世界地図は夜作られる
男のオネショについて、あんな事こんな事(体験談や思い出等)を語り合いましょう。ゲイ表現が含まれていますのでご注意ください。
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「僕の兄貴は夜尿症」第5回(tetsuyaさん作)
今日tetsuyaさんから待望の「僕の兄貴は夜尿症」第5回が送られてきましたので、さっそくアップいたします。それからtetsuyaさん、お忙しいなかを本当にありがとうございます。


「僕の兄貴は夜尿症」第5回(tetsuyaさん作)

「兄貴…入るよ」
僕は風呂から上がると兄貴の部屋をノックした。
兄貴はベッドに寝転がって携帯をいじっていた。僕にちょっとだけ視線をやると、
「お、篤」
とだけ言ってまた携帯の画面に目を戻した。
僕は部屋の入り口に突っ立っていた。心臓がありえないくらいにバクバク言ってる。
「来いよ。寝たいんだろ?」
そう兄貴は言って布団を捲り上げた。
僕は何も言わずに兄貴の布団にもぐりこんだ。
「俺風呂入ってくるから。ほんとに1時間だけだぞ」
そう言うとタオルと着替えをクロゼットから取り出して部屋を出て行った。
一人になった。
僕はさっき兄貴が閉じたクロゼットを開けた。
兄貴のボクサーブリーフを探す。
「白いヤツ…白いヤツ…」
僕はつぶやきながら物色し1枚だけ見つけた。
すぐに目の前で広げてみる。
白の小さめのボクサーブリーフだけど股間部分が黄ばんでしまってる。
「あぁ…兄貴…」
僕はその黄ばんだ部分を鼻に押し付けた。さすがに洗濯してあるので洗剤の臭いしかしなかった。
兄貴が中学生の頃は親が買ってきた白ブリーフを穿いていたが、ほぼ全て股間が黄ばんでいた。
僕は当時まだ小学校低学年だったけどそんな兄貴のブリーフを見てもやもやした気分をもてあそんでた。
今から思えばあの頃から兄貴にエロい感情抱いてたんだなと思う。
僕は丁寧にボクサーブリーフを畳んで元に戻すとついに念願だった兄貴の布団へと滑り込む。
掛け布団から漂う兄貴の汗の匂いと敷布団から漂う兄貴の小便の微かな臭い。
僕はもう痛いほどに勃起していた。うつ伏せになって兄貴の布団に僕のモノを擦りつける。
あぁ…すぐにイってしまいそうだ。でもこんなとこでイクわけにもいかない。
僕は仰向けになると息を整えた。
しばらく布団の中でごろごろ動いて兄貴の布団の感触を楽しむ。
正直一発出したくてたまらない。出さないと眠りにつけなさそうだ…
そんな事を考えてたら兄貴が風呂から上がってきた。
「あ~暑っちい…」
兄貴が髪をバスタオルで拭きながらエアコンを強にする。
兄貴からはボディソープの淡いいい香りがした。
でも明日の朝には小便の香りに包まれてしまうんだろうけど…
僕は黙って兄貴から背を向けて目を閉じていた。
しばらく兄貴はエアコンの風に当たりながら携帯をいじっていたが、寒くなったのかグレーのスウェットを着ると、
僕をまたいで布団にもぐりこんだ。
「篤…」
僕を見つめて微かに呟くと僕が眠っているのを確かめた。
僕はもちろん眠ってなんかないんだけど…
正直兄貴に抱きつきたい気持ちがあったが兄貴はさすがにそれは拒否するだろう。
自分の部屋に帰れって言われたら折角のチャンスがパーだ。
眠ったふりをしながらも僕は兄貴の動向を伺っていた。
どのくらい時間が経っただろう。兄貴から寝息が聞こえる。
「寝た」
僕はちょっと目を開けた。兄貴はもう眠りについていた。
兄貴は昔から寝つきがとてもよかった。反対に僕はとても寝付きが悪くて小学生の頃から夜眠れなくて
こそこそ起き出しては居間のテレビを見てお袋に怒られていた。
1時間だけならとは言ったものの絶対兄貴は1時間も持たずに寝てしまうと思っていた。
兄貴が寝てしまえばこっちのもんだ。絶対に自分の部屋になど帰るもんか。
朝気づかれたら「僕も寝てしまってた」って言ってしまえばいいんだし。
しかも兄貴の眠りは深い。僕の存在に気づいて目が覚めるなんてことはまずないだろう。
だからきっと今でもオネショが治らないんだろうけど。
僕は部屋の電気を豆球だけにすると兄貴に寄り添った。
兄貴の頭を撫でてみた。起きる気配はない。
「雄くん…オネショばっかしてちゃダメだよ」
僕はくうくうと優しい寝息を立てる兄貴にそう語りかけた。

うなるような物音で僕は目を覚ました。
寝ぼけ眼で時計を探す。何だか部屋の様子が違う。
あぁ…ここは兄貴の部屋だ。いつの間にか僕寝ちゃったんだな…
時計は午前4時になろうかというところだった。
僕は身体を起こして兄貴を見た。うなり声は兄貴が発していたのだった。
「兄貴…どうした?」
兄貴は目をつぶったまま顔をゆがめて小さな声で「うう…」とうなっているだけだ。
「夢を…見てる? もしかして!」
僕は布団をバッとめくった。大丈夫まだ濡れてはいなかった。
でも兄貴の手は股間に伸びていた。
「ひょっとして…小便我慢してるのか?」
顔をゆがめて身体を小刻みに動かし、両手で股間を押えている…
これはもうガチで小便我慢してるに違いない。
僕は起き上がるとベッドから降りて苦悶の表情で横たわる兄貴を眺めた。
きっと…きっと夢の中で一生懸命にトイレを探しているに違いない。
でも見つからなくて焦ってるんだろう。僕はそんな兄貴の艶かしい姿に思わず勃起していた。
僕は期待に胸を膨らませながら横たわる兄貴を眺めている。
どれくらい時間が経っただろう。小刻みに動いていた兄貴の身体がふっと止まった。
あれ?っと思っていたらしばらくしてジョオオオオオ…とけたたましい音が兄貴の股間辺りから響いてきた。
その音と同調するかのように兄貴のスウェットがすごい勢いで黒く染まっていく。
「あぁ!!…兄貴…オネショしてる!」
股間から溢れ出した小便はスウェットからこぼれ落ち、布団をどんどん濡らしていく。
兄貴はさっきとは違い安らかな表情になっていた。
きっと夢の中でトイレを見つけたんだろう。せっかく我慢して我慢してトイレを探し出したのに
実はベッドの中だったなんて…
初めて見る兄貴がオネショする瞬間。僕はそのすごい光景に思わず股間に手を伸ばし扱いていた。
そして兄貴のぐしょぐしょに濡れたスウェットに顔を近づけてみた。
出したばかりの濃い小便の臭い。僕はそれを嗅いだだけで早々にイってしまった。

「兄貴…兄貴…」
僕は兄貴の身体を揺すった。
「う…う…ん…」
兄貴はしばらく気だるそうに伸びをしていたが、股間が濡れているのに気づいたのだろう。
ガバっと起き上がった。
「あ…あぁあ…」
やっちまった!という顔をしてしばらく兄貴が描いた世界地図の上で呆然とした後、
僕の方を目をやった。ばつが悪そうに頭をかいて、
「部屋に戻らなかったのか」
と聞いた。
「うん。いつの間にか眠ってしまってて…」
弟にオネショを見られた上に弟に起こされてオネショに気づく兄貴。
今兄貴は猛烈に恥ずかしいに違いない。
「部屋に戻りなよ」
兄貴はそう言うと起き上がってシーツを外し始めた。
「僕も手伝うよ」
そういう僕を兄貴は制して、
「いやいや。いいから。俺一人で十分だから」
早く僕に部屋から出て行って欲しい口調だった。
僕はとりあえず素晴らしいショーを見ることができたし、今日はもういいかなと思いつつ兄貴の部屋を出た。
「あ、兄貴」
僕は部屋を出る前に振り返るとちょっと笑って続けた。
「兄貴がオネショする瞬間見ちゃった。僕」
それを聞いた兄貴の表情を確認することなく僕は部屋を出た。でもきっと恥ずかしさと腹立たしさの混じった
神妙な顔をしているだろうことは容易に想像できた。

第6回>につづく

テーマ:GAY - ジャンル:アダルト

コメント
この記事へのコメント
リアル・・・
久々のtetsuyaさんの小説・・・ やっぱ興奮物です。 特に寝ションベンの一部始終を観察しちゃうのは、リアルで最高ですねっ!
2011/11/11(金) 05:33:30 | URL | 黄金水 #CxegxdeI[ 編集]
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