世界地図は夜作られる
男のオネショについて、あんな事こんな事(体験談や思い出等)を語り合いましょう。ゲイ表現が含まれていますのでご注意ください。
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修学旅行は楽しくない?(第六回)
noriさん作小説:修学旅行は楽しくない?(第六回)

11時半ごろ、先生が巡回に来たので、俺たちは大人しく部屋に戻った。
暗い部屋に入ると、大西と篠田の寝息が規則正しく聞こえていた。

「ふたりともよく寝てるみたいだな。」
「じゃあ、須藤の布団でやろう。」
「加賀井、気持ちよくても声出すなよ。」
「ああ、がんばるよ。」

俺は横をあけてくれた須藤に寄り添うように寝た。

「お前といると、俺はいろいろ劣等感を感じるぜ。」
「なんだよ、それ。」
「悔しいけど、俺よりちょっとイケメンだし、頭いいし、運動神経発達してるし・・・」
「それって俺に告ってるみたいに聞こえるけど・・・」
「ばあか、告ってなんかねえよ、ムカついてることを言っただけだ。」
「加賀井ってなにげにかわいいよね。」
「笑いながら言うな、ったく。」

そして急にマジな表情になった須藤が俺にキスをしてきた。
全身が蕩けてしまいそうなキスだった。

「おっ、加賀井ったら、すでに発射準備完了じゃん、すげえ元気だね。」
「須藤、お前だってギンギンになってるじゃんか。」
「うっ、我慢汁が漏れた・・・」
「お前、もうパンツ、我慢汁でべとべとじゃんか。」
「加賀井だって、パンツぬれて濡れてるくせに。」

俺たちはパンツを穿いたまま、その上からお互いのものをこすり始めた。
パンツの生地がチンコの先に擦れて、ものすごい快感が俺のからだを駆け抜けた。

「加賀井ってすげえ敏感だね。」
「うっせえ、須藤がエロいことするからだ。」
「エロいことをされて喜んでるくせに。」
「お前だって、チンコすげえ固くなってるじゃんか。」
「パンツ穿いたままするのって、すげえ気持ちいいね。」
「うっ、俺、そんな冷静なこと言う余裕ない・・・」
「ちょっちょっと加賀井、擦るの止めて、もういきそうだよ。」
「俺も同じだよ、軽く擦って・・・」

俺たちはすぐに爆発しないように、手の動きを緩やかにした。
いきそうでいけない状態が続き、俺たちの快感はマックスに達していた。

「やべやべやべ、須藤、俺、いっちゃいそう。」
「俺もだよ、もう気持ちよくて頭弾けそうだ。」
「だめだめだめ、マジでいっちゃいそう、やべやべ、マジ、いくいくいく!」

俺はパンツの生地越しに刺激してくる須藤の手の感触を感じながら、ものすごい勢いで噴射を始めた。
パンツの中の狭い空間で律動する俺のチンコは生地に擦れて、気絶しそうなほどの快感を生んでいた。

「加賀井、すげえな、ビンビンしながらすげえ射精してるよ。パンツの生地を超えて精液が湧き出してくるみたい。」

俺はものすごい勢いで何度も何度も射精を続けていた。
10回以上律動を繰り返して、大量の精液を噴き出した後も、俺のチンコは硬いままだった。

「加賀井ったら、あんなにすげえ射精したのに、まだ柔らかくならないね。」
「須藤、擦るなって、射精して俺のチンコすげえ敏感になってるんだから。」
「敏感なものを刺激すると気持ちいいんじゃないか。」
「いやっ、いやっ、やべえ、やべえ。」
「加賀井、すげえ気持ちよさそうじゃん。」
「気持ち良すぎて、からだがしびれる。」
「もう、加賀井ったら、そんなに悶絶するほどきもちいいんだ。」
「須藤、やめろって、マジ、やべえって、うわっ、うわっ、なんか出る出る出る!」
「うわっ、加賀井、何出したの、パンツが温い液体でじっとり濡れてきた。」
「うっ、尿道がムズ痛い、なんかチンコがしびれたみたい。」
「すげえよ、加賀井、お前、潮吹いてるんじゃない、パンツがお漏らししたみたいにぐしょぐしょになってきた。」
「なんか漏れてるのはわかるけど、気持ち良すぎて止められない・・・」

俺はチンコがしびれたような感覚のまま、潮を吹きだし続けた。噴き出した潮は、パンツだけでは吸収しきれず、布団に方に流れ落ちていった。

「加賀井、すげえ潮吹きだな、布団まで濡らしてるぜ。」
「気持ち良すぎて、チンコの感覚がなくなってる・・・」
「すげえな、加賀井の潮吹きで、布団までオネショしたみたいに濡れてる。」

布団をかなり濡らしてから、俺の潮吹きはやっと終わった。
パンツと布団がオネショしたみたいに濡れてしまっていた。

「加賀井、そんなに濡れて、気持ち悪いだろう。濡れたものを着替えておいでよ。」
「このくらいだいじょうぶ。それより、須藤、出したくてしょうがないんだろう?」
「ああ、ホント、あと少しのところでお預けになってるから、チンコがすげえむずむずしてる。」

俺は、須藤のギンギンに硬くなったチンコを、パンツの生地越しに手で包み込み、刺激しいった。
須藤のチンコは俺が擦るたびに、ビクンと反応していた。
そして、須藤のパンツに我慢汁のシミがさらに広がってきて、そして、須藤はウっと呻いて、爆発した。
俺の手の中で須藤のチンコは金属のように硬くなり、そして激しく律動を繰り返しながら、大量の精液を発射した。
須藤の発射した精液は狭いパンツの中の空間に溢れ、さらにパンツの生地を突き抜けて、俺の手まで濡らしていた。
須藤の精液は濃くて熱かった。

「須藤、すげえ射精したね。」
「ああ、すげえ気持ちよかった。」
「須藤のパンツ、ドロドロだぜ。」
「加賀井、お前のパンツほど濡れてねえよ、潮吹きやがって。」
「なんか、潮吹いたらすげえ疲れた、ねみい。」
「ほらほら、加賀井、寝るんだったらパンツを替えてからにしろよ。」
「すげえねみい、もう、寝そう・・・」
「加賀井・・・・・・」

俺は何もない空間に落ちていくように、眠ってしまっていた。

そして、真夜中に俺は誰かにからだをゆすられて目を覚ました。

「おい、須藤、加賀井、起きろ。」

高橋先生が俺たちを起こしに来ていた。

「須藤と加賀井は一緒に寝てたのか、仲いいんだな。とにかく、お前たちの掛布団、めくるぞ。」

そう言うと高橋先生は、俺たちが掛けていたふとんを一気にめくった。

「やれやれ、お前たち、仲がいいのはいいが、ねしょんべんまで仲良くいっしょにするなよな、ったく・・・」

先生にそう言われて、俺は慌てて自分の股間を触った。
確かにそこはじっとりと濡れていた。

「先生、これは、その・・・」

俺は言い始めて、慌てて言葉を飲み込んだ。本当のことを言ってしまうと、先生に俺と須藤が相互手淫をしていたことがバレてしまう。

「須藤も起きろ、優等生がこんなすげえネションベンして、ざまあねえなあ。須藤は、脳みそは優秀な高校生だが、チンコは幼稚園児並みだな。」
「先生、俺のチンコ、そんなに小さくないですよ・・・」
「ばあか、大きさのことを言ってるんじゃない。」
「まあ、お前たちは一緒に寝てたから、幸い布団を汚したのは一枚だけだから、まあ不幸中の幸いだな。ったく篠田と大西はそれぞれひとりでふたり分以上のネションベンをしやがって・・・」
「先生、ごめんなさい。」
「まあいい、さすがに須藤はネションベンしてしても優等生だな、ちゃんと謝れたな。ほら、須藤、加賀井を連れて、シャワー浴びてこい。」

俺たちは濡れたパンツのまま、部屋の近くの風呂に行き、シャワーをふたりで浴びた。
そして、すっきりとして部屋に戻ると、高橋先生は部屋にはいなくて、篠田と大西が相変わらず熟睡し続けていた。

須藤の布団は、須藤のオネショと俺の潮吹きで濡れまくっていたので、無事だった俺の布団にふたりで入った。

そして朝6時過ぎ、高橋先生の大きな声で俺たちは目を覚ました。
先生は篠田と大西をねちねちとしかり続けていた。
篠田と大西は、見事としか言いようのない巨大オネショをしてしまっていた。

「ったく、お前らふたりは、ネションベンするのは百歩譲ってしょうがないにして、反省が足りない。」
「仕方ねえだろうがよ、寝てるうちに漏れるんだから・・・」
「それは、お前らの根性がねじ曲がってるからだ。まあ、寝てる間のことはしょうがないとして、起きてからまるで反省の気持ちがないのは許せない。須藤はすげえネションベンを垂れたが、ちゃんと俺に謝ったぞ。」
「なんで、寝小便したことを、先公に謝らなきゃならねえんだよ。てめえが夜中に起こさなかったのが原因だろうが・・・」
「篠田、お前なあ、ガキみたいにネションベン垂れの癖に、口だけは達者だな。お前みたいなやつには重い罰を与える必要がありそうだな。」
「なんだよ、重い罰って・・・」
「そうだな、ネションベンの罰と言ったら、そうだ、篠田、お前、ネションベン布団を背中に担いで、ホテルの中を一周して来い。」
「あんだと、そんなことができるか、ばあか。」
「篠田、ネションベンでぐしょぐしょのパンツのままで、そんなに凄んでも、イタいだけだぞ。」
「ううう・・・」
「大西もすげえネションベン垂れたんだから、篠田に付き合ってやって、いっしょに布団を担いでホテルの中を一周してこい。」
「なんで俺まで・・・」
「とにかく、ふたりともすぐ布団を担いで行ってこい。」

篠田と大西は、濡れたところを外側にしてオネショ布団をたたみ、背中に背負った。
ふたりともものすごい量のオネショをしたようで、背中に背負うとオネショのシミがものすごい目立っていた。

高橋先生に追い立てられて、篠田と大西は布団を背負ったまま部屋を出た。
俺と須藤も少し離れて、あとをついていった。

ロビーにはすでに早起きした生徒がちらほらと座っていた。
オネショ布団を担いだ篠田と大西を見つけた生徒たちは、一瞬驚いたような顔をしていた。

「なんだよ、篠田の奴、またネションベンかましたみたいだな。」
「大西の担いでる布団もすげえ濡れてるじゃん。」
「やっぱ、特別班って、うわさ通り、夜尿症班だったんじゃねえ。」
「でも、生徒会会長の須藤も同じ班じゃん。」
「きっと須藤は、班のネションベンする奴らの世話をするために入ってるんじゃね。」
「それなら、わかるな。須藤みたいなカースト最上位のやつが夜尿症なわけねえもんな。」
「じゃあ、加賀井は夜尿症ってことなのか・・・」
「加賀井ならオネショくらいしそうじゃん、なんか弟キャラだし・・・」
「それじゃあ、加賀井のやつ、須藤に、お兄ちゃんオネショしてゴメン、とか甘えた声で言ってたりして。」
「それ、マジでウケるぜ。」
「でも大西はマジオタだから、何かネションベンしても似合ってるけど、ツッパリの篠田が夜尿症なんて、イタいだけじゃん。」
「でも、篠田の前で夜尿症なんて言うなよな、言ったらマジで殴られるぞ。」
「言わねえよ、ていうかネションベンの臭いがプンプンしてそうで篠田には近寄りたくねえよ。」

オネショ布団を担いで歩いて行く篠田と大西を、他の生徒たちは遠巻きにして、あることないことを口々にうわさしあっていた。

そして大広間で全員で朝食をとっていた時、高橋先生が注意事項の説明の後に、きつい口調で言い始めた。

「篠田、大西、ちょっと立て、お前たちに行っておかなきゃならないことがある。」

食事中にもかかわらず、高橋先生はふたりを強制的に立たせた。
ほとんどの生徒が朝食前に、篠田と大西がオネショで濡れた布団を背負ってホテル内を歩かされたことを知っていた。

「先生は、まさか高校の修学旅行に夜尿症患者がいるとは思わなかった。大西、篠田、お前ら、修学旅行中に何回ネションベンしたか、正直に言ってみろ。
まずは篠田から。」

先生がそう言うと、生徒全員の視線が篠田に集まった。

「んなの、いちいち数えてねえよ。」
「本人が知らないのなら、先生が答えてやろう。篠田はたった4泊の間に、3回もホテルの布団にネションベンをして汚した。ほぼ、毎日だろうが、先生は篠田に幼稚園からやり直したらどうだと言いたい。
しかも篠田はネションベンをした上に、その責任を先生に押し付けてきた。
篠田が夜尿症ということより、自分でしたネションベンの責任も取れないし、反省もする気がないということに先生は失望した。
篠田が、ネションベンしたことを反省するまで、先生は篠田のことを名前ではなくネションベン垂れと呼びたい。
それから、大西、お前は何かいネションベンしたんだ。」
「おっ俺は、ええと、2回です、すみません。」
「大西はまだ多少は反省しているようだな。とにかく今後はネションベンしないように頑張れ。まあ修学旅行も今日で終わりだが・・・」

大西は顔を真っ赤にして下を向いてくちびるをかみしめていたが、篠田のほうは、その強い眼力で他の生徒たちを威嚇していた。

篠田と大西の、特に篠田のほうだが、先生による公開裁判は何となく終わりを告げた。

そしてゆっくりとホテルを出て、バスで羽田空港に向かった。
空港では時間がたっぷりと会ったので、俺と須藤はお土産屋さんを何軒も見回って、家族へのお土産を少し買ったのだった。

そして飛行機は無事に地元の空港に着き、一度高校に戻ってから、解散となった。
俺の高校の修学旅行はこうして終わった。
そして旅行中に仲良くなった須藤とは、その後は一番の友達というよりそれ以上の存在となった。

(第一部終り)

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修学旅行は楽しくない?(第五回)
先週に引き続きnoriさんから小説の続きが送られてきましたので、さっそくアップいたします。


noriさん作小説:修学旅行は楽しくない?(第五回)

もう時間は4時を過ぎていたので、寝るわけにもいかず、俺たちは部屋を出て、ロビーで時間をつぶすことになった。

須藤は受験アプリで勉強を、俺と大西はスマホで遊んでいたら、5時過ぎにまた石井先生があるクラスの部屋のほうに急ぎ足で向かっていた。
退屈だった俺と須藤は何となく石井先生の後についていった。

石井先生の入っていったクラスの部屋の外から俺たちは中を覗き込んだ。
クラス全員はすでに起きあがっていた。
ところがひとりだけまだ布団の中で寝ている奴がいた。
石井先生はその布団に近づき、ものすごい勢いで掛布団をめくった。
掛布団の下には、からだを丸めて寝ている篠田の姿があった。
篠田の腰のあたりはくろぐろとシミができていて、敷布団には巨大なオネショの世界地図が広がっていた。

「ったく、篠田、いいかげんにしろ、こんなところでネションベンこきやがって、布団がグショグショに濡れてるだろうが。」
「先公、うっせえ。それにお前ら、何見てんだよ、ぶっ殺すぞ。」
「篠田、お前なあ、ネションベンで布団をぐしょぐしょにした姿で、そんなに凄むと、イタいだけだぞ。」
「うっせえ、うっせえ、うっせえ!」

須藤が俺の耳元で小声で言った。

「特別班の部屋ならみんなには知られなかったのにね、なんでこんなところで寝たんだろう・・・」
「遊んでるあいだに寝落ちしちゃったんじゃないですかね、そんでオネショしちゃったんだろうな。」
「やべえなあ、篠田の寝小便がバレたことで、特別班のホントのことが知られたらやだな。」
「だいじょうぶだよ、俺たちは病気のせいで特別班に入ってるんであって、篠田のネションベンは病気とは関係ないってみんな思ってくれるんじゃねえ。」
「ならいいけどさ・・・」

篠田はぐしょぐしょの股間のまま、さらにみんなに凄んでから、風呂場に姿を消した。
それにしても、篠田のオネショ姿は、何人もの生徒がスマホで記録していたので、どこかに流出してしまう可能性はあった。

部屋にいた生徒たちは口々にいろんなことを言っていた。

「ツッパリで夜尿症なんて、マジイタくねえ?」
「オネショするくらい幼稚な精神だから、ツッパリなんかやってられるんだよ。」
「それにしても、高校生で夜尿症はねえだろう。」
「篠田のチンポだけ、幼稚園児のままだったりして、すげえ短小包茎とか。」
「でも、篠田以外にも夜尿症のやついるんじゃないの。」
「夜尿症だったら、ふつうは修学旅行なんか休むだろうが。」
「スマホでとった、動画、どっかにアップしようかな。すげえウケそうだし。」
「篠田の濡れた股間と布団のアップだったらけっこうインスタ映えするんじゃね。」

朝食の時間が来たので、みんなでぞろぞろと会場に向かった。

その日は朝バスでホテルを出て、そのまま東京に向かい、昼前には泊まるホテルに着いたのだった。

昼飯を食べると、午後は班ごとに自由行動となった。

生徒たちの群れからポツンと離れて篠田が立っていた。
そこに須藤と俺は近寄っていった。

「篠田君、これから班ごとの自由行動だけど、どこか行きたいことある?」
「べつに、どこでもいいよ。」
「じゃあ、俺たちの行きたいところに行っていいんだね。」
「俺はめんどくせえからどこでもいいて言ってんだよ。」
「じゃあ、これから、まずは俺と加賀井の行きたい、渋谷と原宿に行って、その後、大西の希望の池袋に行くことにするけど、いいよね。」

そして大西も合流して、俺たちはまずは電車を乗り継いで渋谷に行った。
センター街や109を見てから、歩いて原宿に行った。
その途中で、ウソかホントかわからないが、俺たちはスカウトの人に声をかけられた。
並外れたイケメンの須藤がいっしょにいるので、そういうこともあるかなと思っていたら、須藤だけではなくて、篠田と俺もついでにスカウトされたのだった。
須藤が適当にあしらってくれて、とりあえずスカウトの人の連絡先だけもらって、俺たちは逃げ出したのだった。
原宿は竹下通りや、裏原を散歩して、俺と須藤は、Tシャツとかおしゃれな下着とか、荷物にならない軽い物を買った。

そして電車で池袋まで行き、下調べをしてきた大西について、池袋駅から少し歩いて行った。
人ごみをかき分けながら進んでいくと、なぜか若い女性が多い通りに入っていった。

「おい、大西、ここはどういうところなんだよ。」
「この辺はオタク向けの店が立ち並んでるらしい。」
「その店なんか、BLのポスターがべたべた貼ってあるじゃん。」
「何言ってるんだよ、須藤君、ここはそういうオタクのための店があるんだよ。」
「そうなんだ、じゃあ、ゲームのパロったやつとかもあるんだな。」
「ああ、加賀井君がこの前してたゲームはけっこうBL版の同人ゲーもあるよ。」
「大西、まじかよ、それ売ってる店に連れてけ。」
「わかったよ、まずは一番大きそうな店に行こう。」

勝手知ったる大西に続いて俺たちはその界隈でいちばん大きな店に入っていった。
入って驚いたのは、中にいる客がほぼ100パー女だったってことだ。
俺たちは異物を見るような目つきで見られながら、中に進んでいった。
大西が入っていったコーナーには幸い二人だが若い男もいたので、俺たちはちょっと安心して入っていった。

「ほら、このあたりに、加賀井君が好きそうな同人ゲーがあるよ。」
「うわあ、すげえ、俺、全部欲しい。」
「そういうわけに行かないから、俺なんかも必死の思いで買えるだけのものを選んでるんだ。」

俺はけっこう時間をかけて、ゲームを選んでいった。結局ひとつにはしぼれず、二つ購入することなってしまった。

「加賀井君たちはどうするの? 俺はもっと他のところも見ていくけど。」
「俺たちはもうここはいいわ。なんか公園があるみたいだから、そこで待ってるよ。」

俺は、須藤と篠田といっしょに店を出て、公園に入っていった。
ベンチが開いたので、俺たちは三人並んで座った。

「加賀井、お前、あんなものに興味があるんだ。」
「篠田は全然興味なさそうだったもんな。」
「俺はけっこうおもしろかったけどね。」
「意外に須藤って、優等生の仮面をかぶった好きもの?」
「篠田はどうしてんだよ、あっち・・・」
「俺は、二次元には興味ねえな。リアルなかわいいおねえちゃんと楽しいことするのが好きだし。」
「篠田はもろスケコマシだもんな。」
「おい、加賀井、言ってくれるじゃんか。まあ、言われてもしょうがないか。」
「でもさ、篠田、スケをコマして、楽しいことするのはいいけど、その後はどうしてんだよ、お前、女といっしょに朝まで寝るわけにいかないだろうが。」
「加賀井、お前なあ、俺のいちばん気にしてることを言いやがって・・・」

そこに三人連れの大学生くらいのけっこうかわいい女性が俺たちに近寄ってきた。

「すみません、君たち、さっき、あの店で買い物してたでしょ。」
「うん、してたけど・・・」
「高校生?」
「そうだよ。」
「そうなんだ、なんかすごくカッコいい三人だから、声かけちゃった。」
「おねえさんたち、じゃあ、腐女子?」
「そうよ、だから、かっこいい君たち三人の関係が気になって、声かけちゃったんだ。」
「へっ、そんなこと考えてたんだ、じゃあおねえさんたちの中では、俺たちはどういう関係なの?」
「そうねえ、君たち、それぞれタイプの違うイケメンだからね。例えば一番右の君は、見るからに勉強ができそうなイケメンだもんね、で、真ん中の君はちょっとモブ度が高そうだけど、よく見ると実はけっこうイケメン、そんで、左の君はちょっとツッパリイケメンでしょ。
だから、たとえば、優等生とツッパリの意外な関係とか萌えるわよね、さらにツッパリウケだといいわよね。」
「あたしだったら、優等生イケメンくんとモブイケメンくんの意外な関係がいいわ。優等生イケメンくんは、実は夜になるとドSで、モブくんはいつもひーひー泣かされてるんだけど、昼間になるモブくんは夜のことを思い出してひとりこうふんしてるとか。」
「そうね、このいかにも優等生くんだ、夜になるとドSで鬼畜だなんて、萌えるわ。それでこのツッパリくんがドМで、優等生くんにもうやめてとか懇願してる。」
「ったく、あんたら、バカだろう。ったく、俺たちで遊ぶんじゃねえ。」
「あら、怒られちゃったわね、じゃあ、おねえさんたちはこれで消えるわ。それから、君たちをモデルにして腐小説を書くかもしれないから、それが書けたら送りたいから、メアドもらえる?」
「あんまり、ひどい書き方しないでくださいね。俺たちは普通の高校生なんだから。」
「優等生くん、わかったわ、でも、あなたたちはカッコよすぎてとても普通の高校生には見えないわよ。ホント、どこの事務所にも所属してないの?」
「してませんって。はい、これが俺のメアド。メールもらってもすぐに返事できないかもしれないけど。」
「ありがとう、ますます創作意欲が湧いてきた、ぜったいあなたたちの小説書くわよ。」
「そんなの書いた、モデル料、請求するからな。」
「ツッパリくん、意外に細かいのね。」
「うっせえ。」
「じゃあ、わたしたちは行くわ。話してくれてありがとう。」

俺たちがあまりのことにあっけにとられていると、しばらくして大西が荷物を持って現れた。

「ゴメンゴメン、待たせちゃったね。今日は収穫あったから、時間がかかってしまった。」
「じゃあ、そろったところで、ホテルに帰るからね。」

俺たちは電車を乗り継いでホテルに戻った。
特別班の部屋はまたちょっと奥まったところにある和室だった。

とりあえず夕食をみんなで食べて、その後しばらくして風呂の時間になった。
このホテルでも特別班は家族風呂を交代で使うことになっていた。
その夜は、まず俺と須藤が風呂に入った。
家族風呂と言ってもそれほど大きくなくて、俺と須藤が入ると、からだをぴったりとくっつけなければならなかった。

「並んで入ると窮屈だから、須藤俺の前に背中をもたれかけて座れよ。」
「それじゃあ、俺が加賀井に抱かれてるみたいじゃん。」
「嫌がらないで、俺のすぐ前においでよ。」

須藤はしぶしぶと俺の広げた両足の間に腰を入れて、背中を俺の前にもたれかけてきた。

「須藤、お前、こんなふうに誰かに抱かれて風呂に入ったことないだろう。」
「そりゃあ、幼児の頃は親にこうやって抱かれて入ってたかもしれないけど、大きくなってからはねえぞ。」
「ったく、でっかく育ちやがって。」
「加賀井だって俺とそれほど背の高さ変わらないだろうが。」
「だけど、お前ほどは筋肉ついてないからな。」
「おい、加賀井、俺のケツになんか固いものが当たり始めてるけど、これって気のせい?」
「お前を抱いてたら、勃起しちゃった。」
「もうしょうがないなあ、加賀井が勃起させるから、俺まで勃起してきちゃったじゃんか。」
「あとで布団でする?」
「今夜はできねえと思う、篠田がたぶん部屋にいると思うから。」
「布団の中でこっそり音をたてないようにすればいいじゃん。」
「なんかそれってドキドキしないか?」
「同室のやつに見つからないようにこそこそやるなんて、ちょっと興奮しそう。」

風呂から出て部屋に戻ると、篠田がひとりで座っていた。

「あれ、大西は?」
「ああ、あいつ、怒って出ていった。」
「篠田、大西を怒らせるようなことしたのか?」
「怒るようなことはしてねえよ、お前らが風呂に入った時に、ちょっとチンコを舐めさせただけ。」
「それは怒るよ。」
「だって、大西って腐男子なんだろ、イケメンの俺のチンコがしゃぶれるなんて、ラッキーなんじゃねえの。」
「それにしても、大西相手にして、篠田、よく勃起できたな。」
「加賀井、それってけっこう問題発言じゃね。じゃあ加賀井が口直しに俺のをしゃぶってくれんのか。でも大西のやつ、フェラはけっこううまかったぜ。」
「大西、呼んでこようか。」
「いや、加賀井、今はそうってしておけって。点呼の時間には戻ってくると思うよ。」

点呼の時間の少し前には大西は部屋に戻ってきていた。
点呼が終わると、篠田と大西はすぐに布団に入って寝てしまった。
俺は須藤といっしょにロビーに行って、須藤は勉強、俺はスマホでゲームを始めた。
11時半ごろ、先生が巡回に来たので、俺たちは大人しく部屋に戻った。
暗い部屋に入ると、大西と篠田の寝息が規則正しく聞こえていた。

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修学旅行は楽しくない?(第四回)
nori さんから小説の続きが送られてきましたので、さっそくアップいたします。お楽しみください。


noriさん作小説:修学旅行は楽しくない?(第四回)

3日目はバスに乗って移動して、世界遺産になった工場を見学した。そして観光をしながら、バスは夕方、湖のほとりの景色のいいホテルに着いた。

ホテルでは、特別班はまた他の生徒とは少し離れたところの部屋が割り当てられていた。

部屋に入って、荷物の片づけをしていると、すぐに夕食時間になった。
夕食が終わると、少し休んだ後に風呂の時間になった。
ホテルには大浴場があったが、俺たちの部屋の近くに家族風呂があって、特別班はその風呂に入ることになった。
家族風呂なので4人で入るのは無理なので、ふたりずつ交代で入った。
まずは大西と篠田が風呂を使った。
ふたりともからだを洗っただけですぐに出てきたようだった。
その後、俺は須藤と風呂に入った。
脱衣場に入ると、須藤はぱっぱと来ているものを脱いで、前をブラブラさせながら風呂場に入っていった。
俺も遅れないように急いで服を脱ぎ、須藤にならって、前を隠さずに風呂場に入った。
ふたりはシャワーでからだを流してから、まずは須藤が湯船に入り、足だけお湯に入れて、風呂の縁に座っていた。
俺もすぐに風呂に入って、須藤と同じく風呂の縁に座った。

「加賀井、けっこう立派なモノ持ってるじゃん。でも、包茎だね。」
「須藤は亀頭が出てるね。」
「実はこれは見栄剥き、さっき加賀井に見えないように剥いたからね。」
「俺も勃起する前の小さい時は亀頭を全部出せるけど、勃起するとムリだな・・・」
「加賀井のはけっこうでっかいけど、シコってるの?」
「俺はあんまシコらないな、だって夢精のほうが気持ちいいからね。」
「でも夢精するまでけっこう溜まったってムラムラしない?」
「週に2に回くらいは夢精するから、あんま溜まったりしないな。」
「俺はほぼ毎日シコるから、夢精はしないな。」
「えっ、優等生でチョーイケメンの須藤がマジでシコるのか?」
「溜まってムラムラすると勉強がはかどらないから、さっさとシコって出して、すっきりしてから勉強すると、能率がいいからね。」
「じゃあ、毎日してるの?」
「ああ、家に帰ったら、勉強する前にまずシコるよ。そんで場合によっては勉強の途中とさらに寝る前にもシコっちゃうことある。」
「ふうん、一日三回するんだ、そんでシコる時のおかずは何?」
「やっぱ、ネットの動画が多いかな、勉強時間を減らさないためにさっさとシコって出したいし・・・」
「やっぱ須藤は勉強優先なんだね。」
「加賀井はけっこうエロゲやってるみたいだけど、やってるとシコりたくならないの?」
「ああ、けっこう勃起するけど、ガマンする。だって夢精がたのしみだからね。」

須藤の見栄剥きとはいえ、立派な剥けチンをチラチラと見ていると、俺は少し勃起してきていた。

「加賀井、ちょっと大きくなってない?」
「須藤がエロゲの話するからだろうが・・・」
「須藤のやってるエロゲって、BLだろ?」
「げっ、須藤、どうして知ってんだよ。」
「ちょっと覗いたけどわかるよ、俺も見たことあるゲームだったし・・・」
「須藤、お前なんでBLエロゲとか知ってるんだよ。」
「へへへ、おかずにすることある、なんちゃって・・・」
「須藤、お前、すげえ勃起してきてない?」
「加賀井だってけっこう勃起してきたじゃん。」
「なんかムラムラしてきちゃったじゃんか・・・」
「あんまり風呂に長く入ってて、怪しまれて見に来られるといけないから、今はさっさとからだを洗って風呂から出よう。そんで、あと布団に入って続きをしよう。」
「でも、部屋だと、あいつらがいるじゃん。」
「篠田は、たぶん今夜は別の部屋でまた遊んで完徹するんじゃないかな。大西は眠ると少しぐらいのことをしても起きないと思うよ。」
「大西はそうかもしれないけど、それでもやっぱ起きないか心配だよ。」
「起きたら起きたで、べつに問題ないよ、大西は二次元にしか興味がないみたいだからね。」

俺たちは勃起したものを刺激しないようにからだを洗ってから、風呂を出た。
ふたりで部屋に戻ると、点呼前なので篠田もまだ部屋にいた。
先生の点呼が終わると、篠田は待ってましたばかり、部屋を出ていった。
残った三人はそれぞれタブレットやスマホで勉強したり遊んだりしていた。
12時前に、大西が眠そうに目を擦りながら、布団に入った。
しばらくすると大西の寝息が規則的に聞こえ始めた。

俺は須藤に誘われて、須藤の布団の中に入った。

「加賀井、もう勃起し始めてるじゃん、俺とやるのを期待してたんだ。」
「須藤、お前だってけっこうギンギンじゃん。」
「俺、けっこう巨根包茎フェチだから、加賀井のチンコ好きなんだよね。」
「須藤、お前、こんなこといつもしてるのか?」
「したいけどね、イケメンの巨根包茎で、しかもノンケじゃない奴なんて、簡単には見つけられるものじゃないからね。」
「でも、須藤なら男にだってモテモテだろうが。」
「そりゃあ、俺はモテるけどさ、でもオネショのことを考えると、安心してベッドに入れないじゃん。」
「ああ、そうか、オネショがあると、それを知らない相手といっしょに寝られないよね。」
「まあ、加賀井ならオネショに偏見なさそうだから・・・」
「ていうか、むしろ、俺、イケメンでオネショするヤツ、好きだし・・・」
「じゃあ、俺たち相思相愛じゃんか・・・」
「だから、須藤のこと、嫁にもらってやるよ。」
「なんで、俺のほうが嫁なんだよ。」
「須藤って、けっこうかわいいとこあるから・・・」
「でも、俺のアナル、バージンだからな、加賀井の巨根を受け入れられるかわからないぞ。」
「それはそのうちするとして、まずは相互オナニーからでお願いします。」
「シコると夢精しなくなるんじゃない?」
「いい、須藤、お前とする方が気持ちよさそうだし・・・」
「加賀井、お前って天然にやりチンみたいだな。」
「ひでえなあ。」
「ほめてるんだよ。」
「とてもそうは思えなんだけど・・・」
「考え過ぎはよくないよ、なんだ、加賀井、ギンギンになってるじゃんか。」
「須藤が触るからだ・・・」
「加賀井、俺のも擦ってよ。」

俺たちは相手のギンギンになったチンコを刺激しあった。
男同士なので、どうすれば気持ちいいかはよくわかっている。
ふたりは気持ちのいい行為にのめり込んでいった。
そして長い時間をお互いの快感をむさぼりあって楽しんだ。

「加賀井、俺、そろそろ限界。」
「それは俺も同じ・・・」
「加賀井、キスしてよ。」
「していいのか?」
「加賀井のキスが欲しい。」

俺は自分でいちばん気持ちのいいキスを須藤にした。
それほどうまいキスではなかったと思うのだが、須藤は気持ちよさそうな表情を浮かべていた。
しばらくキスをしていると、須藤がウッと呻いた。

「うわっ、ダメだ、もう限界、出ちゃう、出ちゃう。」

そう言うと須藤はチンコをさらに硬くしてから、ものすごい勢いで大量の精液を噴射し始めた。
須藤の発射した精液は何度も何度も俺の下腹部に命中した。
俺もその後すぐに猛烈な勢いで射精を始めていた。
気絶しそうな激しい快感が俺のカラダ全体を駆け巡っていた。

「うわっ、すげえべとべとになった。」

枕元にオネショした時のための予備としてシーツがたたんで置いてあったので、須藤はそれを手に取って、ふたりのべとべとになった股間のあたりを拭ってくれていた。

「加賀井、ありがとう、すげえよかった、腰が抜けて気絶しそうだった。」
「須藤、疲れちゃったみたいだね、寝ていいよ。」
「でも、オシッコしてこなきゃ・・・」
「オネショしてもいいよ、須藤のオネショなら許す。ていうかこんなに水分出したんだし、トイレ行かなくてもだいじょうぶなんじゃね。」
「精液と小便は違うと思うけど・・・」

須藤は激しい射精に疲れたのか、すぐに目を閉じて眠り始めた。
俺も須藤を軽くハグして、同じ布団で眠りについたのだった。

そして翌朝早く、俺は隣でモゾモゾと動いている須藤の気配で目を覚ました。

「須藤、どうしたんだよ?」
「加賀井、俺、オネショしちゃった・・・」
「えっ、マジ!」
「うわあ、もうすぐ4時だもんな、先生、起こしに来てくれなかったみたい。」
「先生が3時に起こしに来てくれてたら、だいじょうぶだったのか?」
「ああ、だって今、オネショしてる最中に目が覚めたから・・・」
「すげえ濡らしたのか?」
「触って調べてごらんよ。」

俺は手を須藤の股間に持って行って触った。須藤の股間がグショグショに濡れていた。
でも布団は腰の下くらいしか濡れていなかった。

「チンコのあたりはぐしょぐしょだけど、布団は思ったほどは濡れてねえ。」
「ああ、オネショの途中で目が覚めたから、必死で止めたからね。」
「先生が起こしに来なかったってことは、大西もしてるかもね。」

俺は布団を出て、大西の横に行って、布団の中に手を入れた。
大西の布団の中は、かわいたところがないくらい見事に濡れていた。

「大西、すげえオネショしてる、布団がハンパじゃなく濡れてる。これに比べたら須藤のオネショなんてかわいいもんだよ。」
「でもオネショしたのが俺だけじゃなくてよかった。」

その時、部屋の前の廊下で足音がした。

「先生、やっと来たみたいだね。」
「加賀井、お前、自分の布団に戻れ。」

俺は急いで自分の布団に入り、狸寝入りを始めた。
その後すぐに先生が部屋に入ってきた。

「おい、須藤、起きろ。加賀井も大西も、起、き、ろ。」

そう言うとその日の当番だった石井先生がまずは須藤の掛布団をめくった。

「げっ、須藤、ネションベンしてるじゃんか、優等生が布団を濡らしてざまあねえなあ。」
「先生、すみません、間に合わずにやっちゃいました・・・」
「まあ、しょうがねえ、俺が起こしに来るのが都合で一時間遅かったからな。」
「すみません・・・」

そう言うと須藤は驚いたことに目からポロっと大粒に涙を流したのだった。

「おい、須藤、ネションベンくらいで泣くな、それにそれほど布団は濡らしてねえだろう。それから、加賀井、布団をめくるぞ。」

俺の掛け布団が一気にめくられた。

「なんだ、加賀井はネションベンしなかったんだ、えらいぞ。」
「えらくはないけど、しませんでした・・・」
「じゃあ、次は大西、布団とるぞ。」

石井先生は大西の掛布団を勢いよくめくった。その下からは、ほぼ全身が濡れているのではないかと思うほどのすごいオネショをした大西が現れた。

「大西、このざまはなんだ、よくもこれだけネションベンを漏らしたもんだな。布団が乾いたところがないくらいに濡れてるじゃないか。」
「先生がちゃんと時間に起こしに来てくれたら、しなくてすんだのに・・・」
「まあ、したものはしょうがない、須藤と大西は、風呂でからだを洗ってこい。」

先生は電話でフロントに連絡して、清掃係の人を呼んだ。
しばらくするとマネージャーのような男性と、清掃係のおばさんがやってきた。

「すみません、うちの生徒がネションベンして布団を汚してしまいまして・・・」
「ああ、先生、頭を上げてください。こういうことはよくあることですから。最近の高校生は昔よりからだは大きいくせに、夜尿症が増えているようですからね。」
「今、ネションベンした二人はシャワーを浴びてるんで、戻ってきたらちゃんと謝らせますから。」
「こちらの生徒さんはオネショしなかったんですね。濡れた布団は二枚だけのようですので、こちらのほうで始末はしておきます。」
「もしも布団のクリーニング代とか発生しましたら、あとで請求してください。」
「それはだいじょうぶですよ、一斉に布団クリーニングがまもなくする予定なので、それといっしょにこのオネショ布団もクリーニングしておきます。」
「ホント、ご迷惑をおかけします。」

そこにシャワーを浴びてすっきりとした顔の須藤と大西が部屋に戻ってきた。

「おお、ふたりとも戻ってきたか。こちらはホテルの人だ。お前たちはネションベンでホテルの布団を汚したんだから、ちゃんと謝りなさい。」
「布団を汚してすみませんでした・・・」

まずは須藤が素直に謝った。そして次に大西が言った。

「なんで俺が謝らなきゃならないんですか、先生が遅れて起こしに来たから、オネショしちゃったんじゃないですか・・・」
「大西、お前、ネションベンしたくせに生意気な口をきくんじゃない。とにかく、先生が謝れと言ってるんだから、謝ればいいんだ。」

険悪な雰囲気を察したのか、須藤が石井先生と大西のところに行った。

「すみません、先生、大西もホテルでオネショしてちょっと気が動転してるんです。」
「須藤、お前、よけいなことするなよ。」
「ホテルの方もすみませんでした、今後はこんなことがないように頑張りますので・・・」
「ったく、大西はネションベンしても反省する気がねえのかよ、しょうがねえやつだ。その点、須藤はちゃんとネションベンしたのを正直に認めて、えらいぞ。」

もう時間は4時を過ぎていたので、寝るわけにもいかず、俺たちは部屋を出て、ロビーで時間をつぶすことになった。

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修学旅行は楽しくない?(第三回)
noriさん作小説:修学旅行は楽しくない?(第三回)

そんな騒ぎがあった後、まだ夜中だったので、布団に入るとみんなすぐに眠っていた。

翌朝、6時過ぎにまた俺は須藤が起きた気配で目を覚ました。

「あっ、加賀井、また起こしちゃったね。」
「須藤、いつも早いんだね。」
「ああ、遅くまで寝るとオネショする危険が大きくなるからね。」
「着替えたら部屋の外で話そう、ふたりを起こすと悪いから。」
「ふたりとも、オネショしてないのかな?」
「さっき、布団の中に手を入れさせてもらったけど、してなかったね。なんなら、加賀井も手を入れて調べてみなよ。」

そう須藤に言われて、俺は順番にふたりの布団の中に手を入れて触った。

「ホントだ、ふたりともオネショしてないね。」
「じゃあ、加賀井、部屋の外に出よう、ロビーで少し話そうよ。その前にトイレに行かなきゃ。」
「俺もトイレに行くよ。」

ふたりはトイレに入り、仲良く並んで小便をした。

「うへっ、すげえションベン溜まってたよ。加賀井は?」
「俺はそこそこっすかね。」

トイレを出て、ふたりは誰もいないロビーのソファに並んで座った。

「加賀井はオネショの心配ないんだろう、いいなあ・・・」
「でも、俺も中三まではオネショしてましたよ。」
「へえ、そうなんだ。でも、今は治ってるんだろう、うらやましい・・・」
「須藤は小さいころからずっとオネショしてたのか?」
「子供の頃に比べてオネショの回数は多少は減ってきたけど、ずっと治らない。」
「俺は中三の頃に、夢精するようになって、オネショしなくなった。夢精がオネショの代わりをしてくれてるみたい。」
「加賀井はそうだったんだ、俺は夢精もときどきするけど、オネショは治ってないんだよね・・・」
「須藤のオネショはどのくらいの頻度であるの?」
「そうだなあ、だいたい週に2回か3回くらいかな。でも調子の悪い時は続けて何日もしちゃうことあるし・・・」
「オムツはしないの?」
「俺はオムツすると布団が濡れなくなるからしてもいいと思ってるんだけど、前に医者に診察を受けた時に、その医者がオムツすると安心してオネショが固定化しやすいから、オムツは薦めないって言ったんだよね。だからオムツはさせてもらえない・・・」
「布団をオネショで濡らしちゃうとちょっとへこまない?」
「それよりも、オネショ布団を家族に見られるのが嫌かな。俺、2つ下の弟がいるんだよ、弟はずいぶん前にオネショは卒業してるから、なおさら兄としてはオネショ布団は見られたくないというか・・・」
「それはけっこうよくわかる、俺も3つ下の弟がいるから。」
「兄の威厳を保つためには、成績と運動で、オネショのマイナスを挽回しなきゃなんないんだ。」
「でも、須藤は勉強も運動もできて、すげえ完璧人間だと思ってたから、須藤もオネショに悩んでるんだって思うと、ちょっとかわいいというか、親しみを感じるよね。」
「オネショのことをそんなに前向きに言ってくれたのは加賀井が初めてだ。」
「須藤はべつにオネショしててもいいじゃん、イケメンで優等生でスポーツ万能なんだから、オネショくらい大したことないと思うよ。」
「そう思えるといいんだけどね。でも朝濡れた布団の中で目覚めると、やっぱへこむなあ。」
「確かに朝布団が濡れてるとへこむけど、でもオネショしてる最中って寝てるのにすげえ気持ちよかったじゃん、あのすげえ快感は忘れられないけどね・・・」
「加賀井もオネショの最中は気持ちよかったんだ。でもあれだけ気持ちいいからこそ、朝布団が濡れてるのが後ろめたいんだよね。」
「でも考えてみれば、ただ布団が濡れてるってだけのことじゃん。」
「そうだけど、でもそれが重大なことなんだよね。もしもオネショが治らなかったら、結婚とかできないだろうし・・・」
「何心配してんだか、須藤なら絶対結婚できるよ。須藤がもしも売れ残りそうなら、俺がもらってやるよ。」
「ばあか、誰がお前になんかもらわれるかよ・」
「うわあ、傷つく、けっこうマジで言ったのに・・・」
「俺がオネショ治らなくてもいいんだな、じゃあマジで相手ができなかったら、お前のところに押しかけるからな・・・」
「須藤みたいなチョー優良物件をゲットできたら、最高じゃん。」
「でもいっしょに寝てたら、しょっちゅうオネショしてお前のほうまで濡らすと思うぞ、いいのか?」
「お前だったらオネショしても許す。」
「俺の将来もめでたく決まったみたいだし、そろそろ篠田と大西を起こして、朝飯食いに行こうぜ。」

俺たちはふたりそろって一度部屋に戻った。
部屋に入ると大西はすでに起きて着替えをしていた。
篠田はまだぐっすりと寝ていた。
須藤が篠田の寝ている布団に近寄り、掛布団の上からからだをゆすって起こした。

「おい、篠田、そろそろ起きろ、朝飯の時間だぞ。」
「うっせえなあ、チョーねみいんだよ。」
「でも、朝飯はちゃんと食べないと・・・」
「うっせえって言ってんだよ。」

篠田はそう言った後、急に表情が変わった。そして顔が真っ赤になっていった。

「篠田、どうした、顔が赤くなったぞ、だいじょうぶか?」
「うっせえ、俺は寝てるから、朝飯食いてえヤツは行けばいいだろう・・・」

その時、横にいた大西がぼそっと言った。

「篠田君はたぶんオネショしちゃってるんじゃないかな。」

そう言えば、部屋に入った時に、俺もなんとなく小便の臭いがするのを感じていた。
でも、須藤はまだ信じなれないというような顔をして言った。

「だって篠田君は今朝はすでに一回寝小便してるからね、だから、まさか二回はしないだろう・・・」
「ぼくも以前は二回することあったし・・・」
「えっ、大西君もそうだったんだ・・・」
「だから篠田君も今朝は二回目をしちゃってるんじゃないのかな・・・」
「篠田君、ゴメン、ちょっと手を布団の中に入れさせてもらうよ。」

そう言うと須藤はさっと右手を篠田の布団の中に差し込んだ。そして須藤は驚いたような表情になった。

「しっ篠田君、布団の中、ぐしょぐしょじゃないか・・・」
「うっせえ、出てけよ。」

篠田の剣幕に驚いて、須藤は後ろずさった。
そして、篠田の布団から離れて、俺たちに小声で言った。

「とりあえず、俺たちじゃ対応できないみたいだから、浜田先生に来てもらおう。ちょっと先生を呼んでくる。」

しばらくして須藤が浜田先生を連れて部屋に入ってきた。
浜田先生は、篠田の布団の横にしゃがんで言った。

「篠田、とりあえず起きろ。」
「チクショー、お前ら先公なんか呼んできやがって・・・」
「篠田、起きられないのか?」
「あんたらがいるから、起きられねえんだよ、部屋から出てけよ。」
「篠田、お前、何真っ赤な顔して凄んでんだよ。」
「うっせえ、うっせえ。」
「しょうがないな、篠田、掛布団をめくるぞ。」

そう言うと浜田先生は篠田の掛布団に手をかけて、めくろうとした。
そうすると、篠田は自分の掛布団を手で押さえて、めくられないように抵抗した。
少し先生と篠田の不毛な掛布団をめくる攻防が続いた。
それでも、浜田先生の布団を取り除こうとするちからが強かったのか、とうとう篠田の掛布団はめくられて、篠田の全身が現れた。
篠田の下半身は寝小便でくろぐろとシミが広がっていて、きつい臭いが立ち上ってきた。
敷布団には篠田の腰のあたりを中心にして直径1メートルくらいありそうな、いびつな形の丸い世界地図がでかでかと描かれていた。

「篠田、それにしても見事に漏らしたな・・・」
「うっせえよ・・・・・・」
「篠田、お前なあ、一晩に2回ネションベンするなら、正直に調査票に書いとけよな、ったく、お前、ここのホテルの布団を一晩で二枚もぐしょぐしょにしたんだぞ。しかも俺の担当の夜に嫌がらせみたいに二回もネションベンしやがって・・・」
「しょうがねえだろうが、俺の知らないうちに漏れるんだから・・・」
「なんだ、篠田、二回もネションベンしたくせにその反抗的な態度は。」
「うっせえってんだろうが・・・」
「ったく、一晩で二回もネションベンするような奴は、幼稚園からやり直せ。」

いくら昼間突っ張っていても、夜になってオネショをしては、台無しである。
篠田はイケメンなんだから、ちゃんとした格好をすれば、王子様みたいなのに残念だなと俺は思った。
まあそれもオネショをしてしまえば台無しになるかもしれないが・・・

浜田先生は、見ていた俺たちに朝飯を食いにいけと言って、後始末のために篠田とふたりで部屋に残った。
須藤が浜田先生にあとはお願いしますと言って、俺は須藤といっしょに部屋を出た。大西もいっしょに部屋を出てきた。

「篠田君のオネショ、そうとう重症みたいですね。」
「一晩で二回して、しかもオネショしているのに気づかずにそのまま寝てるんだから、重症だよね。俺はオネショするとたいてい最中に起きるか、してすぐに起きるもんな。」
「須藤君もオネショするんですね。」
「だから、大西といっしょに特別班なんだよ。」
「加賀井君もこの班にいるってことはオネショするんですよね?」

大西が俺にそうたずねてきた。須藤の顔を見ると、しきりに話を合わせとけというような表情をしていた。

「ああ、まあな。」
「須藤君も加賀井君もイケメンなのに俺と同じなんですね・・・」
「大西だって、よく見りゃ、そんなに悪くないじゃん。」
「加賀井君、そんな慰めは言わないでくださいね、よけい傷つくから・・・」

少し遅れて朝食に行ったので、食堂はすでに多くの生徒でにぎやかだった。
俺は須藤と大西と別れて、クラスのテーブルに行った。
俺が座ると高橋が声をかけてきた。

「加賀井、遅かったな。」
「ああ、起きてゲームしてたら熱中して時間になってた。」
「お前はエロゲ中毒だからな、でも優等生の須藤はどうしてるんだよ。」
「ああ、須藤はヒマさえあればお勉強だよ、ときどきiPadとか使ってるけど、ゲームじゃなくて、受験のアプリでお勉強だよ。」
「へえ、優等生はすげえな。加賀井、須藤と仲良くなって、勉強教えてもらえばいいじゃん。」
「確かに須藤は教えるのうまそう。」
「それにしても須藤は勉強はできるわ、運動も得意、さらに憎らしいほどのイケメンなんて、ちょっと神様不公平じゃないって思うわな。」
「まあ、須藤にもいろいろあるみたいだよ。」
「なんだよ、その思わせぶりなセリフ。」
「いや、なんでもない。そうだ、高橋、お前、これ食える?」
「おお、納豆か、俺は何でも食うぞ。」
「じゃあ、この納豆やるから食え。」
「加賀井はやさしいよなあ・・・」
「餌付け成功。」
「加賀井、なんか言った?」
「いや、なんでもない。」

3日目はバスに乗って移動して、世界遺産になった工場を見学した。

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修学旅行は楽しくない?(第二回)
noriさんから小説の続きが届きましたので、さっそくアップいたします。


noriさん作小説:修学旅行は楽しくない?(第二回)

翌朝は、あさ6時くらいに、須藤が起きだした気配で俺は目を覚ました。

「ああ、加賀井、ゴメン、起こしたみたいだね。」
「もう6時か、俺も起きようかな。」
「俺は朝飯まで、ちょっと勉強するけど、加賀井は寝てていいぞ、起床時間になったら起こしてやるから。」
「でも、もう目が覚めちゃったから、俺も起きて朝飯まで、スマホでゲームでもするよ。」
「大西はまだよく眠ってるね。篠田はとうとう部屋に帰ってこなかったみたいだし。」
「篠田はしょうがねえんじゃねえ、あいつには何言ってもしょうがなさそうだし。」
「だよな。でも、俺はいちおう班長なわけだし・・・」
「でも、篠田に関してはあんまり無理強いしない方がいいかもよ。」
「やっぱ加賀井もそう思うんだ。じゃあ、俺もとりあえずはうるさく言わないことにしよう。」

窓際に置かれた椅子に向かい合って座って、俺と須藤は黙ってiPdad とスマホを使っていた。
そして7時近くなって、須藤が大西を起こした。

「大西君、そろそろ、朝飯の時間だよ、起きて。それで、だいじょうぶだったかい?」

須藤がそう声をかけると、大西はのそのそと起き上がった。

「よかった、大西君もだいじょうぶだったみたいだね。顔を洗っておいでよ、朝飯、食べに行くから。」

俺たちは3人そろって、朝食会場の宴会場に行った。テーブル席はクラス別に座るようになっていたので、俺は須藤と大西と別れて、クラスメートのほうに歩いていった。

「おはよっ、浜田。」
「よっ、加賀井。特別班のやつらとはうまくやれたか?」
「ぜんぜんオッケーだよ、ていうか、篠田は点呼の時だけいて、あとは朝まで部屋にいなかったし。」
「篠田か、あいつは仲間と明け方までゲームをやってたみたいだ。」
「やっぱそうなんだ。」

その日は、朝からバスに乗って、山間の村に向かった。
山間の里山に囲まれた盆地で、その日は一日田植え体験をすることになっていた。
クラス別にそれぞれ世話をしてくれる農家に行き、あらかじめ準備されていた農作業服に全員で着替えた。
田植え体験と言っても、農家のほうであらかじめ準備がなされているので、俺たちは田んぼに入って、教えられたように稲の苗を植えていくだけだった。とはいえ、泥の田んぼに入って一歩を進めるだけでもけっこう大変で、ふざけて転んだりするクラスメートもいて、けっこう大変だった。
昼はその田んぼで前の年に取れたというコメで作ったおむすびがふるまわれた。
からだを動かした後なので、おむすびがひときわおいしかった。
午後も田植え体験を続け、その後、近くの立ち寄り湯に行って、交代で汗を流した。

そしてバスに乗って、夜になって花火で有名な街のホテルに着き、そこで泊まることになっていた。

ホテルに入り、夕食をとり、その後順番に風呂に入った。
そして、部屋で須藤は勉強、俺と大西はゲームをやっていた。
点呼の時間になると、篠田がどこからともなく部屋に戻ってきていた。
少し時間を過ぎて高橋先生が部屋に顔を出した。

「先生、班の全員がそろっています。」
「それじゃあ、点呼は終わり。そんで今夜は昨夜と同じ時間に浜田先生が起こしてくれるから、安心して寝ろ。トイレはちゃんと寝る前に行っとけよ。」

布団を4組敷くと、その夜は篠田がすぐに布団にもぐりこんだ。
昨夜は他の部屋で友達と完徹したらしい。
篠田は11時前には徹夜明けの疲れなのかぐっすりと眠ってしまっていた。

「篠田君、寝ちゃいましたね。」
「昨夜はゲームをして完徹したみたいだからね、眠かったんだろう。」
「俺たちはまだしばらく寝ないですよね。」
「ああ、12時過ぎまでは俺は勉強をしたいし。」

篠田を除く三人は相変わらずそれぞれ、タブレットやスマホをのぞき込んで時間をつぶした。
そして12時過ぎに、三人も布団に入って寝ることにした。

そして3時ごろ、俺は浜田先生の驚いた声で目を覚ました。

「あちゃ~、時間通りに来たのに、間に合わなかったみたいだな。こら、篠田、起きろ、ったくツッパリのくせにものすごいネションベンしやがって。それから須藤、大西、加賀井も起きろ。お前たちはだいじょうぶだったんだろうな。」
「俺はだいじょうぶです。篠田君、やっちゃったんですか?」
「そうなんだよ、篠田のやつ、布団をぐしょぐしょにしやがって。3時で間に合わないんだったら、恥ずかしがらずに言ってくれれば、早く起こしてやったのに。おい、篠田、聞いてるのか。」
「うっせえなあ、せっかく気持ちよく寝てたのに起こしやがって。」
「篠田、お前なあ、よくこんなにぐしょぐしょになった布団で平気で寝てられるな。」
「このくらいの濡れ方、たいしたことねえだろうが。」
「早く起きろ、ったくこんな巨大ネションベンをしやがって、少しは反省しろ。」
「早く起こしに来ねえのが悪いんだろうが、ったく。」
「あのな、篠田、そんなにネションベンで下半身をぐしょぐしょにしてすごんでみても、滑稽なだけだぞ。」
「しょうがねえだろうが、眠ってる間に出ちまうんだから・・・」
「どっちにしろ、篠田がネションベン垂れたのにはかわりなからな。とにかく、篠田はその濡れた寝間着を着替えろ。」

俺は篠田の布団を見た。それはものすごい広い範囲が世界地図におおわれていた。
篠田はものすごい量のオネショをしてしまったみたいだった。

「篠田君、替えのパジャマは持ってるのかい?」
「んなもの持ってねえよ。」
「とにかく、篠田はシャワーを浴びて、ネションベンを洗い流してこい。それから他の3人はトイレでションベンしてこい。」

俺たち3人はそろって部屋を出て、近くのトイレに行って、小便をした。

「篠田君は10時頃寝たから、3時に起こしに来たんじゃ間に合わなかったんだね。」
「とにかく寝小便したのが俺じゃなくてよかった・・・」
「でも、俺ももう少し先生が起こしに来るのが遅れたらヤバかったかも。」
「須藤君もそうなんだ、俺も同じだな。」
「加賀井君はどうなの?」
「俺はだいじょうぶっすよ。」
「とにかく修学旅行中はオネショしないようにがんばろうね。」
「えっ、須藤ってオネショするの?」
「そうだよ、だって特別班は別名夜尿症班だからね。」
「マジっすか、俺、初めて聞いた。」
「あれっ、加賀井君も調査票に夜心配だって書いてあったでしょ。」
「あれですか、俺が心配だったのはオネショじゃなくて夢精だったんです。」
「そうなんだ、みんな、加賀井君も夜尿症だろうと思ってたよ。」

俺は特別班の意味を知って驚いていた。
クラスの友人たちが聞いてきたうわさは本当だったのだ。
それにしても、オタク臭のする大西が夜尿症というのは納得できるが、イケメン優等生の須藤と、イケメンツッパリの篠田が夜尿症とは驚いた。
とにかく寝る前に点呼に来た先生がうるさくトイレに行ってから寝ろと言っていたのはこのためだったのだ。
俺は何となくではあるが納得していた。
部屋に戻ると、篠田のオネショでぐしょぐしょになった布団は片づけられていて、新しい布団を浜田先生が敷いていた。
俺たちがそれぞれ自分の布団に横になり朝までまた寝ようとしていると、篠田がパンツ1枚の姿で部屋に戻ってきた。

「おお、篠田、ちゃんとシャワーで洗ってきたか。じゃあ、パンツを脱いでここに横になれ。」
「布団の上に広げてあるのは何スか?」
「見ればわかるだろう、紙オムツだ。」
「冗談きついっす・・・」
「冗談なんかじゃないぞ、まだ3時だから、起床時間まで4時間もある。お前がまたネションベンをして布団を汚すといけないから、オムツをさせるんだ。」
「ネションベンなんかしねえっつうの。」
「しなきゃしないでいいんだから、とにかくオムツをするんだ。したくないんだったら、寝ないで朝まで起きてろ、それならオムツはしなくていい。」
「俺はオムツなんかしねえって言ってるだろうが。」
「そこまで言うんだったら、オムツはしないで寝かせてやるが、もしもう一回ネションベンしたら、お前の夜尿症のことは他の生徒に知られるかもな。」
「てめえ、先公のくせに生徒を脅すのか。」
「じゃあ、いいぞ、オムツしないで寝たらいい、とにかくお前がネションベンさえしなきゃいいんだから。」

そんな騒ぎがあった後、まだ夜中だったので、布団に入るとみんなすぐに眠っていた。

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修学旅行は楽しくない?(第一回)
noriさん作小説:修学旅行は楽しくない?(第一回)

そして修学旅行の日がやってきた。
俺は普段よりも早く学校に行った。
飛行機の出発時間に合わせて、学校での集合時間が早かったからだ。
講堂で校長のあいさつを聞き、そして引率教師からくどくどと旅行の注意点が説明された。

そしてバスに乗って、とりあえずは空港まで行った。
そして飛行機で中部空港まで行き、その後はバスで大きな自動車工場に行き見学をした。
そして今度はJRで長野方面に行ったのだった。
そして最初の夜は長野のホテルで泊まった。
バスはクラスごとに一台に乗って移動したが、ホテルでは俺は特別班の部屋に入るので、友達とは別れることになった。
特別班の部屋に入ると、他の3人はすでに部屋に入って、壁にもたれて畳の上に座っていた。

「やあ、加賀井が来て、全員揃ったね。とりあえず、俺がこの班の班長をやることになった須藤だ、旅行中、よろしく頼む。それで、みんなも顔くらいは知ってると思うけど、念のため簡単な自己紹介をしてくれ。」
「じゃあ、俺から。俺は加賀井宙、旅行中はよろしくお願いします。」
「おっ俺は、大西です、よろしく。」
「自己紹介なんてかったりい。俺は篠田、以上。」
「みんな、自己紹介ありがとう。まあ、班といってもいっしょにやることは、宿泊時に同室になることと、あとは東京で一日自由行動の時だけなので、同じ悩みを抱えた者同士、その時は協力をよろしく頼む。」

そうしていると引率教師の高田が部屋に入ってきた。

「おお、みんな揃ってるな。この班のメンバーは表向きはアレルギー系の病気のためということにしているから、心配するな。で、今夜は俺がめんどうをみることになった。明日は伊達先生になると思う。
そんで、みんなの事前健康調査票を見たんだが、須藤と篠田、大西は3時でだいじょうぶだな。加賀井の調査票には記載がなかったが、どうなんだ?」
「えっ、なんですか、あっ、でも、とりあえず、他のみんなといっしょでいいです。」
「加賀井がそれでいいんだったら、こっちも一度で済むから助かるよ。じゃあ、みんな風呂でからだを暖めて、寝る前には必ずトイレに行っとくんだぞ。じゃあ、必要なことは伝えたからな。早く寝ろよ。」

高田先生は言うことを言うと、さっさと部屋を出ていった。
部屋の中はビミョーな雰囲気になっていて、その後誰も話さず静かなままだった。

俺は風呂はクラスの友達といっしょに入りにいった。
大浴場は混んではいたが、温泉のお湯を使っているそうで、からだが暖まりそうだった。

「宙、どうよ、特別班は?」
「ビミョー。」
「病気のこととは話してないのか?」
「ぜんぜんだよ、名前だけ自己紹介しただけだから。まあ、話しにくいのかもね。」
「特別班のことでヘンなうわさ聞いたんだけど・・・」
「うわさって、なんだよ?」
「特別班は夜尿症のやつが集められてるって・・・」
「へっ? マジ。」
「そうそう、俺もそのうわさ、ちらっと聞いた。」
「だって、俺、今は夜尿症じゃねえし。」
「宙、今はって、前は夜尿症だったのか?」
「げっ、ヤベえこと言っちゃった。確かに中学の頃はたまにオネショしてたけど、今はしてねえからな。」
「宙、お前、中学の修学旅行休んだのは、オネショのせいだったのか?」
「しょうがねえだろう、あの頃は週に一回くらいしてたから、修学旅行なんて危なくて行けなかったんだよ。」
「だよな、中学生くらいだと夜尿症ってことも考えられるけど、俺たち高2だからね。」
「じゃあ、何のための特別班なんだよ?」
「だから、病気系の理由だから、プライバシーで言いにくいんじゃねえの・・・」

ふざけながら友達とゆっくりと風呂に入ることができて、俺のからだはじゅうぶんに暖まっていた。
部屋に戻ると、班長の須藤がひとり、テーブルに向かって勉強をしていた。
俺が部屋に入っていくと、須藤が気づいて顔を俺のほうに向けた。

「ああ、須藤、勉強してたんだ、邪魔してゴメン。」
「べつに邪魔じゃないよ、同じ部屋なんだから。」
「すげえな、いつも勉強してるんだ。」
「そんなことねえよ、今は退屈だったから勉強してただけ。」
「俺なんか、勉強道具、持ってきてねえもんなあ。」
「そのわりには、勉強できるじゃん。」
「ぜんぜんだよ、須藤みたいに一番なんてなれねえし。」
「加賀井は自由そうでうらやましいよ。」
「なら、須藤は成績が一番でうらやましいよ。」
「ははは、加賀井って意外に面白いんだね。」
「須藤こそ、俺は堅物のがり勉だと思ってたけど、それだけじゃないんだ。」
「まあ、俺たちは特別班で秘密を共有してるわけだしね。」

その時、大西と篠田が次々と部屋に戻ってきた。
須藤が勉強していたテーブルは隅にかたして、部屋に4組の布団を敷いた。
4枚並べて敷くと、殆ど布団と布団をくっつけるようになっていた。

布団を敷くと、就寝前の点呼があった。それが終わると篠田は部屋を出ていった。

「篠田、あいつどこに行くんだろう?」
「篠田君は友達の部屋に行ったみたいですよ。」
「大西、篠田と仲がいいのか?」
「いいわけないでしょう、あいつが俺に一方的に行先を言ってきただけです。」
「しょうがないやつだなあ。」
「須藤、どうする、まだ眠れねえし・・・」
「俺はiPadのアプリを使って、布団の中で勉強するよ。」
「俺もスマホで遊ぼうかな。」

しばらく俺たちはそれぞれ布団の中で、iPadやスマホでそれぞれ楽しんでいた。
12時過ぎに班長の須藤が先生に言われた通り、寝る前のトイレに行こうと言った。
俺たちは須藤を先頭に部屋の向かいにあるトイレに行った。
俺はそれほど尿意はなかったのだが、とりあえずは付き合いでしておいた。

俺はそれほど眠くなかったのだが、暗い部屋で布団に横になると、修学旅行初日で疲れていたのか、まもなく眠ってしまった。

真夜中、ぐっすり眠っていた俺は高橋先生にからだを揺さぶられて目を覚ました。

「ほら、加賀井も寝ぼけてないで、起きて立て。」

そう言われて目を開けると、須藤と大西がのろのろと布団から出て立ち上がった。
俺も仕方なく寝ぼけながらのろのろと起き上がった。

「加賀井は元気だな。」

高橋先生にそう言われて俺はチンコがギンギンに勃起してパジャマの股間にテントを張っているのがわかった。
そう言えは起こされたとき、エロい夢を見ていたような気がするので、このまま先生に起こされなかったら夢精をしていただろう。
俺は股間を手で抑え込んで、須藤と大西に続いて、部屋の向かいのトイレに行き、小便器の前に立った。
勃起していたので小便はなかなか出てこなかったが、お腹にちからを入れて俺は何とか膀胱の中の小便を出し切った。

「おっ、加賀井、ションベンしたら勃起はおさまったみたいだな。」
「しかたないじゃないですか、ヘンな夢見てたし・・・」
「じゃあ、勃起してたから助かったのかもな。」
「はあ・・・」
「じゃあ、みんな、朝までゆっくりと寝ろ。」

俺は布団に戻ると、またすぐに眠ってしまった。

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修学旅行は楽しくない?(プロローグ)
noriさんから新しい小説が送られてきました。「前回の小説が尻切れトンボになってしまってすみません。終わったわけではありません。その代わりと言ってはなんですが、新しい小説を書いてみました。こちらのほうでしばらくお楽しみください」という伝言がnoriさんからありました。


noriさん作小説:修学旅行は楽しくない?(プロローグ)

家族と一緒に晩飯を食べた後、俺(加賀井 宙)は二階の自分の部屋に引っ込んで、とりあえず復習を始めた。
しばらく復習をしていると、急に俺は弟の匠に肩をたたかれて驚いた。

「なんだ、匠か、部屋に入ってくるときはノックくらいしろよ。」
「いちおうは軽くドアをたたいたけど、お兄ちゃんは返事しなかったからね。」
「今日の数学の問題を考えてたんだよ。」
「つまんねえの、ひとりエッチとかしてたら面白かったのに。」
「オナニーなんかしねえよ、ばあか。」
「へえ、優等生の兄貴はマジでシコらねえのか?」
「する必要ねえし。」
「必要ないって、兄貴はやりたい盛りの男子高校生だろう?」
「夜寝てる間にいつの間にか出ちゃうからね・・・」
「兄貴、まだ俺たち家族には隠して、密かにネションベンしてるとか・・・」
「するか、ばあか、夢精だよ夢精。」
「夢精くらいじゃやりたい気持ちは解消できないんじゃないの?」
「お兄ちゃんは週に二回から三回くらい夢精するから、それでじゅうぶん性欲は解消するけど・・・」
「兄貴、マジ、週に三回も夢精するんだ、信じられない・・・」
「匠は夢精しないのか?」
「だって、毎日シコってるから、夢精なんかほとんどしないよ。お兄ちゃんは夜尿症だったから、そのつながりで夢精しやすいのかもね。夜射精症とかなんじゃないの。」
「確かにオネショしなくなったころ、夢精が増えてきた。」
「ほらね、夜尿症だったヤツは夢精しやすいんだよ、きっと。」
「匠、何の用なんだよ。」
「特に用はない、ヒマだから兄貴をからかいに来た。」
「勉強中だ、帰れ帰れ。」
「しょうがねえなあ、部屋に戻ってひとりエッチでもしようっと。」

やっと匠は自分の部屋に帰っていった。ひとりになったら俺は残りの問題を集中して片づけた。
勉強が終わると、俺はカバンの中からその日学校で担任からもらったコピーを取り出した。
二週間後の修学旅行の時の班のことについてだった。
俺はわけあって特別に作られた班に入ることになっていた。

話はさらにさかのぼる。以前に提出した修学旅行の事前健康調査のことである。
回答は当たり障りなく答えておいたのだが、修学旅行中の夢精のことが心配で、調査票の個別に相談を希望、というところに俺はチェックを入れておいた。
そのことで今日担任から呼び出しを受けたのだった。
進路指導室で俺は担任と向かい合わせに座った。
座るといきなり担任が質問してきた。

「加賀井、お前がなあ、ちょっと驚いた。そんでぶっちゃけ週に何回くらい漏らすんだ?」
「ええと、週に二回から三回くらい・・・」
「そのくらいだと、修学旅行中に絶対当たりがくるな・・・」
「修学旅行は6日ですから・・・」
「じゃあ、なあ、他にも同じ悩みのやつが3人もいるから、そいつらと同じ班に入れ、お前が特別な班に入ることについては、他の生徒達には適当な理由を言っておく。そうすればいろいろと先生もケアしてやれるから。」
「そんで漏らすときは布団まで濡らすのか?」
「パンツとパジャマを濡らすくらいです。量が多い時はたまに布団まで染みることがあるけど・・・」
「なんだ、大したことないな、わかった、先生がうまくやってやるから、修学旅行には安心して参加しなさい。」
「はい、よろしくお願いします。」

担任が安心して参加しろと言うので、俺はとりあえずは替えのパンツを多めに持って参加することにしたのだった。
そして今日、特別班の名簿を担任からもらったのだった。

特別班は俺を含めてこの4人だった。
・須藤 亮一:180-60-17、某私立進学校2年、成績がトップなので生徒会の委員にさせられている。顔はイケメン、すぐにヒーロー系の主役ができるくらいの美形だが、少し表情が暗いのが残念なんところ。長男で、二つ下の弟がいる。
・篠田慎之介:168-50-17、某私立進学校2年、成績は普通だがツッパリ系、顔はもろアイドル系の美形、表情があまりないので意外にモテない。
・大西 正善:165-75-17、某私立進学校2年、成績は中の下、フィギュアオタク、運動神経は壊滅的、勉強は苦手、帰宅部
・・・俺、加賀井宙78-58-17、某私立進学校2年、成績は上の下、 ごく普通の元気少年、運動神経はいい。勉強はそれなりで、ぎりぎり上のクラスに属している

4人は見たところどういう理由で選ばれたのかはわからない。たぶんこいつらも年頃なんだから俺と同じく夢精の回数が多くて悩んでいるのだろう。

同じクラスの親しい友達には、事情があって特別班に入ることを言った。
友人たちは先生から俺が何らかの病気のせいで特別班に入ると言われていたらしい。

教室で弁当を食べていると、友達の浜田が俺に訪ねてきた。

「宙、お前、特別班なんだ、大変だな。」
「なんでたいへんなんだよ?」
「だってさ、特別班には、あのいけ好かないイケメン優等生の須藤と、イケメンツッパリの篠田がいるんだろう?」

そうするといっしょにいた友達の高橋が話に入ってきた。

「じゃあ、宙もけっこうイケてるから、イケメンが集められた班とか?」
「ばあか、もろオタクの大西がいるだろうが、あいつはイケメンとは言えないだろう。」
「だな、じゃあなんで特別班なんだよ。」
「ゴメン、詳しくは言えないけど、ちょっとした病気系とかだよ。」
「宙、お前、健康じゃん。」
「うん、でもちょっとアレルギー系というか、そういうこと・・・」
「そうなんだ、お前と東京での自由行動をいっしょにしたかたんだけどね、それならしょうがねえ、じゃあ、宙、特別班で頑張れよ。」
「で、宙、お前の班、誰が班長なんだよ。」
「とりあえず、須藤が班長みたい。」
「まあ、あのメンツじゃそうなるわな、でも宙、あんな班長でお前も大変だな。」
「まあ修学旅行の間だけだからね、なんとかなるんじゃない。」
「宙、ホントお前はお気楽だよな。」
「浜田、うっせえ。」

そして修学旅行の出発の日がやってきた・・・

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