世界地図は夜作られる
男のオネショについて、あんな事こんな事(体験談や思い出等)を語り合いましょう。ゲイ表現が含まれていますのでご注意ください。
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金曜日の夜の
翼が前回の海外駐在から帰国してすでに3年が経っていた。
商社に勤めている以上、どうしても海外駐在は避けなれない。
こんどは翼は東南アジアにある支社に行くことになった。

直「こんどは東南アジアか・・・」
翼「前よりは近いからね。」
直「そうだね、前のところより遊びに行きやすい。」
翼「うん、遊びに来てよ。」
直「でも、翼、けっこう大変な地位なんだろう?」
翼「そうなんだけどね、なんでオレが抜擢されたかっていうと、そこの今の支社長がけっこう癖のある人で、その補佐をしていた人が赴任から数か月で愛想を尽かして、帰国しちゃったんだよね。そういうわけで、だれも行きたがる人がいなくて、オレに回って来たってわけ。」
直「支社長ってそんなにヘンな人なのか?」
翼「まあ、すげえ頭のいい人なんだけど、けっこう好き嫌いが激しい人で、一緒に仕事するのはけっこう大変みたい。」
直「じゃあ、今回の異動ははずれなにか?」
翼「でも、そのかわり、早く昇格したわけだからね、うまくいかなかったら、帰国したら降格になっちゃうよ。」
直「どうなの、見通しは?」
翼「わかんねえけどさ、まあ頑張ってやるしかないよね。」

そして翼が東南アジアに赴任する前に、**のママに別れを言いたいということで金曜の夜、ぼくたちは**に行った。

ママ:やあだ、翼ったら、ますます男前が上がって、ほんといい男になったわよねえ。
翼:ママもなんかきれいになったんじゃない?
ママ:あら、わかる? あたしは今幸せの絶頂なのよ。
直:つがいでも見つかったのか?
ママ:ホント直はいつも腹立つことしか言わないんだから。ちょっと黙ってなさい。
翼:ママ、よかったね、いい人が見つかったみたいで。
ママ:ホント誰かさんと違って翼はやさしいわよね。そうなのよ、運命の相手があたしの前にあらわれたのよ。
直:今回の犠牲者はどんなヤツなんだよ?
ママ:犠牲者って何よ、場合によっては許さないわよ。
翼:それで、どんな相手なの?
ママ:インディーズのバンドやってる子なのよ、ちょっと変わってるところがあるけど、あたしにはもったいないくらいのいい男。
直:やれやれ、またママのいつものパターン、学習能力がまるでないね。
ママ:直は黙ってて。こんどの子はホントにまじめに夢を追い続けている男よ。
翼:そんで、今、いっしょに住んでるの?
ママ:そうよ、あたしのところに住んでれば、いろいろあたしがしてあげられるから、便利でしょ。
直:ヒモだね。
ママ:いくら直だって、言っていいことと悪いことがあるわよ。ホント失礼なこと言うやつね。
翼:でも、ママ、今幸せを感じてるんでしょ。
ママ:ホント、こんな幸せでいいのかしらって言うくらいよ。
直:うわあ、ママのそのうっとりとした顔、キモい。
ママ:うるさい、直、黙りやがれ!
直:ママ、男に戻ってるぞ。
ママ:あら、あたしとしたことが、もう直がヘンなこと言うからよ。
翼:ママ、幸せになってね。
ママ:翼、ありがとう。
翼:オレ、今月末から海外赴任になるから、ママの幸せを近くで見られなくなるんだ。
ママ:あら、翼、こんどはどこに行くのよ?
翼:東南アジアだよ、そこの支社に異動するんだ。
ママ:やっぱ翼は優秀だから、どこからも引っ張りだこよね。
翼:そうでもないんだけどね、まあチャンスではあるんだ。
ママ:翼、最近ほんとに練れたいい男になってるから、どこに行ってもだいじょうぶよ。
翼:ママにそう言ってもらうと、頑張ろうって思うよ。
ママ:翼が赴任先で落ち着いたら、あたしたちも新婚旅行に行こうかしら。
翼:大歓迎だよ、ぜひふたりで遊びに来てね。
直:それまでに相手に逃げられないといいよね。
ママ:ホント、直は憎たらしいことしか言わないんだから。今度こそはだいじょうぶよ。
翼:ホント、ママ、遊びに来てよね。
ママ:行くわよ。
翼:それから俺がいなくなったら、また直が糸の切れた凧みたになって、どうせ浮気ばっかりするだろうから、ママ、直のことを見張っててね。
ママ:わかったわ、翼の頼みだもの、任せておきなさい。
翼:直はけっこう誰からも好かれるから、心配なんだ。
ママ:こんなヤツのどこがいいのかしらねえ、直ったらけっこうモテるのよね、まあしゃべらなきゃいい男なんだから、みんなすぐに直の見かけに騙されちゃうのよね。
翼:でも長くいっしょにいると、直だって、見かけだけじゃなくて、いいとこも多少はあるのがわかってくるんだ。
ママ:翼もこんなヤツに引っかかるなんて、恋は盲目よねえ。
直:それはママのためにあるような言葉と思うけけど・・・
ママ:うるさいわねえ、今回の相手はだいじょうふなのよ。
直:やれやれ・・・
翼:ママ、ホント、ふたりで来てね。
ママ:必ず行くわ。

その夜は早めに切り上げて店を出た帰宅した。
家に帰ると、何と凜と子供が合い鍵を使ってマンションに入って待っていた。

翼:お兄ちゃん来てたんだ、急に来るんだもん、びっくりした。。
直:ああ、凜、いらっしゃい。
凜:大樹、ごあいさつしなさい。
大樹君:こんばんは、**大樹です。
直:お兄ちゃんは直だよ。それで大樹君は何歳ですか?
大樹君:小学一年、6歳です。
翼:もう、直ったら、子供に間違った言葉を教えちゃいけないよ。
直:なんだよ?
翼:もう直はじゅうぶんおじさんでしょ。
凜:直の精神年齢は大樹とたいして変わらないから、お兄さんでいいのかも。
直:凜、うっせえ。
翼:ほらほら、大樹、のど渇いてない?
凜:麦茶あったら、それでいいよ。
翼:あるよ、持ってくるからね。
直:大人は麦茶の発酵したものがいいな。
翼:しょうがないなあ・・・

翼が麦茶とビールををトレイに乗せて持ってきた。

翼:大樹、麦茶いっぱいあるからね、飲んでね。
大樹君:ホント、いっぱい飲んでいいの?
翼:いいよ、好きなだけどうぞ。
凜:ウチだとお祖母ちゃんが飲み過ぎないようにって制限してるんだよね。
直:子供はいっぱい水分取らなきゃ。
凜:そういやあ、俺が子供の時もおふくろ、飲み過ぎないように制限してたなあ。
翼:そうだっけ、オレはそんな制限された記憶ないけど。
凜:直はどうだったんだよ?
直:やっぱ、夜だけは水分の制限されたけどね。のどが渇くと隠れて飲んでた。
凜:俺も同じだ。

夜遅かったので、大樹君は疲れたのかいつの間にかソファに座ったまま眠っていた。

翼:大樹、寝ちゃったね。
凜:さっきまでゲームしてけっこうテンション高かったから、疲れたんだろう。
翼:じゃあ、ぼくのベッドに連れていこう。
凜:直のベッドのほうがよくねえ。
翼:どうして?
凜:麦茶けっこう飲んだから、すげえオネショすると思う。
翼:じゃあ、直のベッドに連れていこう。直のベッドだったらいくらオネショしてもだいじょうぶだからね。
直:まあ、いいけど・・・

凜が大樹を抱き上げて、ぼくのベッドにまで連れていった。
しばらくして、凜はリビングに戻ってきた。
そしてぼくたちはソファに座って、ビールの飲みながらしばらく話した。

翼:大樹、よく寝てるね。
凜:ああ、小学校に行くようになってから昼寝しなくなって、夜になるとすぐに眠くなるみたい。
翼:お父さんたちは急にどうしちゃったんだよ?
凜:今日田舎の親類が急に危篤だっていう連絡があって、あわてて出かけていった。
直:ご両親が帰省して、凜、ひとりになって、ワンオペで子守りするのがたいへんだから、ここに来たんでしょ。
凜:違げえよ、翼と直の夫婦じゃ、ぜったいに子供ができないから、子育ての真似事でもさせてやろうかなって、兄として翼や直のことを考えて連れてきたんだぞ。
直:はいはい、ご配慮痛み入ります。ていうか、単純にご両親がいないと、かまってちゃんの凜はさみしいから、翼に甘えに来たんだろう。
凜:違げえよ、俺は翼の兄なんだぞ、弟に甘えるわけねえだろうが。
直:もう、凜ちゃんったら強がっちゃって。
凜:うっせえ、直の癖に生意気だぞ。
翼:ひとりで子育てするのは大変なんだぞ、お兄ちゃんはいつも大変なんだから。
直:はいはい、翼が極度のブラコンだということを忘れてた。
翼:やっぱ、お母さん、大樹のオネショのことを気にして、水分を制限させてるの?
凜:そうみたい、水分を制限したって、たいしてオネショが改善したりしないんだけどね。
直:まあ、水分を制限すると少しはオネショの多少は量が減ったりすることあるけどね、でもあんま効果ないと思うな。
凜:夜尿症リーマンの直がそう言ってんだから、水分制限なんて、百害あって一利なしなんだけどね。
翼:でも、お母さんは大樹のオネショがちょっとでもよくなるようにって思ってそうしてんだよね。
凜:だからこそ困るんだよね、善意でしてくれてるとこがさ。でも、子供に水分制限したら、成長によくないと思うんだよ。
翼:お母さんの気持ちもわかるんだけどね。
凜:それで、直は相変わらずオネショしてんのか?
翼:そっちは絶好調。
凜:直は大樹の仲間だもんなあ、オネショに関しては・・・
直:毎日してるわけじゃねえからな。
凜:毎日じゃないにしろ、コンスタントにオネショしてんだろ?
直:まあ、週に多い時は数回くらい・・・
凜:翼もこんなヤツのオネショの後始末を毎日させられて大変だな。
翼:もう慣れたから、ぜんぜん大変じゃないし。
凜:そういや、翼、11月からまた海外赴任するんだろう、翼が海外に行ったら、直のオネショの後始末はどうするんだよ?
直:翼がいない時くらい、後始末は自分でできるよ・・・
翼:直の後始末って言っても適当だから、布団にはすげえ臭いは残るし、下着はシミになるし、しょうがないんだよね。
凜:でも、直のオネショの後始末ができないから海外には赴任しませんっていうわけにはいかないからね。
翼:ねえ、お兄ちゃん、時々で、ホント時々でいいから、直のオネショの後始末がちゃんとできてるか、見に来てくれないかな・・・
凜:こんなヤツのためにわざわざ来るのは嫌だけど、翼の頼みとなると断るわけにいかないから、時々見に来てやるよ。
翼:ホント、お兄ちゃんゴメンね、直なんかのために時間を割いてもらって。
凜:翼もこんな夜尿症リーマンにだまされてカップルになって、ホント貧乏くじを引いたなあ・・・
翼:まあヘタレの夜尿症リーマンだけど、直にだってちょっとくらいはいいとこもあるし・・・
凜:はいはい、翼はこんなしょうもない直でも好きになっちゃったんだよね。
直:あのなあ、ふたりして言いたいこと言いやがって。
翼:直、オレのいない間は、ちゃんとお兄ちゃんの言うことをきくんだよ。
直:なんか、ビール飲んだら眠くなってきた。
凜:俺もそろそろ寝ようかな。
直:じゃあ、ぼくのベッドは大樹が寝てるから、翼のベッドで寝ていい?
翼:しょうがないなあ、じゃあ、お兄ちゃんは大樹といっしょに直のベッドで寝てね。
直:じゃあ、翼、ベッドに行こう。
翼:言っとくけど、ちょっとでもヘンなことしたら、いっしょに寝ないからな。
直:しょうがないなあ、でも抱き合って寝るのはいいでしょ。
翼:しょうがないなあ・・・

凜はぼくのベッドで大樹君といっしょに寝て、ぼくは翼のベッドに入り込んだ。

直:もうすぐ、翼、行っちゃうんだね。
翼:しょうがないよ、仕事なんだから。
直:ひとりじゃさみしいなあ・・・
翼:ゴメンね、でもさみしいからってあんまり浮気ばっかりするなよ。
直:しねえよ・・・
翼:いちおう、直のオネショの後始末は、萩原くんとソウさん、それからしゅうじ君、お兄ちゃんにも、できる時でいいからっていうことで頼んであるからね。
直:そんなことよく頼めたな。
翼:みんな直だったら、喜んでオネショの後始末手伝うよって言ってくれた。オネショの後始末以外の世話もしてくれるって言ってるからね。
直:やっぱぼくの人徳?
翼:そんなことあるわけないじゃん、バカな子ほどかわいいって言うでしょ。
直:うっせえ。
翼:それからジュンちゃんも時間ができたら来てくれるってさ、まあジュンちゃんはもうすぐ結婚だから、忙しいだろうからあんまり来るわけにはいかないだろうけど。
直:ジュンちゃんが結婚かあ・・・
翼:来週の結婚式にはオレたちは招待されてるんだから、直、ちゃんとしてね。
直:礼服作ったし、準備は万全。
翼:最近はオーダースーツが比較的安いから、カッコいいのができたよね。
直:惚れ直した?
翼:それを言わなきゃ惚れ直したかも。
直:翼もホントカッコよくなったよね、この前まではかわいいかわいいしてたのに・・・
翼:ったく、オレのこと、いくつだと思ってんだよ。
直:翼、好きだよ。
翼:オレも直が好きだよ。

ぼくたちは翼のベッドで抱き合うように寝たのだった。

テーマ:GAY - ジャンル:アダルト

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