世界地図は夜作られる
男のオネショについて、あんな事こんな事(体験談や思い出等)を語り合いましょう。ゲイ表現が含まれていますのでご注意ください。
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夜尿症の原因は・・・(8) noriさん作
夜尿症の原因は・・・(8) noriさん作

蒼汰はとりあえず布団から起き上がり、自分の寝ていた敷布団を見た。そこには巨大な世界地図がくっきりと描かれていた。
剛知のほうを見ると、さらに大きな世界地図が布団の大部分に広がっていた。

濡れたシーツをはがして、濡れたパンツやシャツといっしょに洗濯機に入れた。
そして素っ裸のままバスルームに行き、二人で仲良くシャワーを浴びた。
剛知は布団の中からずっと勃起させっぱなしだった。

「剛知、元気だな。」
「朝勃ちだよ。蒼汰は元気ねえなあ。」
「だって、オネショを漏らしてる真っ最中に目が覚めたんだからね。」
「確かにギンギンに勃ってたら寝小便できねえよな。」
「剛知はどうだったんだよ?」
「俺は寝てる最中に寝小便したんだろうな、冷たくなってたから結構前に漏らしたのかも。そんで朝勃ちしてたんだよ。」
「あんなに濡れたところでしばらく気づかないで寝てたのか?」
「俺みたいに寝小便のエキスパートのなったら、濡れたくらいじゃ平気だよ。」
「そんなエキスパートがあるのか?」
「ああ、なんでもするんだったら、徹底的にしないとな。」
「ばあか、オネショして威張るな。」
「蒼汰だって寝小便したくせに・・・」

シャワーを浴びて、遅い朝メシを食べていると、大家さんの息子さんの省吾さんから電話がかかってきた。

「おやすみのところをすみません。ちなみに水島さん、今日ちょっと時間をとらせていただけないでしょうか?」
「今日は今のところ特に予定はないですが・・・」
「そうですか、それなら、ちょっとこれからそちらにお伺いしてもよろしいですか>」
「いいですよ。」
「それから、上の剛知さんもお時間があるようでしたら、いっしょにちょっと訪問したいところがあるんですが・・・」
「ああ、剛知でしたら、今、隣にいますよ。」
「それはちょうどよかった、予定を聞いてみてもらえますか?」
「わかりました、聞いてみます・・・ 剛知、大家さんの息子さんの省吾さんが今日ちょっと時間を取れないかって?」
「俺なら、だいじょうぶだ。」
「剛知もだいじょうぶだって言ってます。」
「わかりました、30分ほどしたら、そちらに伺います。」

「30分くらいしたらここに来るってさ。」
「急に何のようなんだろうな。」
「たぶん、朝の見回りのことなんじゃないかな。」
「まあそうだろうけど、わざわざ来るなんて何だろうかなって思った。」
「まあ、来たらわかるよ。」

しばらくすると省吾さんが蒼汰の部屋にやってきた。

「お時間を取らせてすみません。これからちょっと私と一緒に行ってほしいところがるんですが・・・」
「いっしょに行くって、どこへですか?」
「今朝、お二人に見つけていただいた男性のところです。」
「ああ、今朝俺たちが見つけたオネショ布団の人か。」
「少し前に一度、その方、宮内さんとおっしゃる方なんですが、私には思い当たることはないと、全面的に否定しているんですよ。それで同じくらいの年齢で、オネショの悩みを抱えていらっしゃるお二人なら、宮内さんも少しは打ち解けてくれるのではないかと思いまして・・・」
「そうなんだ、俺は別にいっしょに行ってもいいけど、蒼汰は?」
「俺も剛知が行くんだったら、いっしょに行ってもいいよ。」
「お二人ともありがとうございます。ではさっそく行きましょうか。」

三人はそろってマンションを出て、蒼汰と剛知が見つけたマンションの部屋を訪ねた。
ところが早朝に干されていたオネショ布団がもう見当たらなかった。

「おれっ、朝はベランダのあの辺にけっこう濡れた布団が干されていたんだけど・・・」
「私もさっき来たとこには確認しています。私が行ったので、急いで取り込んだのでしょう。」
「あれだけ濡れてたんだから、一日干さないと乾かなくて、夜寝る時に困るだろうに・・・」
「しかも俺たちだから見つけられたオネショ布団なのにね、たぶんオネショなんかに関心のない人たちは、干してても気づかないないと思うけどね。」

まずは省吾さんががマンションに入っていったので、蒼汰と剛知も後について入っていった。
オネショ布団が干されていた部屋のドアの前に立ち、省吾さんがチャイムを鳴らした。
しばらくして、インターホンから若そうな男性の声が聞こえてきた。

「どなたですか?」
「先ほどお伺いした田原というものですが・・・」
「また来たんですか、帰ってください。」
「すみません、少しだけお話できませんでしょうか?」
「こっちは話すことなんかないんですが・・・」
「そこを何とかちょっとだけでもお話をさせてください。」
「仕方ないなあ、話すのはいいですけど、部屋に入ってもらいたくないので、表通りのファミレスで待っててください、後で行きますから。」
「そうですか、ありがとうございます。では先にファミレスに行って待っていますね。」

三人はマンションを出て、表の大きな通りにあるファミレスに入った。
入口の見える席に座って待っていると、しばらくして少し暗い感じの、でも整った顔の若い男性がおずおずと三人に近寄ってきた。

「来てくれましたね、ありがとうございます。」
「なんですか、田原さん一人じゃないんですね。」
「すみません、こちらのお二人は、私たちの調査にご協力いただいているんです。」
「協力って、いったい何を・・・」
「俺、天野といいます。もう少し先を南に入ったところにある小さな神社の先のマンションに住んでます。」
「はあ、そうですか、それでそちらの人は?」
「始めまして、水島です。よろしくお願いします。」
「それでですね、このお二人にご協力いただいているのは、最近このあたりで起こった環境ホルモンの影響についてなんです。
「環境ホルモンの影響?」
「はい、ご存知かと思いますが、駅の向こうの工場跡地の環境汚染の影響で、ごく一部ではありますが環境ホルモンに敏感な人たちが同じような影響を受けていまして・・・」
「じゃあ、このふたりの人たちも俺と同じことが起きてるんですか?」
「はい、おっしゃる通りなんです。」
「そんな都合のいいことがあるのかな。まさかウソを言って俺にホントのことを言わせようとしてるとか・・・」
「俺の場合、ぶっちゃけ夜尿症がひどくなってるんだよね。そんでこっちの水島はこのあたりに越してくる前はそれほどひどくなかった寝小便がここにきてから、けっこうひどくなってるんだよね。」
「それって、マジっすか。俺も急に寝小便するようになって困ってたんです。子供ならともかくいい年のオレが夜尿症になるなんて、なんか受け入れられなくて・・・」
「その気持ち、俺はよくわかるな。それに濡れたオネショ布団を干すのに困るしね。」
「雨なんか続くと布団が乾かなくてすげえ困る。」
「オムツは使ってないの?」
「いくら何でもオムツを使うようになったら、人間終わっちゃうでしょ。」
「それから、宮内さん、今回の環境ホルモンの影響についての調査にご協力いただけると、暫定的にですが、布団とかパジャマパンツの現物支給、それにオムツを使う方にはオムツ代が支給されます。」
「その調査と言うのは?」
「環境汚染の専門家の調査への協力、それから泌尿器系の専門医による治療があります。」
「本当に治療してもらえるんですか?」
「はい、それは心配される必要はありません。」
「宮内さん、俺も蒼汰も協力してるから、夜尿症の治療をしてもらってますよ。今度、いっしょに行きませんか?」
「宮内さんも、天野さんや水島さんといっしょなら行きやすいんじゃないんでしょうか。」
「じゃあ、とりあえず天野さんたちといっしょに一度行ってみます。」
「わかりました。宮内さんもとりあえず調査に協力してくれるということでよろしいですね。そうしましたら、さっそく新しい布団、シーツ、パジャマ等の現物をお持ちしますね。それでは、私はさっそく必要な物を取りに行ってきます。この後宮内さんに、天野さんと水島さんが夜尿症である証拠のオネショ布団を干しているところを、マンションまでいっしょに行って見せてあげてはいかかでしょうか、証拠のオネショ布団二枚を見れば宮内さんも納得されるでしょうからね。」

田原さんは伝票をもって席を離れた。

「宮内さんっていくつ? それで下の名前は?」
「俺は23です、名前は貴いに音と書いて、たかねです。」
「そうなんだ、俺は24だから、一つ年上かな。それからこっちの蒼汰は26、でも俺たちと同じくらいに見えるだろう。」
「そうなんですか、でもよかった、俺よりも年上の人がオネショしてて・・・」
「俺なんか、最近はほぼ毎日失敗してるもんな。」
「天野さんって、いいからだしてるし、そんなにオネショしてるなんて信じられません。」
「貴音くんだって、そんな整った清潔そうな顔で夜尿症とはとても思えないよ。ネションベンは週にどのくらいしてるの?」
「俺は週に3回くらいです、でも量が多くて、布団がすげえ濡れて困ってる。」
「こっちの蒼汰はネションベンの最中に目が覚めることがあるらしくて、そういう時は少ないらしいけどね、俺は貴音くんといっしょですげえ布団を濡らしちゃうな。」
「でもいい年になって急にオネショしちゃうなんて、ホント驚いちゃいますよね。」
「俺は子供の頃からずっとネションベン垂れだったから、それほど驚かなかったけどね。」
「ぼくの場合も、飲み過ぎた時とかにはオネショしてたから、まあ、毎日するようになったんで驚いてはいるんだけどね。」
「そうなんですか、俺は小学生の頃オネショして以来だから、驚いちゃって・・・」
「まあ、病院での治療もあるし、汚染がおさまったら、だんだんとよくなってくるんじゃないかな。」
「そうだといいんですけど・・・」

宮内は年もほぼ同じということで、剛知と蒼汰とはだいぶ打ち解けてきていた。

「じゃあ、俺たちのオネショ布団を見に、これからマンションにおいでよ。」
「はい、念のため、証拠のオネショ布団を確認させていただきます。」

宮内を連れて、剛知と蒼汰はマンションに戻った。

「こっちへ入って。」
「俺の布団も蒼汰の部屋の前に干してるんだよね。」
「そうなんですか、いっしょに住んでるんですか?」
「いや、そうじゃなくて、昨日は流れで蒼汰の部屋に泊まることになったんだよね。」
「お二人、仲いいんですね。」
「まあ、蒼汰とはネションベン仲間だしな。」

蒼汰は宮内を部屋の中を横切らせて、南側の窓まで連れて行った。
窓の外には、二枚のオネショ布団が、太陽の下で輝いていた。

「うわあ、二枚ともすげえ濡れてますね、右側のほうが濡れ方が激しいけど・・・」
「ああ、右側の布団が剛知のオネショした布団、左側がぼくが濡らした布団。」
「俺のほうが蒼汰よりも重症の夜尿症みたいなんだよね。」
「お二人とも、あんまり夜尿症を気に病んでいないような気がしますけど・・・」
「まあな、この年になってネションベンはハズいけど、でも、寝てる時に夢の中でションベンするのってけっこう気持ちいいんだよね。」
「剛知もそうなんだ、ぼくもオネショしてる最中はすげえ気持ちいいんだよね、まあ、その後が天国から地獄なんだけどね。宮内君はどうなの?」
「確かに俺も夢の中のトイレで限界まで我慢したションベンをぶっぱす時は気持ちいいですよ。まあ、その後、布団が濡れてるとすげえへこむんですけどね・・・」
「これで、俺たちふたりが夜尿症というのは嘘じゃないってわかっただろう。」
「はい、俺よりすげえネションベンされてるのがよくわかりました・・・」

蒼汰と剛知のオネショの証拠である世界地図の描かれた布団を見たことで、宮内はかなり二人と打ち解けてきたのだった。


第一話はこちらからどうぞ

テーマ:GAY - ジャンル:アダルト

コメント
この記事へのコメント
新しい登場人物も
おねしょで興奮するゲイなんでしょうねw
2018/08/24(金) 01:11:00 | URL | 白 #-[ 編集]
Re: 新しい登場人物も
コメントありがとうございます。
白様のご要望は作者のnoriさんに伝えておきますが、ご希望が小説に反映されるかどうかまでは分かりかねます。
これからも応援よろしくお願いします。
2018/08/24(金) 21:10:38 | URL | ♂世界地図♂ #-[ 編集]
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