世界地図は夜作られる
男のオネショについて、あんな事こんな事(体験談や思い出等)を語り合いましょう。ゲイ表現が含まれていますのでご注意ください。
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村の青年団(1)noriさん作
久しぶりにnoriさんから小説が送られてきました。次のようなnoriさんからの伝言が添えられていました。

皆さん、ご無沙汰しています。久しぶりに小説を書き始めました。まだどういう方向に話が進んでいくのかわからない状態なのですが、とりあえず第一話を書いてみましたので、読んでみてください。楽しんでいただけたらうれしいです。-nori-

村の青年団(1) noriさん作

なだらかに棚田が扇状に広がりながら、大きな川のほうに下がっていく眺めは、これぞ日本の風景という感じだ。今は田植え前で田んぼには水が満々とたたえられていて、さらに美しい景色になっていた。
こんな美しい景色の村も、高齢化の波が激しく、若者は数えるほどしかいない。特に若い女性は皆無に近い。一番近いスーパーまで車で30分もかかるような村では、若者を引き留めようがないのだろう。
とはいえ、ある程度の田んぼを保有している比較的大きな農家には後継ぎがいないわけではなかった。今でも青年団という組織があったが、団といっても5人しかいなかった。
この青年団は、昔は若者組といわれていたものらしい。未婚の青年が夜な夜な集まって、集団生活の規律を教わったりしていたのだ。
一番年長なのは、団長の西村で、青年といってももう45歳の独身男性である。
その次は副団長の長瀬で、36歳で彼一人だけが既婚者だったので、普段はあまり青年団の会所には現れない。そのほかの三人は、年長順に25歳の向井洋、そして22歳の向井涼、そして20歳になったばかりの向井渉である。二十代の三人は兄弟で、一番上の用だけが、父親が違っていた。それでも兄弟だけに、似た感じのイケメンぞろいであった。
5人の中でひとりだけ長瀬が結婚しているのは、やはり飛びぬけたイケメンだからであろう。農家であるという結婚におけるマイナス条件をはねのけるようなすごいイケメンであった。
といって他の4人も長瀬ほどではないにしても、かなりのイケメンなのに、農家というだけで嫁の来てがないのである。
昔のしきたりに従って、未婚の4人は夜になるといつも村はずれにある青年団の詰め所に集まっていた。
詰め所といっても和室が二つと、その横に小さな流しのある板の間がある古い建物である。
その日も4人は会所に集まって、酒を飲みながら、だらだらと話をしていた。
「お前ら、若いから、すぐに溜まってムラムラするだろう。」
「まあ、それなりにしたいときもありますね。」
「でも、お前らみたいなイケメンなのに、女の影がないのはふしぎだ・・・」
「団長、わかってるでしょ、俺たち三人、カップルになるどころじゃないって言うことは。」
「まあ、わかるけどさ、それはそれで、ムラムラくるものはあるだろうが。」
こういう話を西村が振ってきたときは、西村自身が相当溜まっているときである。青年団は、昔の若衆宿からの伝統で、年長者が念者となって、若い男子と契りを結び義兄弟となるのだった。年長者が団長の西村一人しかいないし、後の三人はもともと兄弟ということで、団長は三人兄弟すべてと義兄弟になっていた。
「団長、今日は俺たちの誰がいいですか?」
「そうだな、順番で行くと涼だな。」
「わかりました、それでは団長、俺が今日は夜伽を務めさせていただきます。」
「あとの洋と渉も契っていいからな。」と西村は鷹揚に言った。

そして4人は二組の布団にふたりずつ別れて寝た。

布団に入ると西村はすぐに涼に荒々しいキスをし始めた。それだけで涼は勃起してしまっていたが、基本ゲイではない西村のほうはほとんど勃つ気配がなかった。
「おい、涼、俺のモノをお前の口で気持ちよくしてくれ。」
「はい、団長。」そう言うと涼は布団の中にもぐりこんで、西村のボクサーを下げて、柔らかいものを取り出し、口に含んだ。
柔らかかったモノも舌で執拗に刺激しているうちにだんだんと固さを増していた。
そして西村のモノが完全に勃起したとき、西村は涼のパンツをはぎ取り、からだを裏返して、ゆっくりと侵入し始めた。
最初は痛がっていた涼だが、ある程度咥えこむと痛みが快感に変わっていた。
そして西村の動きがだんだんと激しくなり、それにつれて快感が全身を駆け巡っていた。
そして西村が、涼の中で果てた時、涼はあまりに強い快感のために最後は気を失っていた。

そして同じころ、隣の布団でも、兄の洋が、渉の中で最後を迎えていた。三人兄弟でも用だけは父親が違うので、兄弟でも渉と交接することがなんとなく認められていたのだ。
洋が中で果てた後も、渉は名残惜しそうに、快感の余韻を楽しんでいた。

いつの間にか4人とも疲れて深い眠りに引き込まれていた。

そして翌朝早く、西村と同衾していた涼が布団の中でモゾモゾとからだを動かしていた。
その気配で隣で寝ていた西村も目を覚ましたようだった。
「涼、どうした? まだ早いぞ。」
「団長、起こしちゃってすみません・・・」
「どうした、涼、顔が赤いぞ。」
「団長、すみません、俺、やっちゃたみたいで・・・」
「やっちゃったって、何をやったんだよ?」
「あの、その、お布団が濡れてるというか・・・」
「どうした、夢精でもやらかしたか?」
「そうじゃなくて、もっと濡れてるというか・・・」
「夢精じゃなきゃ、なんだよ?」
「団長、すみません、俺、なんというか、オネショしたみたい・・・」
「かなり布団を濡らしてるのか?」
「団長、触ってみてください・・・」
「おっ、これはすごい濡れ方だな、いったいどれだけオネショを漏らすとこんなに濡らせるんだよ・・・」
「団長、ごめんなさい・・・」
「まあいい、昨夜、俺ががんばりすぎたから、涼が疲れすぎたんだろう。もう一組布団を敷いてそっちでもう少し寝よう。濡れたパンツは脱いでそこに置いておけ。」
西村の優しい言葉に、涼は安心したように新しい布団に下半身裸で入った。

西村と涼が二度寝をしている、もう一組の布団の中では、年下の渉が兄の洋を揺り起こしていた。
「お兄さん、起きてよ、大変なことになってるぞ。」
「なんだよ、こんな朝早くから・・・」
「もう、寝ぼけてないで、ちゃんと目を覚ましなよ。」
「じゅうぶん、起きてるよ。げっ、げっ、やべえよ、やべえ・・・」
「お兄さん、あわてた顔してもだめだよ。」
「渉、俺、やっちゃったよ・・・」
「やっちゃったって、何を?」
「オネショだよ、オネショ。」:
「お兄さんったら、オネショしたくせに、逆切れしてる・・・」
「やばいよ、なんとかごまかせないかな・・・」
「ムリだって、こんなに布団を濡らしちゃってるんだから。」
「まいったなあ、どうしよう・・・」
「まあ、男らしくお仕置きを受ければいいでしょ。」
「お仕置きだけは避けたいなあ。」
「こんなにすごいオネショは、ごまかせないって。あきらめてお仕置きを受けるんだね。」

洋は濡れた布団の中で、ドキドキしながら、団長の西村が起きるのを待っていた。気温が平年より高いせいか、濡れた布団の中でも、それほど冷たくないので、洋はまた少しうつらうつら眠ってしまっていた。

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