世界地図は夜作られる
男のオネショについて、あんな事こんな事(体験談や思い出等)を語り合いましょう。ゲイ表現が含まれていますのでご注意ください。
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松本くんがスーツで・・・
この前の金曜の夜、翼にあずかってきたおみやげを持ってぼくは久しぶりに**に飲みに行った。急ぎの仕事を終えて会社を出て、**に着いたときは9時を回っていた。店は金曜の夜ということで満席で立ち客もいるくらいだった。ぼくも壁際に立って、席が空くのを待つことにした。
ママ:あら、直、久しぶりじゃない、せっかく来てもらったのに、今日は混んでて、しばらく待ってね。とりあえずこれでも飲んでてちょうだい。
そう言ってママが持ってきたビールをぼくは立ったままゆっくりと飲んでいた。ぼくと同じく立って飲んでいたスーツ姿の客が話しかけてきた。
客:混んでますね・・・
直:今日は金曜だからね・・・
客:よく来るんですか?
直:以前はけっこう来てたけど、最近はときどき来るくらいかな・・・
客:今日は誰かと待ち合わせ?
直:今日はママにちょっと報告がてら渡すものがあって・・・
客:ここにはずっと前から来てるんですか?
直:開店してすぐくらいに来始めたのかな・・・
客:若い頃から来てたんだ・・・
直:今は若くないけどね・・・
客:そういう意味じゃなくて、今でも若いでしょう・・・
直:もう若くなんかないですよ・・・
客:でも顔が整ってるから・・・
直:今日はカジュアルデイだったから、こんな格好してるせいかな・・・
客:スーツ姿も似合いそうだけど・・・
そんな取りとめもない話をしているうちに、席があいて、ぼくたちはそれぞれ別れて座った。
ママ:待たせちゃったわね。
直:金曜に空いてるようじゃダメだろうが・・・
ママ:まあおかげさまで、なんとかやってるわよ。あらいやだ、直のおかげじゃなかったわよね、ホホホ・・・
直:まったくあいかわらす口の減らない女だなあ・・・
ママ:あんたにだけは言われたくないわよ。
直:そうそう、翼からおみやげ預かってきてるよ。
ママ:あら、うれし、誰かさんと違って翼はよく気がつくわよね・・・
直:いちいち引っかかる言い方・・・ 渡すのやめようかな・・・
ママ:あんたのじゃなくて、翼からでしょ、つべこべ言わないで早くわたしなさいよ。
直:ったくしょうがねえなあ・・・
ぼくは翼からあずかってきたおみやげをママに渡した。
ママ:きゃあ、すてきなランチョンマット!
直:ランチョンマットかどうかはしらないけど、なんかじゅうたん屋さんで買ったんだ。
ママ:さすがは翼だわ、趣味がいいわねえ、こんなの欲しかったのよ。
直:二枚買ったけど、ママはこれをいっしょに使う相手、いるのか?
ママ:失礼ね、いるわよ。
直:おお、また誰か犠牲になったんだ・・・
ママ:ホント直ったら、嫌なやつね。今回はものすごく真面目な人と出会えたの・・・
直:いつまで続くやら・・・
ママ:今度はだいじょうぶよ・・・
直:イケメンなのか?
ママ:そうよ、あたしにはもったいないくらい・・・
直:げっ、そのうっとりとした顔、ママには似合わねえ・・・
ママ:なんとでも言いなさい、今の私は幸せの絶頂なんだから・・・
直:ということはあとは転がり落ちるだけ・・・
ママ:もうなんとでも言いなさい、まったく直はかわいくないんだから・・・
直:そうそう翼がママに会えなくて残念だって言ってた。
ママ:ホント翼はいい子よねえ、誰かさんと違って・・・
直:いちいちそれを言うなって・・・
ママ:まあ、直もなんとか翼に捨てられないでよかったわよねえ・・・
直:ホント、翼も物好きな・・・ って違うだろう・・・
ママ:まああんたも翼に愛想つかされないようにがんばりなさいね。
そして11時頃、ぼくの携帯が振動を始めた。
直:もしもし・・・
秀:オレ・・・
直:なんだ、秀、どうしたの?
秀:おまえ、どこにいるんだよ?
直:**で飲んでるとこ。
秀:なあ直、頼む、助けてくれ。
直:なんだよ、助けるって?
秀:実は最近また松本のやつが廃人化してて、今日は元気づけようといっしょに飲んでたんだよ。そうしたら松本のやつ、すげえ飲んじゃって、もう暴れて手におえないんだよ・・・
直:それで、どうして電話してきたんだよ。
秀:だって、松本を調教できるのは直ちゃんだけなんだもん。
直:気色悪い言い方すんな。
秀:俺は家族持ちだからそろそろ帰らなきゃならないし、かと言ってこんな状態の松本を置いていくわけにいかないから・・・ 直ちゃん、お願い・・・
直:ったく、すぐに人に押し付けようとする・・・
秀:松本がなついてるのは直だけだからな、だから頼むよ・・・
直:ったく、しょうがねえなあ・・・
秀:今からタクシーでそっちに行くから、近くまで着いたらまた電話する。
直:わかった、そうして・・・
ぼくはまたカウンターの席に戻った。
ママ:誰から電話だったのよ?
直:秀からだよ。
ママ:まあ、秀さんどうしてるの?
直:最近はすっかり奥さんの尻にしかれて、まじめなもんだよ。
ママ:まあ、いい男がもったいないわねえ。
直:ぼくもそろそろ帰るよ。
ママ:あら、そう。今度は秀さんも連れてきなさいよ、会いたいわ・・・
直:じゃあ、ママも彼氏にふられないようにね。
ママ:今回は大丈夫よ。直、おみやげ持ってきてくれてありがとう、翼にもメール出しとくわ。
ぼくは店を出て、大通りに出たあたりで、秀の乗ったタクシーを待っていた。それほど待つこともなく秀から電話がかかってきて、ほどなくタクシーが到着した。
秀:直、悪いな。
直:まったく口ばっかりなんだから・・・
秀:こういうときおまえしか頼りになるやつがいないんだよ。
直:秀はこのあとどうする?
秀:タクシー乗り換えて家に帰るよ。
直:なんか松本君、よく寝てるね。
秀:起こすと暴れるからなあ・・・
直:また女にふられたんだ・・・
秀:そういうこと・・・
直:まあ、退屈しのぎに松本君の振られ話を聞こうかな・・・
秀:松本をうまく操縦できるのは直ちゃんだけだからな・・・
直:バ~カ、おまえはもう家族のところに帰れ。
秀:悪いな、またこんど埋め合わせするから・・・
直:期待しないで待ってるよ・・・
ぼくはタクシーに乗り込んだ。松本くんはスーツ姿でがっくりと首を落として眠っていた。そういえば秀もスーツ姿だったのは、今日は客先にでも行っていたのかもしれない。
しばらくしてタクシーはぼくのマンションの前に着いた。まだ眠っていた松本君を無理やり起こした。
直:ほら、松本君、着いたよ。
松本君:あれっ、なんで先輩がセンパイに替わってるんですか・・・
直:とにかく、早くタクシーから降りろよ。
松本君:あれ、ここセンパイのマンションの前じゃないですか・・・
意外にしっかりと立ち上がりはしたものの、ふらふらと松本くんはぼくのあとをついてマンションに入ってきた。
松本君:伊東先輩がセンパイのこと呼んだんだ・・・
直:そうだよ、なんか松本くんが大変なことになってるって・・・
松本君:はい、また振られました・・・
直:どうしたんだよ?
松本君:俺はいい関係だと思ってたら、いきなり別れましょうって・・・
直:心当たりはないのか?
松本君:だってうまくいってたんですよ・・・ ああ、思い出すだけで頭に来る、センパイ、酒あります? 今夜は徹底的に飲むぞ。
直:もう、じゅうぶん飲み過ぎてるだろう・・・
松本君:これが飲まないでいられますか・・・
驚いたことに松本君は涙をボロボロと流し始めた。
松本君:どうせ俺は振られてばっかりのダメな男ですよ・・・
直:そんなことはないと思うよ・・・
松本君:酒、まだですか、酒でも飲まないと悲しくて・・・
しかたなくぼくは手持ちのウイスキーを水割りにして出した。松本君は水でも飲むようにゴクゴクと一気に飲んでしまった。
松本君:センパイ、おかわりください。
直:飲み過ぎだって・・・
松本君:センパイのところの酒はおいしいなあ、もういっぱいちょうだい・・・
直:まったく・・・
今度はちょっと薄めにして水割りを出した。それも松本君は一気に飲んでしまっていた。
松本君:センパイは俺のことバカにしてるでしょう、どうせいつも女に振られてるダメなやつですよ、もういっぱい・・・
また松本君は水割りを一気飲みして、今度はそのままがっくりと首を前に折って眠り始めていた。しかたないので、とりあえずなんとか松本君を起こして、ベッドまで歩かせて、そのまま寝させた。松本君はすぐにグーグーと眠り始めていた。
ぼくはリビングに戻って、ウイスキーを飲み始めた。金曜の夜なので時間を気にしないで飲める。ぼくはDIGAに録画してあったオペラを見ながら、ゆっくりとウイスキーを飲み続けた。見ていたオペラが終わって、時計を見ると3時を過ぎていた。そろそろ寝ようかと思い、テレビを消して、グラスやらを片付けていると、ベッドルームから松本君の声が聞こえてきた。
松本君:センパイ、センパイ、すみません、たいへんなことが・・・
直:どうしたんだよ?
松本君:センパイ、ちょっと来てください・・・
直:ちょっと待って、すぐ行くから・・・
ぼくはグラスを洗ってから、ベッドルームに入っていった。そこには、ベッドの上に上半身を起こしてM字開脚している松本くんがいた。それにしても松本君はスーツを来たまま見事に寝ションベンをしてしまっていた。松本君はグショグショになった自分の股間のあたりを呆然として眺めていた。
直:松本、寝ションベンしたのか・・・
松本君:寝ションベンなんかじゃありません。気がついたら濡れてて・・・
直:それにしてもスーツがグショグショじゃないか・・・
松本君:センパイのせいですからね、センパイのせいでこんなことになったんだ・・・
直:なんでぼくのせいだよ・・・
松本君:だって先輩が夜尿症を伝染したからですよ・・・
直:だから夜尿症は伝染らないって・・・
松本君:センパイの夜尿症はすげえ重症だから伝染るんです・・・
直:それにしても見事に漏らしたね・・・ まさか彼女の前でしなかっただろうね・・・
松本君:もうやっちゃいました・・・ 先輩が伝染したせいですからね・・・
直:まさかそんで振られたとか・・・
松本君:最初やっちゃったときは、彼女はオネショするなんてかわいいなんて言ってくれたんですけど、二回目にしたときにはひかれちゃってなんとなく関係がギクシャクするようになって・・・
直:そんでダメになったのか・・・
松本君:先輩に夜尿症を伝染されたせいですからね・・・
それにしてもスーツ姿のまま、寝ションベンで股間のあたりをグショグショにして強がっている松本君にはけっこう興奮させられる。
直:それにしてもそのスーツ、どうする?
松本君:センパイのせいでスーツがダメになったんですからね・・・
直:それにしても見事な寝ションベンだな・・・
そう言ってぼくは松本君が寝ションベンで描いた世界地図を手で触ってから、次に松本君の腰から太ももそして股間の方を優しく撫でていった。驚いたことに松本君の股間はすこし硬くなってきていた。
直:あれ、どうしたのかな、松本、なんか勃起してない?
松本君:してませんって・・・
直:とにかくスーツ脱ぎなよ。
松本君:センパイのせいで俺のスーツも人生もグチャグチャになったんですからね・・・
直:だから夜尿症は伝染らないって。
松本君:もう、センパイ、責任とってくださいね。
文句を言いながらも、濡れたスーツが気持ち悪いのか、松本君はスーツをさっさと脱いだ。ズボンだけではなくて上着も背中の方まで濡れてしまっていた。とりあえず裸になった松本君をシャワーを浴びに行かせて、ぼくは松本君の寝ションベンでグショグショになった布団を交換した。しばらくすると松本くんがバスタオルを腰に巻いて出てきた。
松本君:センパイ、パンツとTシャツ貸してください・・・
直:新品はないけど濯ったやつならあるよ。
松本君:どうせセンパイのパンツは全部寝ションベンが染み付いているんでしょ、どれでもいいです・・・
直:ば~か、それほど頻繁にはしてねえよ。
ぼくが手渡したパンツを松本君はクンクンと臭いをかいでいた。
直:洗ってあるから、臭いはしないと思うよ。
松本君:とりあえず洗剤の匂いしかしてないですね・・・
直:ほら、早く穿けよ・・・
ぼくたちは新しく敷いた布団に横になった。
松本君:センパイって夜尿症だけど、やさしいですね・・・
直:言ってる意味がわからない・・・
松本君:俺が女だったらセンパイに甘えられるのにね・・・
直:女には興味ないから。
松本君:センパイ、慰めてください・・・
直:なんか弱音をはいて、松本らしくないな・・・
松本君:もう彼女なんか作りません・・・
直:よっぽどこたえたみたいだね・・・
松本君:センパイ・・・
そう言って松本くんが抱きついてきた。まあ今日くらいは慰めてやろうと思い、ぼくは松本君の肩を軽く抱いた。
松本君:センパイ、暖かい・・・
直:ほら、もう寝たら・・・
松本君:眠くなってきた・・・
直:朝までもうすこし寝られるだろう・・・
相当松本くんは失恋がこたえたみたいで、いつもの強気一本やりの性格ではなくて、すこし弱気になっているみたいだった。まあまたすぐに小生意気な松本くんにもどるのだろうけど、今日だけは仕方ないかと思い、ぼくは松本くんの頭を軽く撫でてやった。そしてそのあとぼくたちはまた眠ってしまったのだった。

テーマ:GAY - ジャンル:アダルト

コメント
この記事へのコメント
珍しい姿・・・
世界地図様
松本くんにしては、随分と珍しい姿ですねっ・・・ しかも、あの短い間に 寝ションベンまでしちゃうとは・・・ 松本くんも、失恋したのが 相当堪えたようですねっ!
2011/10/09(日) 01:25:22 | URL | 黄金水 #CxegxdeI[ 編集]
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2011/10/11(火) 21:07:53 | | #[ 編集]
スーツが・・・
黄金水さま

まあ夕方からずっとやけ酒を飲み続けて、さらに家に来てから水割りをたてつづけに何杯も飲んだわけですから、漏らすわけですよね。それにしてもあの寝ションベンでグショグショのスーツはクリーニングでキレイになるのか心配です・・・
2011/10/11(火) 22:44:13 | URL | ♂世界地図♂ #-[ 編集]
一旦は、水洗いを・・・
世界地図様
流石に、スーツをそのままクリーニングに出すとションベンの臭いで店の人が何か言いそうですから、一旦・・・簡単に水洗いをしてから出した方が良さそうですよねっ。
2011/10/13(木) 04:17:49 | URL | 黄金水 #CxegxdeI[ 編集]
いい方法・・・
黄金水さま

なるほど、一度水洗いすれば臭いはとりあえずとれますから、雨に濡れたとでも言えばクリーニング屋さんも変に思わないですよね。松本くんに教えてあげよう。どうも松本君は捨てるつもりだったらしいですが、もったいないですもんね。
2011/10/13(木) 21:44:19 | URL | ♂世界地図♂ #-[ 編集]
不景気なので・・・
世界地図様
スーツって、そんな安くないと思いますし、まぁ~安いのもあるかと思いますけど・・・ 不景気な世の中で、使える物を簡単にポイっと捨てるのは・・・どうかと思います。 先輩として、そこら辺の事は・・・松本くんに諭してあげて下さいねっ。 物は大事にしないと・・・o(^-^)o
2011/10/15(土) 17:28:53 | URL | 黄金水 #CxegxdeI[ 編集]
着たまま・・・
黄金水さま

とりあえず、松本くんに電話して捨てないように言ったら、スーツを着てそのまま風呂に入って、寝ションベンの臭いを飛ばして、そのあとクリーニング屋に持って行くと行っていました。こんどホントにそうしたかどうか報告してもらいますね。
2011/10/16(日) 21:04:23 | URL | ♂世界地図♂ #-[ 編集]
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