのだろ う。
「まぁ週3回なんて当時の俺と比べたらずいぶんマシだけどな…」
移動させた物干し竿にオネショ布団をかけながら俺は一人ごちた。

第19回>につづく

テーマ:GAY - ジャンル:アダルト

コメント
この記事へのコメント
ここに来ての新キャラ登場、展開が気になります。
自分は小学校低学年ぐらいまででしたので、「夜尿症」と言われるようなほどではありませんでしたが、
小学生がはやし立てるシーンは、読んでいて心が痛みました。
新キャラくんとの出会いが、少しでも良い方向に向かえばいいのですがね。
2013/08/21(水) 22:44:46 | URL | 鯖味噌缶詰 #-[ 編集]
コメントありがとうございます。
とりあえず後2回で完結する予定です。
今作はいつもと違いハッピーエンドで終わらそうと思ってます☆
2013/08/22(木) 01:07:49 | URL | tetsuya #Tipl/IsA[ 編集]
Re: タイトルなし
鯖味噌缶詰さま

新キャラ、気になりますよね。この先どうなるのか、管理人もドキドキしています。
2013/08/22(木) 22:29:30 | URL | ♂世界地図♂ #-[ 編集]
Re: タイトルなし
tetsuyaさま

管理人です。いつも小説を書いていただきありがとうございます。
あと2回で完結ですか、なんかもっと読みたいような気がしています。
でもハッピーエンドで終わりそうだとのこと、楽しみにしています。
2013/08/22(木) 22:31:28 | URL | ♂世界地図♂ #-[ 編集]
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