世界地図は夜作られる
男のオネショについて、あんな事こんな事(体験談や思い出等)を語り合いましょう。ゲイ表現が含まれていますのでご注意ください。
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修学旅行は楽しくない?(プロローグ)
noriさんから新しい小説が送られてきました。「前回の小説が尻切れトンボになってしまってすみません。終わったわけではありません。その代わりと言ってはなんですが、新しい小説を書いてみました。こちらのほうでしばらくお楽しみください」という伝言がnoriさんからありました。


noriさん作小説:修学旅行は楽しくない?(プロローグ)

家族と一緒に晩飯を食べた後、俺(加賀井 宙)は二階の自分の部屋に引っ込んで、とりあえず復習を始めた。
しばらく復習をしていると、急に俺は弟の匠に肩をたたかれて驚いた。

「なんだ、匠か、部屋に入ってくるときはノックくらいしろよ。」
「いちおうは軽くドアをたたいたけど、お兄ちゃんは返事しなかったからね。」
「今日の数学の問題を考えてたんだよ。」
「つまんねえの、ひとりエッチとかしてたら面白かったのに。」
「オナニーなんかしねえよ、ばあか。」
「へえ、優等生の兄貴はマジでシコらねえのか?」
「する必要ねえし。」
「必要ないって、兄貴はやりたい盛りの男子高校生だろう?」
「夜寝てる間にいつの間にか出ちゃうからね・・・」
「兄貴、まだ俺たち家族には隠して、密かにネションベンしてるとか・・・」
「するか、ばあか、夢精だよ夢精。」
「夢精くらいじゃやりたい気持ちは解消できないんじゃないの?」
「お兄ちゃんは週に二回から三回くらい夢精するから、それでじゅうぶん性欲は解消するけど・・・」
「兄貴、マジ、週に三回も夢精するんだ、信じられない・・・」
「匠は夢精しないのか?」
「だって、毎日シコってるから、夢精なんかほとんどしないよ。お兄ちゃんは夜尿症だったから、そのつながりで夢精しやすいのかもね。夜射精症とかなんじゃないの。」
「確かにオネショしなくなったころ、夢精が増えてきた。」
「ほらね、夜尿症だったヤツは夢精しやすいんだよ、きっと。」
「匠、何の用なんだよ。」
「特に用はない、ヒマだから兄貴をからかいに来た。」
「勉強中だ、帰れ帰れ。」
「しょうがねえなあ、部屋に戻ってひとりエッチでもしようっと。」

やっと匠は自分の部屋に帰っていった。ひとりになったら俺は残りの問題を集中して片づけた。
勉強が終わると、俺はカバンの中からその日学校で担任からもらったコピーを取り出した。
二週間後の修学旅行の時の班のことについてだった。
俺はわけあって特別に作られた班に入ることになっていた。

話はさらにさかのぼる。以前に提出した修学旅行の事前健康調査のことである。
回答は当たり障りなく答えておいたのだが、修学旅行中の夢精のことが心配で、調査票の個別に相談を希望、というところに俺はチェックを入れておいた。
そのことで今日担任から呼び出しを受けたのだった。
進路指導室で俺は担任と向かい合わせに座った。
座るといきなり担任が質問してきた。

「加賀井、お前がなあ、ちょっと驚いた。そんでぶっちゃけ週に何回くらい漏らすんだ?」
「ええと、週に二回から三回くらい・・・」
「そのくらいだと、修学旅行中に絶対当たりがくるな・・・」
「修学旅行は6日ですから・・・」
「じゃあ、なあ、他にも同じ悩みのやつが3人もいるから、そいつらと同じ班に入れ、お前が特別な班に入ることについては、他の生徒達には適当な理由を言っておく。そうすればいろいろと先生もケアしてやれるから。」
「そんで漏らすときは布団まで濡らすのか?」
「パンツとパジャマを濡らすくらいです。量が多い時はたまに布団まで染みることがあるけど・・・」
「なんだ、大したことないな、わかった、先生がうまくやってやるから、修学旅行には安心して参加しなさい。」
「はい、よろしくお願いします。」

担任が安心して参加しろと言うので、俺はとりあえずは替えのパンツを多めに持って参加することにしたのだった。
そして今日、特別班の名簿を担任からもらったのだった。

特別班は俺を含めてこの4人だった。
・須藤 亮一:180-60-17、某私立進学校2年、成績がトップなので生徒会の委員にさせられている。顔はイケメン、すぐにヒーロー系の主役ができるくらいの美形だが、少し表情が暗いのが残念なんところ。長男で、二つ下の弟がいる。
・篠田慎之介:168-50-17、某私立進学校2年、成績は普通だがツッパリ系、顔はもろアイドル系の美形、表情があまりないので意外にモテない。
・大西 正善:165-75-17、某私立進学校2年、成績は中の下、フィギュアオタク、運動神経は壊滅的、勉強は苦手、帰宅部
・・・俺、加賀井宙78-58-17、某私立進学校2年、成績は上の下、 ごく普通の元気少年、運動神経はいい。勉強はそれなりで、ぎりぎり上のクラスに属している

4人は見たところどういう理由で選ばれたのかはわからない。たぶんこいつらも年頃なんだから俺と同じく夢精の回数が多くて悩んでいるのだろう。

同じクラスの親しい友達には、事情があって特別班に入ることを言った。
友人たちは先生から俺が何らかの病気のせいで特別班に入ると言われていたらしい。

教室で弁当を食べていると、友達の浜田が俺に訪ねてきた。

「宙、お前、特別班なんだ、大変だな。」
「なんでたいへんなんだよ?」
「だってさ、特別班には、あのいけ好かないイケメン優等生の須藤と、イケメンツッパリの篠田がいるんだろう?」

そうするといっしょにいた友達の高橋が話に入ってきた。

「じゃあ、宙もけっこうイケてるから、イケメンが集められた班とか?」
「ばあか、もろオタクの大西がいるだろうが、あいつはイケメンとは言えないだろう。」
「だな、じゃあなんで特別班なんだよ。」
「ゴメン、詳しくは言えないけど、ちょっとした病気系とかだよ。」
「宙、お前、健康じゃん。」
「うん、でもちょっとアレルギー系というか、そういうこと・・・」
「そうなんだ、お前と東京での自由行動をいっしょにしたかたんだけどね、それならしょうがねえ、じゃあ、宙、特別班で頑張れよ。」
「で、宙、お前の班、誰が班長なんだよ。」
「とりあえず、須藤が班長みたい。」
「まあ、あのメンツじゃそうなるわな、でも宙、あんな班長でお前も大変だな。」
「まあ修学旅行の間だけだからね、なんとかなるんじゃない。」
「宙、ホントお前はお気楽だよな。」
「浜田、うっせえ。」

そして修学旅行の出発の日がやってきた・・・

テーマ:男のオネショ - ジャンル:アダルト

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