世界地図は夜作られる
男のオネショについて、あんな事こんな事(体験談や思い出等)を語り合いましょう。ゲイ表現が含まれていますのでご注意ください。
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修学旅行は楽しくない(その後)7
nori さん作:修学旅行は楽しくない(その後)7

そしてすぐに翌朝になっていたらしい。
隣で亮がもぞもぞと動く気配で俺は目を覚ました。
亮は何をしているのか、俺は薄目を開けて見た。
ぷくっと膨らんだオムツの前の部分を、亮は手でこすっていた。
しばらくすると亮の口からは快感の呻き声があがっていた。
亮がオナニーをしているのを発見し、俺は狸寝入りをしていた。
気持ちよさそうな呻き声が続いて、亮のオナニーはだんだんと激しくなってきていた。
そしてあるとき、亮はからだを布団の上でのけ反らせて、大きな呻き声をあげた。
亮のオムツの前は下から激しく律動するモノに突き上げられて、大きく上下に動いていた。
しばらく亮は射精の余韻を楽しむかのように、寝たままじっとしていた。
その時俺は一瞬眠ってしまったようだった。

「宙、そろそろ起きなよ。」
「あっ、亮、おはよう、起きてたんだ。」
「まあね、自然に目が覚めたというか・・・」
「亮のそのちょっと恥ずかしそうに赤くなった顔、オネショしたな。」
「げっ、わかっちゃった?」
「そんな恥ずかしそうに顔を赤らめてたら、まるわかりだよ。」
「俺、すんげえ寝小便した・・・」
「えっ、横モレとかしちゃった?」
「それはだいじょうぶ、オムツが寝小便をすべてガードしてくれたみたい。」
「さすがに中島さんのおすすめオムツだけのことはあったみたいだな。」
「すげえ大量に寝小便しちゃったから、オムツがすげえ膨らんでる。」
「ホントだ、オムツ、もこもこじゃん。」
「でも、このオムツの吸収力すげえ、すんげえ寝小便したのに、ぜんぜん濡れた感がない。」
「でも、すげえ漏らしちゃったんだろう。俺がオムツ外してあげるから。」
diaper.jpg


俺は亮の隣りに移動して、亮の着けているオムツのテープを外していった。
オムツの中は亮の大量のオネショで茶色っぽくなっていて、オシ♂コの臭いと、精液の臭いが立ち上っていた。

「亮、すげえ漏らしちゃったみたいだね、オムツ、モコモコになって、超オシ♂コ臭い。さらになんか精液の臭いもするんだけど、まさか夢精もしたとか・・・」
「ああ、そっちの臭いは夢精じゃなくて、宙が起きる前にひとりエッチしちゃった。」
「亮は朝もシコるんだ。」
「朝のほうが俺的には気持ちいいと思うんだよね。」
「俺は朝は少しでも眠っていたいなあ。」
「家にいる時もほぼ毎朝シコるぜ。」
「げっ、じゃあ、学校で朝亮に会った時って、シコったばっかりなのか。」
「まあ、毎朝必ずしてるわけじゃないけどね。寝小便した時に股間が濡れてると、なんか興奮しちゃって、それでシコるかな。パンツはすでに寝小便で濡れてるから、そこに精液だしても同じだからね。」
「ふうん、今朝もオネショしたからシコったんだ。」
「まあ、そういうこと。それに俺って人よりもずっと性欲強いみたいだから、毎日出してやらないと、性犯罪に走りそうだからね。」
「オムツがオシ♂コをほとんど吸収してくれてるけど、亮の腰のあたりは臭ってるから、シャワー浴びておいでよ。」
「じゃあ、そうするよ。その臭いオムツはそのままにしておいて。シャワー浴びた後で捨てるから。」
「いいよ、俺が後始末しといてやっからさ、亮はゆっくりシャワーを浴びておいでよ。」
「オムツ、チョー臭いけど、宙、やってくれるのか。」
「だいじょうぶ、俺も中学まではオネショしてたんだから、この臭いには慣れてるよ。今日は天気良さそうだから、布団濡れてないけど干すからね。」

俺はパンツ一枚で寝ていたので、そのまま布団を持ってベランダに行き、まずは亮の布団を干してから、オレの布団も干した。天気が良くて、布団がふかふかになりそうだった。

俺たちは簡単に朝食を済ませて、駅に向かって歩いていった。

「あのオムツすごいね、捨てる時持ったけど、すげえ重かったもんね、亮、どんだけオネショしたんだよ。」
「オムツしてると安心しちゃうのかな、今朝はいつもよりも大量に漏らしちゃったみたいだ。」
「じゃあ、これからはあのオムツして寝たら、安心して眠れるね。」
「うん、マジでよく眠れたよ。」

電車に乗るとさすがにオネショの話は大声でできないので、俺たちは話すのをやめた。
予備校に入ると、亮と俺とはクラスが違うので、それぞれの教室に別れた。

午前の授業が終わり、昼飯を食べようと、仲良くなった同じクラスのやつらと食堂に行こうとしていた。そこに亮のクラスのやつで俺もちょっと顔見知りのイケメンが俺のほうに駆け寄ってきた。

「今からメシ行くのか?」
「そうだけど、何か?」
「ちょっと俺と来てくれないか?」
「どうしたんだよ? お前は亮と同じクラスの、ええと・・・」
「駒沢だよ、お前は確か加賀井だっけ。」
「そうだよ、そんで何があったの?」
「ここではちょっと話せない。ちょっと俺についてきてくれ。」

俺はそのイケメンの真剣そうな顔を見て、そいつの言うことを聞く気になった。
俺はいっしょに食堂に行こうとしていた同じクラスのやつに言った。

「ゴメン、お前ら、先に食べに行って。俺はちょっとこいつと話すから。
「じゃあな、先行ってるぞ、席取っとくからあとで来いよ。」

イケメンに連れられて、俺は建物の奥のほうにある休憩室に入っていった。
亮が向こうを向いてパイプ椅子に座ってうなだれていた。
イケメンが亮に声をかけた。

「おい、須藤、加賀井を連れてきてやったぞ。」

その言葉に亮が力なく振り返った。亮は情けなさそうな表情を顔いっぱいに浮かべていた。

「亮、どうしたんだよ、体調悪いのか?」
「宙、ゴメン、急に呼んだりして。」
「べつにそれはいいんだけどさ。」
「宙に頼みたいことがあってさ・・・」
「頼みって、急ぐことなのか?」

そこに駒沢が割り込んできた。

「いいにくいことだけど、言わなきゃいけないから、俺から言っていい?」
「そうしてくれるかな、自分からはハズすぎて言えそうもない。」

駒沢は少し前に起こったことを俺に話し始めた。

「須藤はさ、昼前の授業が始まってすぐから、なんかもじもじと挙動不審だったんだよね。いつもはそんなことないからおかしいなと駒沢は思った。確かに授業は他から比べると退屈だったから、そのせいだろうと思っていたんだ。そうして退屈な授業も終わって、聴講生たちが、待ってましたとばかりにさっさと教室を出ていっても、亮ひとりが立ちあがらなかったんだよ。亮を見ると、すげえ顔を真っ赤にしてさ、なんかヘンな感じだったんだよね。
俺がなんかションベン臭くねえって言ったら、亮が赤い顔をますます赤くして、俺ションベン漏らしたみたい、って小さい声で言ったんだよね。それで須藤の股間を見たら、大きなシミができて、イスの下には小さなションベンの水たまりができてたんだ。
それで俺は須藤が授業中にお漏らししちゃったんだなってわかった。
須藤をそのままにしておくわけにいかないから、立ちあがらせて、腰の前は須藤のバッグで隠して、ケツの染みは俺のバッグをあてて隠して、とりあえず休憩室に連れてきたんだ。そうしたら、須藤が加賀井を呼んできてくれって言うから、お前を連れてきたと言うわけ。」
「そうだんたんだ、駒沢、サンキュ。」
「加賀井が来てくれたから、俺はもう行くよ。加賀井、よろしくな。」
「ああ、俺に任せろ。それから、駒沢、このことは他のやつらには絶対言うなよな。」
「言わねえよ。」
「サンキュ、そのうち埋め合わせすっからさ。」
「はいはい、期待しないで待ってるよ。」

駒沢はそのまま休憩室を出ていった。俺たちは休憩室にふたりだけになった。

「宙、呼び出してゴメン。」
「亮、なに言ってんだよ、こういう時はしょうがねえだろう。」
「俺、オネショはするけど、お漏らしはあんまりしたことなかったのに・・・」
「慣れない東京の予備校のストレスのせいなんじゃないの。」
「それなら宙だって同じだろう・・・」
「俺の場合は優等生クラスじゃないし、もともと期待されてないからストレス溜まらねえ。」
「宙は期待されてないんじゃなくて、ストレス溜まらない性格なのかもね。」
「亮、ひっでえ、俺のことバカだって言ったみたいなもんだぞ。」
「そんなこと言ってないよ、宙はホント自然体でいいよな。」
「でも、亮、どうしてお漏らしなんかしちゃったんだよ?」
「あの授業の前、トイレに行こうと思ったんだけど、それほど強い尿意じゃなかったし、教室で駒沢が隣に座れって呼ぶから、ションベンしないで授業を受け始めたんだよね。授業中はけっこう集中してたから、尿意に気づかなかったんだけど、授業終りのチャイムが鳴り始めると、急に尿意が我慢できなくなって、ヤベえなっと思ってたら急に意識が薄れた。たぶんその時に漏らしちゃったんだろうな、なんかけっこう気持ちよかったからね。
そうしたら、いきなり駒沢に肩を揺すられて我に帰ったら、股間ぐしょぐしょにするようなお漏らししてたってわけ。」
「駒沢以外のヤツには気付かれなかった?」
「みんなが教室を我先にと出ていこうとしてる時だったんで、左隣りに座ってた女の子と右隣の駒沢以外には気づかなかったんじゃないかな。」
「でも、お漏らしくらいで良かったよ、駒沢がすげえ顔して俺のところに来てわけのわからないことを言うから、お前が倒れでもしたのかと心配したんだからな。」
「じいさんじゃないんだから、倒れたりするわけないだろうが。」
「でもお漏らしで安心した。そんで濡れたパンツ気持ち悪いだろう、替えを買って来てやろうか?」
「なんか、お漏らしなんかしちゃったショックで、午後の授業、受けられそうにない。俺はとりあえず帰るから、宙は午後の授業を受けて帰っておいで。帰りに俺がいないけどひとりで帰ってこれるよね、それを言いたくて呼んだんだ。」
「俺、ひとりで帰りたくない。だから、亮といっしょに帰る。」
「午後の授業はどうするんだよ。」
「いい、明日同じクラスのやつから、ノート見せてもらえばなんとかなる。」
「じゃあ、午後はマンションで俺がみっちり教えてやる。」
「うわあ、亮ったら、先生ぶっちゃって。子供みたいにお漏らししたくせに。」
「宙、俺が言われたくないことを言ったな、今日はいつもよりも厳しく教えるからね。」

俺は一度食堂に行きクラスのやつらに、急用ができて午後の授業はフケると伝えてから、休憩室に戻り、亮を連れて予備校の外に出た。
亮のお漏らしのシミは少しだけ目立たなくなってきてた。
俺が大通でタクシーをつかまえて、亮を乗せて、俺たちはマンションに戻った。
昼飯を食いっぱぐれていたので、落ち込んでいる涼を部屋に残して、俺は近くのコンビニまで弁当を買いに行った。
コンビニで弁当を選んでいると、隣りにドラッグストア店員のショウさんのきれいな顔があった。

「加賀井くん、今頃昼飯?」
「今日は午前の授業だけで帰って来たから、お昼食べ損ねちゃって。」
「俺も授業は午前だけで、夕方から例のバイトだから、今弁当を買いに来た。」
「ショウさん、ちょっとイートインで話していいですか?」
「いいよ、どうせ夕方までひまだから。」

俺は余分のペットのお茶を買った。イートインのイスに座って、お茶をショウさんにわたした。

「ショウさん、飲んでください。」
「いいよ、この分は俺が払うよ。」
「いいです、今日は。」
「どうしたんだよ、加賀井くん、悩みでもあるの?」
「ショウさんなら相談できるかなって・・・」
「どうした、加賀井くんまでオネショしちゃったとか?」
「してませんよ、ひどいなあ、ショウさん。」
「ゴメンゴメン、今朝、ベランダで加賀井くんが布団を干してるのが見えたから・・・」
「俺はしてませんって。亮だってオムツのおかげですげえオネショしたのに布団はぜんぜん濡らさなかったんだから。今日は天気良さそうなんだ、布団を干しただけです。」
「そんな、マジで怒るなよ、ちょっとからかっただけ。」
「実は今日、授業中に教室で亮がお漏らししちゃって・・・」
「亮くんってオネショだけじゃなくてお漏らし癖もあったの?」
「亮の言うには、オネショはするけどお漏らしはほとんどしたことないって・・・」
「まあそうだろうな、オネショだけでもあの歳でするのは恥ずかしいだろうに、こんどは人前でお漏らしか、ショックだろうな。」
「今日もあの優等生の亮が、お漏らしのせいで午後の授業を受けなかったんだから、すげえショックだったんだろうな。」
「まあ、加賀井くんは、ふつうに接してあげるといいんじゃない、かなり心を許してるみたいだからね、ふたりは。」
「お漏らしの薬とか飲まなくていいんですかねえ…」
「お漏らしの薬なんてないよ、なんか原因があるはずだからそれを解消しないと、須藤くん、またお漏らししちゃうかもしれない。」
「医者にとか行った方がいいのかなあ・・・」
「まあ、医者に見せるのはもう少し様子をみてからでいいんじゃないかな。」
「ですよね、いきなり高校生がお漏らししましたって医者に行くわけにもいかないし・・・」
「まあ、またなんかあったら相談してきなよ、俺でよかったら相談のるから。」

俺はショウさんとコンビニで別れてマンションに戻った。
亮は取り込んだ布団に下半身裸で寝ていた。濡れたボクサーとパンツが枕元にたたんで置かれていた。

俺はとりあえずひとりで買ってきた弁当を食べた。

そして、亮が寝ているので、仕方ないくひとりで勉強をしていた。
しばらくして、俺が休憩をしていると、亮のスマホが鳴った。
その音で亮は目を覚まし、スマホで会話を始めた。
亮がスマホで話しているのを聞いているとあまりいい話のようではなかった。

テーマ:男のオネショ - ジャンル:アダルト

修学旅行は楽しくない(その後)6
noriさん作:修学旅行は楽しくない(その後)6

その日も一日予備校で夏期講習をみっちりと俺たちは受けたのだった。
そして、マンションの最寄り駅に戻ってきて、その日は、自炊ではなくて、外で何か食べようということになった。
駅前の商店街を、食べられる店を探しながら俺たちは歩いて行った。
しばらく歩いたところで、きれいな顔の若い男性にあった。
私服なのでイメージが違っていてすくにわからなかったのだが、ドラッグストアのアルバイト店員の人だった。

「あっ、ドラッグストアの店員さん。」
「昨日はお買い上げありがとう。」
「なんか、私服だと一瞬誰だか分らなかった。」
「君たち、これからどうするの?」
「これから二人でどっかで夕食を食おうと思って、店を探してたんですよ。」
「そうなんだ、俺もこれから食べに行く予定だったんだよ、なんならいっしょに行く?」
「あんまり高くない店なら・・・」
「だいじょうぶ、俺だって学生なんだから、行くのは安い店だよ。」
「じゃあ、一緒に行きます。」

商店街からちょっと横に入ったところに、小さな食堂があった。
中に入ると、古い建物を手入れしながら使っているような店だった。

「ここは安くておいしいからおすすめだよ。」
「こんな店があるの、知りませんでした。」
「ちょっと商店街から外れてるからね。」
「そうだ、俺が、亮、そんで、こっちが宙です。」
「俺は中島渉、**大学の二年生。」
「俺たち二人ともそこが志望なんです。」
「そうなんだ、がんばって合格しなよ。」
「この近くに住んでるんですか?」
「うん、すぐだよ。」
「俺たちも近くです。」
「知ってるよ、俺の部屋の北側の窓から、君たちのマンションのベランダが見えるからね。」
「ところで、昨夜はオムツはちゃんと使えた? テープ式はうまく着けないと漏れやすいからね。」
「えっ、あっ、まあ、使えたって言っていましたよ。」
「他人事みたいに言って、だって、オムツは亮君が使うんだろう?」
「げっ、なんで俺が使うって思うんですか?」
「だから、俺の部屋の窓から君たちの部屋のベランダが見えるんだよ。昨日の朝、亮君がオネショ布団を干しているのが見えたからね。」
「うわっ、中島さん、それってのぞきじゃないですか・・・」
「のぞいてなんかないよ、窓から外を見たら、見えただけ。今朝も布団を干してたけど、昨日に比べたら、あんまり濡れてなかったから、オムツの効果があったのかなって、でもちょっと横モレしちゃったのかなって・・・」
「げっ、見られてたんだ、いちおう見られないようなところを探して干したつもりなんですけどね。」
「他の部屋からは見えないところに干したんじゃないの、俺の部屋の窓は小さいから亮君、見えてるって気づかなかったのかもね。」
「やれやれ、俺の寝小便がバレてるんだたらしょうがない。実は昨日オムツして寝たんですけど、寝小便が多かったのか横モレしちゃったんですよね、それで布団もちょっと濡らしちゃったんで、干したんです。」
「なんか、亮君みたいないかにもイケメンの優等生が、高校生にもなってオネショしてるなんて、なんかギャップ萌えだよね。」
「中島さんは、オムツの着けかたとか詳しいんですか?」
「まあ、けっこう詳しいよ、ドラッグストアでバイトしてるし・・・」
「オムツの横モレしない着けかた、教えてくれませんか?」
「いいよ、いつでも教えてあげるよ。」
「じゃあ、今日、食事が終わったらちょっとウチによって、教えてもらえます?」
「いいよ。教えてあげる。でも、テープ式のオムツって自分で着けるより、他の人につけてもらったほうがうまくいくんだよね。だから、宙君にも教えてあげるから、できれば宙君にやってもらったほうがいいと思うよ。」
「そうなんですか、じゃあ、中島さん、俺も覚えますからよろしく。」
「亮君と宙君はホント仲がいいんだね、うらやましいよ。」
「中島さんは彼女とかいないんですか?」
「彼女、いないよ。」
「へえ、そうなんだ、すげえモテそうなのに。」
「俺がモテると思ってくれるんだ、うれしいな。」
「だって中島さんてすげえいい顔してるじゃないですか。」
「なんか、そっちのふたりこそすげえイケメンのDKじゃないか。」
「それからその中島さんって言うのはやめろよ、ふたつくらいしか違わないんだし。」
「渉さんでいいですか?」
「みんなからはショウって呼ばれてるけどね。」
「じゃあ、ショウさん、でいいですか?」
「ああ、それでいいよ。」
「じゃあ、俺たちのほうは君なんかつけなくていいですよ、て言うか、呼び捨てのほうがいいかな。」

夕食を終えると、俺たちは店を出て、マンションに三人で向かった。
マンションに入ると、ショウさんは、きょろきょろと部屋を見回していた。

「こんな広いマンションに住んでるんだ、すげえ。」
「夏休みの講習の一か月間だけ親類から借りてるんです。」
「ああ、君たちは受験生だったね。」
「俺たちの狙ってる大学の先輩に会えるなんてラッキーだなって。」
「そんで、模試とかの判定はどうなの?」
「俺はほぼ確実なんだけど、宙のほうがまだちょっとボーダーで・・・」
「ははは、見たとおりだな、亮は典型的な優等生だもんな。」
「ショウさん、オムツの着けかただけじゃなくて、受験のコツとかも教えてもらえませんか?」
「いいよ、俺にできることならなんでも教えてあげるよ。」
「ショウさん、俺たちを教える時間とかありますか? だってバイトとかもあるんでしょう?」
「バイトはあるけど、今は俺も夏休みだからね、時間は結構あるよ。でもサークルの合宿が来週あるから、その時はいなくなっちゃうけどね。」
「じゃあ、ショウさん、勉強のほうは合宿から帰ってきた後にお願いします。」
「ああ、いいよ。」
「じゃあ、ショウさん、そろそろオムツの着けかたを教えてください。」
「そうだね、早く教わったら、それから君たちは受験勉強をしなきゃならないね。」
「布団の上のほうがいいですよね。」
「ああ、オムツを着けるときは横にならなきゃならないからね。それから、亮、その前に、トイレでオシッコ全部出してきなよ。」
「そうしたほうがいいのかな・・・」
「俺がちゃんとオムツを着けても、その後、オシッコしたくなってテープをはがしてオムツをとっちゃうと、その時は俺はいないでしょ。」
「ですよね、ちょっと、オシッコしてきます。」

亮は急ぎ足でトイレに消えていった。

「宙はオムツはいらないの?」
「俺はオネショしないから。」
「だよな、ふつうはそうだよね。」
「ショウさんは?」
「俺もさすがにオネショは治ってるよ。」
「ショウさんがオムツの着けかたに詳しいのは、ドラッグストアでバイトしてるからですか?」
「というより、オムツをあつかいたいから、バイトをしてるようなもんだな。」
「オムツが好きとかそういう感じですか?」
「まあ、そんなもんだね。自分の部屋にいるときはオムツよくしてるよ。大学に行く時とかにもたまに薄型のオムツをしていくときあるけどね。」
「オネショもしないのにするんですか?」
「ああ、オムツ着けると、けっこう興奮するというか・・・」
「大学とかにオムツして行ってバレたりしないんですか?」
「外に行く時には薄型のローライズのオムツをしてくから、まずバレたりしないね。」
「そうなんだ・・・」
「宙もそのうち着けてみなよ、けっこう楽しいよ。」
「考えときます・・・」

そこに亮がすっきりとした顔でトイレから戻ってきた。

「ショウさん、オシッコ全部出してきました。オムツ着けてください。」
「じゃあ、始めようか。」

亮は部屋の隅に畳んでおいた布団を、所定の位置にもってきて敷いた。

「ショウさん、すみません、布団、臭うでしょう?」
「ちゃんと乾いてるみたいだからそれほど臭いはしないよ。」
「でも、寝小便のシミがくっきりとあってなんかハズいな。」
「俺も子供のころは亮みたいによくオネショしてたよ。」
「へえ、ショウさんも寝小便したことあるんだ。」
「そりゃあ、子供のころは誰だってオネショくらいするっしょ。」
「で、布団、敷きましたけど、俺はどうすればいいですか?」
「亮はちょっと待ってて。まずは俺が布団の上にオムツを広げて置くから。」

ショウさんはオムツを袋から取り出して、折りたたんであったところを広げて、亮の布団の丸いシミの上に置いた。

「じゃあ、亮、オムツのこのあたりに腰をもってきて、横になって。」
「ここに腰を置けばいいんですね。」

亮は広げられたオムツのテープのある側の真ん中に腰を載せて、横になった。

「こらこら、パンツは穿いたまま、オムツする気か。」
「ああ、そうだった・・・」

亮は寝たまま腰を浮かせて、穿いていたパンツを脱いで裸になり、またオムツの上に腰を乗せて横になった。

「うわあ、亮、けっこう立派なものを持ってるじゃん。まあ包茎なのが残念だけど。」
「ショウさんっえら、俺がけっこう大きなモノをもってるくせに、寝小便垂れるんだって思ってるでしょう?」
「ゴメン、一瞬そう思った。」
「チンコの大きさは、夜尿症と関係はないみたいです・・・」
「まあ、大きいけど包茎だからね、それでオネショしちゃうのかも。」

ショウさんは亮のチンコをつまんで、おなかの上に移動させて、股の間からオムツの片方を持って、チンコを覆うようにおなかの上に乗せた。
そして下側のテープを引き上げて、おなかの側のオムツの上に貼っていった。

「宙、この時にしっかりとテープをひっぱって、足の周りに隙間を作らないようにしなと、漏れやすいからね。じゃあ、宙、こっち側を貼ってごらん。」

俺はショウさんの指示に従って、亮のオムツのテープを引き上げて、オムツのおなかを覆っているところに張り付けた。

「ほら、宙、ここ、見てごらん、まだちょっと隙間があるだろう?」
「あっ、ホントだ、けっこう引っ張ったのにな。」
「引っ張る方向がちょっとまずいな、だから隙間ができた。いちど、テープをはがして、この辺りまで引っ張ってきて貼ってごらんよ。」

俺はショウさんの言う通り、いちどテープをはがしてから、また引っ張りなおして、ショウさんの教えてくれた場所に貼り付けた。

「そうそう、それなら、いくら亮が大量にオネショをしても、漏れたりしないと思うよ。」
「ショウさん、教えてくれてありがとうございました。」
「慣れてくれば、すぐにちゃんと着けられるようになるから。」

亮のオムツを着け終えるとショウさんは帰っていった。
まだ寝る時間ではなかったので、俺たちはテーブルの上に講習のテキストを広げて勉強をした。
夏で暑いので、俺はタンクトップにボクサー、亮はTシャツに下は紙オムツだけで勉強をしていた。

「亮、オムツしてて、蒸れてない?」
「蒸れてはないけど、やっぱり宙の穿いてるエ〇リスムのパンツに比べたらちょっと暑いかな。」
「じゃあ、寝室のほうはエアコン利かせて寝なきゃね。」
「でもエアコンで冷えると、寝小便の量が増えそうだしなあ・・・」
「でもオムツしてるから、それは多少増えても大丈夫なんじゃない。」
「寝小便しちゃったら、多少量が多くったって同じか。」
「あんまり気にすると余計オネショしちゃうんじゃない。」
「気にしないようにしても、やっぱホントはオネショのこと気になっちゃうんだよね。」
「気にすんなって、オネショって言ったって、オシ♂コを、トイレでするか、布団にするかの違いしかないじゃん。」
「そういうふうには、なかなか割り切れないんだよね。」

とりあえずその日の勉強は終わり、俺たちは寝ることにした。

「寝ると記憶が定着しやすいんだよ。だから寝ると勉強の効率が上がる。」
「へえ、そうなんだ。」
「明日の朝も、起こしてやるから、宙も早起きすんだぞ。」
「寝る前にちょっとトイレ行ってくる。亮、連れションする?」
「俺はオムツしちゃったから、いいや。」
「じゃあ、亮おやすみ。」
「宙、おやすみ。」

俺は布団に入ると、長い時間勉強したせいで疲れていたのか、すぐに眠ってしまった。

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修学旅行は楽しくない(その後)5
noriさん作:修学旅行は楽しくない(その後)5

亮が後始末をしてくれているのを心地よく感じながら、俺は自然と眠ってしまっていた。

翌朝、俺は腰のあたりが濡れた感じがして目を覚ました。
疲れてオネショしたかもしれないと、俺は焦って下半身を手で触ってみた。
パンツの前のほうは濡れていなかった。
しかし、腰の下の布団はじっとりと濡れていた。
濡れたところを手で探っていくと、亮の股間に行きついた。
亮の股間はものすごくぐしょぐしょに濡れていた。
亮は、俺のほうまで濡らすようなものすごいオネショをしてしまっていた。
亮のほうは自分の股間がぐしょぐしょに濡れているのにも気づかずに、気持ちよさそうに眠り続けていた。
しばらく亮の寝顔を眺めていたら、ある時、亮がパッと目を開いた。
俺と目が合うと、亮はすぐに恥ずかしそうに顔を赤らめた。

「亮、おはよう。」
「宙、起きてたんだ・・・」
「亮、どうしたの、顔が赤くなってるよ。」
「ゴメン、宙、俺、宙の布団でやっちゃったみたい・・・」
「やっちゃったって、何を?」
「だから、濡らしちゃったって言うか、なんかオネショ的なこと言うか・・・」
「何、亮、はっきり言わないとわかんないよ。」
「だから、俺、寝小便したみたい。」
「やっと言えたね。わかってたよ、俺のほうまで濡れてるから。」
「ゴメン、宙、そっちまで濡らしちゃって・・・」
「ほら、そんなに濡れてたら気持ち悪いだろう、シャワー浴びてきなよ。」
「うん、そうする。でも宙のほうも濡らしちゃったから、宙もいっしょにシャワー浴びよう。でもちょっと待って、なるべく早く布団を干したいから、今から干すよ。」

そういうと亮は濡れたパンツのまま、オネショ布団をもって、ベランダに出て行った。
ベランダの定位置に布団を干して、亮は部屋に戻ってきた。
そして俺たちはいっしょにシャワーを浴びて、お互いのからだをきれいに洗いあった。

亮のオネショのおかげで少し早い目に起きることになった俺たちは、パンと牛乳だけの簡単な朝食をとってから、早めに予備校に出掛けた。
予備校のクラスは亮と俺とは違っているので、予備校内に入ると俺たちは別れてそれぞれのクラスに入っていった。

昼休みも亮といっしょになることができず、俺は新しいクラスのやつらと昼飯を食べた。
午後も進み具合の速すぎる授業についていくだけで俺は疲労困憊していた。

そして一日の授業を終えて、俺は疲れ切ってクラスを出た。
一回のロビーにおりていくと、亮がベンチに座って待っていた。

「亮、お待たせ。」
「俺も今来たとこ。宙、疲れ果ててるな。」
「思った以上に授業がたいへんで、マジ疲れた。」
「夕方から雨になるかもしれないって天気予報で言ってたから、早く帰ろう。」
「亮は図書館とかで勉強しなくていいの?」
「勉強はマンションでもできる。」

俺たちは予備校を出て、最寄りの駅まで向かった。
空は今にも降りだしそうな暗い色をしていた。
電車に乗って、マンションの最寄り駅まで着いた時には、雨が少し降り始めていた。

「やべ、雨降り始めちゃったよ。」
「安いビニール傘、買っていこう。ドラッグストアで買いたいものもあるし・・・」
「亮、今夜の夕食の材料はあるの?」
「昨日買ったものでだいじょうぶだよ。まあドラッグストアにも食品置いてあるし。」

ドラッグストアに入ると、雨が降り始めたので、入口の目立つところにビニール傘が大量に売られていた。
亮はその一本を取った後、店の中に入っていった。
まずは食品売り場で少し夕食の材料を買い足した。
その後、亮は介護用品の売り場に行った。

「こんなところで、亮、何買うんだよ?」
「天気予報だと明日は一日雨みたいじゃん、一枚しかない敷布団を濡らすとマズいからね、念のため紙オムツを買う。」
「それにしても、たくさんの種類があるね。」
「老齢化社会だから、オムツの必要が高まってるんだろうね。」
「こんなにあったら、どれがいいかわからないね。」
「ちょっと店の人に聞いてみよう。」

亮は店員さんを探そうとして、店の中を見回した。
そこに昨日レジにいたきれいな顔の若い男性が通りかかった。

「すみません、ちょっと聞きたいんですけど。」
「はい、何でしょうか?」
「ええと、紙オムツを買いたいんだけど、たくさんあってどれがいいかわからなくて・・・」
「ご家族の方が使うんですか?」
「まあ、そうなんだけど・・・」
「使う方の腰回りのサイズはどのくらいかわかりますか?」
「ええと、俺と同じくらいだと思います。」
「そうですね、お客様の腰回りだと、Mサイズでいいと思います。」
「それから、穿くタイプと、テープ式があるみたいだけど・・・」
「使う方が自分で穿ける場合はパンツ式、他の人に着けてもらう時はテープ式って、いちおうそういうふうな感じです。」
「吸収力とかはどうなんですか?」
「吸収力に関しては、パンツ式もテープ式もそれほど差はないですね。ただ、テープ式のほうがオシッコの量が多い時には、ちゃんと着けてれば多少横モレしにくいみたいです。それで、使われる方のオシッコの量はどのくらいですか?」
「ええと、かなり多いと思います。」
「尿量が多い場合は、こちらか、こちらのものがいいと思います。とくにこちらは吸収力がハンパなくあって、横モレもしにくいですよ。お客様の場合はこちらのほうがサイズ的にもぴったりだと思います。

「じゃあ、それを買います。」
「それでは、お持ちしますので、レジまでおいでください。」

それにしても、きれいな店員さんと、イケメン高校生がオムツのことをあれこれ話しているのは、けっこう見ものだった。
しかも店員さんも亮も目をキラキラ輝かせながら、楽しそうに話していた。
話しながら亮も店員さんもなにげにモッコリしてきているみたいに見えたのは俺の勘違いなのだろうか。

オムツは不透明の黒いビニール袋に入れてくれたので、外からは何が入っているのか見えない。食料品は普通のレジ袋に入れてくれた。

ドラッグストアを出ると、俺たちは買ったばかりのビニール傘をさして、相合傘でマンションまで帰った。

そして、部屋に入ると、亮は急いでベランダに行き、干していた布団を取り込んでいた。

「亮、布団、雨に濡れなかった?」
「だいじょうぶ、雨はベランダに吹き込むほど降ってなかったからね。まあ、湿気のせいでちょっと湿り気味だけど・・・」
「布団、乾いてないなら、今夜はオレの布団でいっしょに寝ればいい。」
「そうだね、オムツも買ったから、宙の布団で寝ても汚す心配ないし・・・」
「でも、亮は毎日オネショするわけじゃないんだろう?」
「そうなんだけどね、雨の日に限ってオネショしやすいんだよね・・・」
「思い出した、俺もオネショしてたころ、母親から雨の日に限ってオネショするんだから、って言われたことがある。」
「雨が降ると、雨音や湿気のせいでオネショしやすくなるのかも・・・」
「でも、紙おむつすれば安心じゃん。」
「安心は安心なんだけど、高校生にもなって寝る時にオムツするなんて、プライド傷つくんだけど・・・」
「ゴメン、ヘンなこと言っちゃって。なら、俺もオムツ着けようか? ふたりですれば恥ずかしくないだろう?」
「宙はやさしいね。そのやさしい気持ちだけもらっとく。」

その夜は二人で俺の布団でいっしょに寝ることになった。
夕方の雨で、干しっぱなしだった亮の布団が、少ししけってしまったからだ。
寝る前に亮は買ってきたばかりのおむつを着けることになった。
まずは袋に書かれているテープ式おむつの着けかたを俺たちはふたりで熟読した。
そして亮は布団の上にテープ式の紙オムツを広げて、その上に腰をおろしてから、横になった。
大きく開いた股の下から、オムツの前の部分をチンコを包むようにおなかの上に乗せ、腰の下のテープの部分を引き上げて、テープで止めようとした。

「亮、それじゃあ、ちょっと緩いんじゃないかな、股のところにちょっと隙間があるから、そこから横漏れしそうだよ。」
「ホントだ、初めてだからうまく止められないや。」
「亮、ちょっとテープを一度外して。俺がしっかりと泊めてやっから。」

俺は、テープの端をもって、強く引き上げて、足の周りに隙間のないようなところで止めた。

「亮、きつすぎないか?」
「ああ、だいじょうぶだよ、ぴったりだ。」
「でもなんかあんまうまく止められてないかも。」
「まあ、何回かしてると、慣れてくると思うよ。」
「あっ、亮、まだ寝る前のトイレ行ってなかったんじゃない?」
「げっ、そうだった。」
「せっかくちゃんと止められたのになあ。」
「いいよ、尿意はないからこのまま寝るよ。どうせオムツしてるんだから、寝小便の量が増えたって問題ないし、このオムツはすげえ吸収してくれそうだしね。」
「だな、さっさと寝よう。」

俺たちは一つの布団にくっつくように並んで寝た。
初めての予備校の授業で疲れていたので、ふたりともすぐに熟睡していた。

翌朝、俺は隣で寝ている亮がもぞもぞと動く気配で目を覚ました。
スマホを見ると、まだ5時過ぎだった。
俺はちょっと尿意を感じていたので、とりあえず静かに起き上がり、トイレに行って放尿した。
気分よく布団に戻ってくると、亮は顔を苦しそうに歪めながらからだを揺するように小刻みに動かしていた。
俺は、亮はたぶん夢の中で尿意をこらえながら、トイレでも探しているのだろうと思った。
起こしてやれば亮はオネショをしないですむのだが、その朝亮はオムツをきちんと着けていたので、オネショをしても問題ないわけだった。
俺は亮を起こさないように、隣に横になった。
その時、亮の口から、はあ~という息が漏れたかと思うと、亮の股間からじゃあっという音が響き始めた。
優等生の亮が子供のようにオネショをしている姿を、俺はリアルタイムで見ていた。
亮のオムツはちゃんとその役割を果たしているようで、じゃあじゃあとで続ける亮の寝小便を漏らすことなく吸収していた。
亮は気持ちよさそうな表情を浮かべていたが、起きる気配はなかった。
長かったじゃあじゃあという音が、だんだんと小さくなり、そして止まった。
亮ははあっというため息のような声を出して、満ち足りたような表情を浮かべた。

その時、亮がぴくっとからだを震わせ、目をパッと開いた。
亮は慌てたように手を股間にもっていった。
オムツをしているのがわかったのか、亮はちょっとほっとしたような顔をしながら、ひとりごとを言った。

「焦った、また寝小便しちゃったよ、すげえ漏らしたみたいだけど、オムツがほぼ吸収してくれてる。あんま布団濡らさないですんでよかった・・・」

亮はそのまま、二度寝を始めた。
俺もそれにつられて、二度寝をしてしまった。

7時前にアラームが鳴って、俺たちは目を覚ました。

「おはよう、宙。」
「おはよう、亮、布団濡らさなかったみたいじゃん。」
「すげえ寝小便しちゃったんだけどね、オムツがほとんど全部吸収してくれたんだけど、少し横モレしちゃったみたいだけど、布団はほんのちょっとしか濡らさなかった。」
「横モレしちゃったっていっても、ほんの少しじゃん。それにしても亮のオムツ、なんかもこもこに膨らんでるね。」
「宙、そんなに見るなよ、ハズい。」
「やっぱ、紙おむつってちゃんと着けないと、横モレしちゃうんだね。」
「ちゃんとした着け方、誰かに聞かなきゃね。」

その日も一日予備校で夏期講習をみっちりと俺たちは受けたのだった。

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修学旅行は楽しくない(その後)4
noriさん作:修学旅行は楽しくない(その後)4

夏休みになって、俺たちはすぐに東京に行った。
亮の親類の持ち物であるというマンションに夏休み中俺たちは滞在することになった。
マンションには一通りの電化製品と、食事のためのテーブルとイスくらいしかなかった。
布団は夏なので、敷き布団とタオルケットだけを買って、フローリングの上に直接敷いて寝ることになった。
マンションは新宿から電車で20分くらいのところの駅からほど近いところにあった。
駅の近くには食品スーパーもあり、俺たちは食費を節約するためになるべく自炊をすることに決めていた。
最初の日に駅前のスーパーへ食材をふたりで買いに行った。
そして亮のほうが中心と何って夕食を作った。

「亮、おまえ、料理もできるのか?」
「簡単なものだったらね。」
「亮はマジですげえ。」
「宙も料理くらいできないと、いいところにお婿に行けないぞ。」
「いいもんね、他にお婿に行けなくても、最悪亮のところに行くから。」
「ひでえ、俺は最悪なのか?」
「亮、そんなにへこむなよ、言葉の綾、言葉の綾。亮が一番いいから。」
「ならいいけど・・・」
「さっさと飯を作っちゃって、食べようぜ。俺、腹減った。」
「はいはい、急いで作るからね。」

亮の作った夕飯を俺たちはゆっくりと食べた。亮の料理は思っていた以上においしかった。

「亮、すげえおいしかったぞ。」
「ならよかった。」
「ホント、亮はすげえよ、勉強はすげえできるし、運動だって人並み以上、それにこんなにおいしい料理を作れるなんて、すげえ。」
「まあ、どうせやるんだったら人よりもうまくやりたいからね。」
「決めた、俺、亮をぜったい嫁にもらう。」
「ばあか、嫁になるのはおまえだろうが。」
「でも、亮、俺でいいの? 亮から比べたらなんもできねえぞ。」
「いいよ、宙はなにもしなくても。俺がなんでもやってやるから。」
「なんか、俺、超優良物件を手に入れたかも。」
「ただし、夜になると子供みたいに夜尿症の旦那、なんちゃって・・・」
「スパダリは夜尿症、だな。」
「俺はスパダリなんかじゃねえよ。」
「なんか、おなか一杯になったら眠くなってきちゃった。」
「ったく、宙はしょうがねえなあ。でも、寝たらだめだからな、食後はちょっと休んだら、勉強するからね。」
「今日はいいじゃん、ここについたばっかりなんだし・・・」
「ダメ、最初が肝心。そのかわり、勉強した後は、気持ちいいことしてもいいぞ。」
「えっ、マジッ、なら、勉強するする。」

そのあと俺は亮の厳しい指導のもとに勉強をしなければならなかった。
勉強時間が終わると、さすがに俺は疲れきっていて、風呂にも入らないまま、寝間着に着替えるとすぐに熟睡してしまった。

翌朝、6時ごろ、亮がごそごそと動く気配で俺は目を覚ました。
隣に敷いてあった亮の布団がなくなっていて、亮も部屋にはいなかった。
どこに行ったんだろうと思って、上半身を起こして亮の姿を探すと、亮はベランダにいた。
亮はなんと下半身裸になって、布団をベランダの物干しに干しているところだった。
布団の向きを何度も変えて、何度も干す場所を少しずつ移動させていた。
亮が動くたびに、裸の下半身にぶら下がっているものがゆらゆらと揺れていた。
やっと布団を干す位置を決めて、亮はベランダから部屋に入ってきた。

「宙、起きてたんだ、ゴメンね、寝小便布団を干してる恥ずかしい姿とか、俺の裸の下半身を見せちゃったね。」
「亮、布団干したんだ。」
「ああ、最初の朝から、見事に寝小便しちゃったよ・・・」
「ベランダに布団干したんだ。」
「なんか、斜め向かいのマンションから見えそうなんだよね。だから布団の濡れたところを見られないようにしながら、なるべく日の当たりそうなところに、干したつもりなんだけどね。」
「でも、今日は天気がよさそうじゃん。」
「ああ、このくらい晴れてると、布団がよく乾く。」
「布団、けっこう濡らしたの?」
「すげえ寝小便しちゃったから、布団グショグショ。ものすごく大量に漏らしちゃって、背中まで濡れたから痒くなってきた。

「亮、先にシャワー浴びて、からだを洗っておいでよ。」
「ああ、そうさせてもらう。」
「俺も、亮が浴びたら、あとで浴びるから。」

亮は下半身はだかのまま、大事なものをぶらぶらさせながらバスルームに歩いて行った。あんな立派なモノをもってるのに、亮はオネショしちゃうんだ、と俺は思った。

順番にシャワー浴びたあと、俺たちは一緒に予備校に出かけた。夏期講習の受講の手続きをして、そしてクラス分けのためのレベル判定をした。
やはり亮は一番優秀なクラスに振り分けられた。
俺のほうは、亮ほどではなかったけれど、国公立を狙えるクラスに入ることができた。

「宙、頑張ったな、あのクラスに入れたら、俺の狙ってる大学も射程に入る。」
「亮だったら、もうワンランク上を狙えるんじゃないの?」
「俺は志望が決まってるから、ホントは宙と同じクラスでいいんだけど、まあいいクラスに入れたから、優秀な連中と勉強できるんでうれしい。」

俺たちは予備校での手続きを終えて、外に出た。昼は過ぎていたが、まだ昼飯を食っていなかったので、俺たちはそれほど高くなさそうな店を選んで食事をした。

「亮、午後はどうするつもり? 図書館でも行く?」
「図書館はマンションの近くにあるみたいだから帰りに寄ってみよう。その前に、今日は特別に午後はちょっと宙と初めての東京デートをしようよ。」
「マジで!するする。」

高層ビル街のほうに歩いていき、俺たちはある高層ビルの展望台に上がった。
少しもやっていたが、展望台からはかなり遠くまで東京の街並みが見渡せた。
その後ブラブラと歩いて、パワースポットである湧水を見てた。
俺たちは半年後の受験がうまくいくようにとお祈りをした。

夕方、マンションの最寄り駅まで帰って、駅近くのスーパーで食材を仕入れた。
そして亮が買うものがあると言ってドラッグストアに行った。
初めて入ったドラッグストアだったので、亮は順番に商品の棚を探し始めた。
そして、亮はある売り場の前で止まった。

「亮、ここは・・・」
「宙、何恥ずかしがってんだよ、ただのコンドーム売り場だよ。」
「そんなことは見ればわかるから、いちいち口に出して言うなよ。」
「宙ったらかわいいね、顔真っ赤になってる。」
「うっせえ。」
「ちょうどいいサイズがあったから、これにするよ。」

亮はひとつの箱を手に取ると、さっさとレジのほうに歩いていった。
レジはそれほど混んでいなくて、亮はすぐにレジの前に立って、コンドームの箱を置いた。
そのレジには大学生のアルバイトなのか、えらくきれいな顔の若い男が働いていた。
亮は平気な顔でその男性と言葉をかわしてからコンドームを買ってきた。

「亮、お前恥ずかしくないのか?」
「なんでコンドーム買うとハズいんだよ。」
「これからアレをやりますって感じで見られてるんだぞ。」
「それは、宙がエッチを恥ずかしがってるから、そう思うんだよ。普通は何に使うかなんて売る方の人は考えないよ。そういうと、コンドームを着けてシコるとどうなんだろう、気持ちいいかもね、しかも後始末は楽そうだし。」
「でもこの前は、生で俺に挿入しようとしたじゃん。」
「ネットで調べたら、生で後ろに中出しすると、下痢しちゃうことがあるんだってさ。この前は初めてだったから、まあ入れる前に俺が暴発しちゃったからね。今日はちゃんと中に入ってから出したいなって・・・」
「亮、お前、やる気満々だな。」
「宙、お前はやりたくねえのかよ?」
「やりたくないわけじゃねえけどさ、亮みたいに割り切れないっていうか・・・」
「そういう恥ずかしそうなところが、宙はかわいい。」
「うっせえ。」

マンションに戻って夕食を食べた後、少し休んでから2時間ほど勉強をした。

「宙、そろそろ集中力が途切れてるだろう。」
「ああ、2時間集中したもんなあ。」
「今日はこのくらいにしておこう。でも明日からは講習が始まるから、こんなわけにはいかないぞ。」
「そうだね、受験だもんね。」
「宙には俺と同じ大学に合格してもらわなきゃならないからね。」
「がんばるけど、たいへん。」
「俺もいろいろサポートするから、宙、がんばってね。」
「なんか、疲れたよ、そろそろ寝る?」
「寝るって、子供じゃないんだから、まだ早いだろう。それに、さっきドラッグストアで買ったものを使わなきゃ。」
「ドラッグストアで買ったものって?」
「コンドーム!」
「いちいち言わんでいい。」
「もう、宙ったら、コンドームって聞いただけで赤くなっちゃって。」
「うっせえ。」
「ほら、気持ちよくしてあげるからさ。」
「前みたいに、入り口で暴発するなよな。」
「今日はだいじょうぶ。ちょっと厚手のコンドームを買ったから。」
「厚手って、どういうことだよ。」
「厚めのコンドームだと刺激が緩和されるから長持ちするらしい。ドラッグストアのお兄さんもそう言ってたから。」
「お前、あのレジのきれいなお兄さんとそんなハズいこと話してたのか。」
「あれっ、レジのお兄さん、宙のタイプだった?」
「亮、話がねじ曲がってきてるぞ。」
「だから、早漏をなるべく抑えられるコンドームを買ったから、今夜はだいじょうぶ、だと思う・・・」
「はいはい、がんばってね。」

俺はとりあえずもう一度シャワーを浴びて、後ろの中を念入りに洗った。
そして布団を敷いてある部屋に行くと、亮が俺の布団で横になっていた。

「亮、お待たせ。」
「宙、せっけんのいい匂いがしてる。」
「きれいに洗ってきたから、準備オッケーだぞ。」
「じゃあ、ゆっくりと楽しませてもらうよ。」

二回目になるからなのか、亮は前よりもずっと余裕があり、あわてることがなかった。

「亮、ずいぶん手慣れてきたじゃん。」
「ああ、前回、うまくいかなかったから、ネットでけっこう勉強したからね。」
「ネットでそんなこと勉強できるのか?」
「ああ、男同士のエッチのやり方動画なんて、いくらでもあるぞ。」
「そんなゲイ動画見てる亮って、想像できない。」
「高校生はそういうことに興味がある盛りだから、普通は見るっしょ。」
「俺も気持ちよくなることなら協力するから、何したらいいか教えてね。」
「ああ、いっしょに気持ちよくなろうね。」

そして亮はゆっくりと俺のからだを愛撫していき、俺の息がだんだんと荒くなってきたころに、ドラッグストアで買ったコンドームを亮は装着した。
そして亮は俺にかぶさるように、ゆっくりと先っぽから侵入してきた。

「宙、痛くない?」
「ちょっと痛いけど、だいじょうぶ。」
「奥までちゃんと入ったら、痛みは少なくなるらしいから、ちょっと我慢してね。」

最初は俺はちょっと痛みを感じていたが、亮のモノが奥まで入るにしたがって、痛みは少なくなっていた。
そして、亮の先っぽがあるところに来た時、俺はものすごい違和感を感じていた。ちょっと吐き気を伴った経験したことのない感覚だった。

「宙、ここのあたり、感じるんだ。」
「なんかすげえ変な感じ・・・」
「すぐによくなるから、ちょっとガマンしてね。」

亮はそのあたりから、腰を前後に動かすようにして、俺の感じたところをさらに何度も刺激し始めた。
俺の中の違和感がだんだんと変化して、じわじわと快感に変わってきていた。
そしてその快感はある時、俺の中で爆発した。
「うわっ、ダメだ、俺、出る出る出る。」
「亮のモノが俺の中で爆発してる・・・」

亮のモノが俺の中で律動を繰り返して、その刺激で俺はものすごい快感を感じていた。
亮のほうもものすごい喘ぎ声を出していた。
亮のモノは俺の中で何度も何度も律動を繰り返して、そしてそれは止まった。

「宙、すげえ、よかったよ。」
「亮、俺もだよ、こんなすごい快感初めてだ。」
「宙、俺たちって相性よさそうだね。」
「うん、だって婚約したんだもん。」
「だな、かわいい宙。」
「亮・・・」

亮が後始末をしてくれているのを心地よく感じながら、俺は自然と眠ってしまっていた。

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修学旅行は楽しくない(その後)3
noriさん作:修学旅行は楽しくない(その後)3

俺は須藤にやさしくベッドに寝かされた。

「ちょっとゴワゴワしてるかもしれないけど、オネショシーツだから・・・」
「でも布団干してたじゃん。」
「最近はからだが大きくなったせいか、オネショの量もハンパなく多くて、布団を突き抜けて、下のベッドのマットレスまで濡れることがあるんだ。だからせめてマットレスだけでも濡らさないようにオネショシーツでガードしてある。」
「布団、すげえ濡れてたもんね。」
「オムツすることも考えたんだけど、オムツすると安心してオネショがひどくなるって父親が言うからさ。」
「そうなんだ、でもオネショシーツが敷いてあったら、俺がまた潮吹いてもだいじょうぶだね。」
「ああ、防水は完璧だからね。」
「なんか、俺、勃ってきちゃった・・・」
「今日はまずはフェラのやりっこしたいな。」
「それはいいけど、フェラするんだったらシャワー浴びたほうがよくね?」
「俺は今朝はオネショしたからシャワー浴びたけど、宙はいつ浴びた?」
「俺も今朝シャワー浴びた、すげえ夢精しちゃって、下腹部ドロドロだったからね。」
「じゃあ、ふたりともだいじょうぶじゃん。」
「でも、朝シャワーを浴びてから今までにトイレでオシ♂コしてるけど・・・」
「だいじょうぶ、俺は少しオシ♂コの臭いがするくらいのチ♂コのほうが好き。」

須藤が俺の着ていた服を脱がしてくれて、俺は裸になった。
すぐに須藤は俺の勃起したチンコを咥え始めた。
俺はチンコの先がぬるっとした感触ですげえ気持ちよくなっていくのを感じていた。
俺も体勢を入れ替えて、須藤のギンギンになったチンコを口に入れた。
ちょっとしょっぱくて、少しションベンの臭いがしていた。
俺たちは不器用ながらも相互フェラを続けていたが、だんだんと口が疲れてきていた。
俺たちはまた元の体勢に戻って、キスを始めた。最初よりもお互いにキスが甘く感じられていた。

「宙、ヘンなこと確かめるけど、お前のキャラだと、もちろん後ろはバージンだよな・・・」
「もっもちろんだよ・・・ ていうか、何で俺がウケってきまってんのさ。」
「お前がかわいいからに決まってるだろうが。」
「でもでも、亮のチンコってでっかいから、入れるのムリかも。」
「だいじょうぶ、時間をかけてほぐせばいいって、ネットに書いてあった。」
「ならいいけどさ、でもやさしくしてよね。」
「おおっ・・・」

須藤はネットで仕入れた知識に自信があるのか、俺の後ろに指をさっそく入れ始めた。
指一本の時は何もなかったが、二本に増やされたら、俺はちょっと痛みを感じた。

「亮、ちょっと痛い。」
「ネットによると、ちょっとガマンしたらよくなるみたいだから、宙、ちょっとだけがまんしてくれるかな。」
「うっ、なんか冷たいものが垂れたけど・・・」
「ああ、滑りをよくするために、ローションを少し垂らしたからね。」
「亮、何でローションなんか持ってるんだよ。」
「だって、必要じゃん。」

ローションで滑りやすくなったのか、俺の後ろの痛みはだんだんと消えていた。
須藤はじゅうぶんに時間をかけて俺の後ろの穴を解した。

「そろそろ、いいだろう、入れるぞ。」
「おっ、おう・・・」

須藤は、仰向けに寝た俺の両足を持ち上げて、両脇に挟み込むようにした。
そして、ギンギンに勃ちあがったものを、俺のケツに触れさせた。
須藤の硬いチンコが、俺の穴の周りを突いた。
ところが、経験の浅い須藤は、俺のケツの穴の周りを突き続けるだけだった。

「亮、どうしたんだよ。俺のケツ、突くだけで・・・」
「ゴメン、穴が見つからない。」

焦ったのか、須藤は俺のケツの穴の周りをチンコで何度も突き始めていた。
たまに穴にあたるのだが、須藤のチンコは俺の中に侵入できないでいた。
その時、須藤の腰の動きが止まった。
須藤はウッと呻いて、そして俺のケツをめがけて熱い粘液が大量に発射された。

「宙、ゴメン、俺、いっちゃったよ・・・」
「俺、すっかり入れられる心の準備ができてたのに・・・」
「宙、ホントゴメン、べとべとにしちゃったね。」

そう言うと、須藤はティッシュで俺の尻をていねいに拭ってくれた。

「宙は、まだギンギンだね。」
「だって、俺、いってねえもん。」

けっきょく俺は須藤の口で出してもらったのだった。

その後は須藤の勉強に俺はしぶしぶ付き合った。
夕方、須藤はベランダに干していた布団を取り込んで、ベッドの上に敷いた。
俺たちは11時くらいまで勉強をしてから、寝るためにベッドに入った。

「宙、さっきのリベンジしていい?」
「いいけど、お前、けっこう性欲強いんだな。」
「男子高校生なんてこんなもんでしょ。」
「俺はしてもいいよ。」

一時間くらいかけて、俺たちはセックスをしようとした。
しかし、相変わらず須藤は俺の穴を探り当てて、ほんの少し侵入したところですぐに爆発した。

「宙、ホント、ゴメン、また入れたらすぐに暴発しちゃった・・・」
「亮、またすげえ出したみたいだな、今日はもう二回目なのに。」
「二回目くらいだと、射精の量は減らないぜ。」
「でも、亮、もう疲れたんだろう、すげえ眠そうだ。」
「宙、お前は出さなくていいのか?」
「俺はさっきした時に出したんでじゅうぶん。」
「じゃあ、いつもよりちょっと早いけど、寝ようか。」
「射精した後は、ぐっすり眠れるよ。」
「まあ、俺の場合はぐっすり寝るのはいいだけじゃないけどね。」
「ぐっすり寝たほうがいいよ。」
「今夜はエッチして疲れたから、ぐっすり眠れそうだけど、すげえオネショしそう。宙のほうまでオネショが広がって濡れるかもしれない・・・」
「いいよ、そんなことは。俺だって夢精でべとべとにしてるんだから。」
「じゃあ、宙、おやすみ、俺すげえ眠い。」
「亮、おやすみ。」

俺たちは、エッチの後の心地よい疲れに包まれるように眠っていた。

そして早朝、俺は水たまりの上に浮くようにして横になってい夢を見て目を覚ました。
敷布団の腰の下のあたりが冷たく濡れていた。
俺はオネショをしてしまったのかと一瞬焦って、股間を手で触ってみると、チンコのあたりは乾いていて、腰の下だけが濡れていた。

さてはと俺は思い、こんどは須藤の股間を俺は手で探った。
須藤の穿いているボクサーはものすごくぐしょぐしょになっていて、触った俺の手のひらは濡れてしまっていた。
手を顔の前に持ってきて、臭いを嗅いでみたら、きついションベンの臭いがしていた。
須藤はものすごいオネショをして、それで俺の下まで須藤のオネショが広がってきていたのだった。
須藤は下半身がグショグショになっているのにも気づかないで、俺のほうに顔を向けて無邪気な寝顔で眠っていた。
イケメンは寝顔もイケてるんだなと俺は思いながら須藤の整った顔をしばらく眺めていた。

俺が須藤の顔を眺めていたら、ある時須藤がパッと目を開けた。
須藤はまだ寝ぼけているのか、俺と目があってもぼんやりとした表情のままだった。
その後すぐに、須藤は自分の下半身の違和感に気づいたらしく、俺の目線を避けるように、視線をそらせた。
そして、恥ずかしそう表情で顔を真っ赤にさせていた。

「亮、起きたみたいだね。」
「宙、おっ俺・・・」
「亮、顔真っ赤だよ。」
「えっ、ホント、俺の顔、赤くなってる?」
「それから、すげえ恥ずかしそうな表情をしてるけど、どうかしたの?」
「ええと、ええと、ええと・・・」
「亮、困ったことがあるんだったら、俺に言ってごらんよ。」
「そんなに宙に見つめられたら、なんか言いにくいというか・・・」
「亮、お前、そういう顔すると、すげえかわいいよね。」
「そんなことない、俺、かわいくないし・・・」
「どうしたの、亮、なんか居心地悪そうにからだをもぞもぞ動かして・・・」
「宙、なんというか、布団が濡れてる気がしない?」
「ああ、それは俺もさっきから感じてたけど・・・」
「そういうことだよ・・・」
「えっ、そういうことって、なんだよ?」
「だから、俺、なんかネションベン垂れちゃったというか・・・」
「亮、やっと言えたね。さっきからわかってたよ、亮がオネショしてるってことは・・・」
「すげえいっぱい漏らしてしまった・・・」
「ああ、亮のオネショ、俺のほうまで広がってきて、俺の腰の下もちょっと湿ってるからね・・・」
「ゴメン、宙、お前のほうまで濡らしちゃって・・・」
「亮、そんなしょんぼりした顔するなよ。」
「だって、俺は高校生なのに、オネショしちゃうんだから・・・」
「オネショくらい気にするな、気にするとよけいしちゃうぞ。」
「なんか、濡れたところがちょっと痒くなってきた・・・」
「そうだね、かぶれるといけないから、シャワー浴びて、オネショを洗い流そう。」

俺たちはバスルームに行ってシャワーを浴びた。
きれいにからだについたオネショを洗い流して、俺たちは部屋に戻った。
天気が良さそうだったので、須藤はオネショ布団を持ってベランダに行き、日当たりの良さそうな場所に布団を干した。

「宙には、また俺のオネショを見られちゃったね。」
「ああ、修学旅行以来だね。」
「俺のこと、軽蔑してない?」
「なんで、亮のことを軽蔑するんだよ。むしろ尊敬してるよ、勉強できるし、スポーツ得意だし・・・」
「でも、夜になるとオネショしちゃうんだぜ・・・」
「俺は、亮がオネショしても好きだけどね。」
「それ、ホント、なんかうれしい。」

俺たちは簡単な朝食をとってから、勉強を始めた。
亮といっしょにいると、俺も自然に勉強することになってしまう。
そして、昼になると俺たちは気分転換にショッピングセンターのフードコートに行って、牛丼を食べた。

そして図書館で勉強するという亮と別れて、俺はとりあえず家に帰った。

それ以来、亮とエッチをすると、その代わりに亮に俺は厳しい勉強をさせられることになった。
俺のほうもエッチをしたさに、亮の言うとおりに勉強していると、だんだんと成績が上がっていった。
亮のほうはもともとトップクラスなので、劇的に順位が上がることはなかったが、安定して上位を守っていた。

そして高3の夏休みになり、俺は亮と一緒に東京の予備校の夏期講習を一か月受けることになった。
さすがに能力別のクラスだと、俺は亮といっしょのクラスというわけにはいかなかったが、それでもかなりのところを狙えるクラスに入ることができた。

夏休みになって、俺たちはすぐに東京に行った。

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修学旅行は楽しくない(その後)2
noriさん作:修学旅行は楽しくない(その後)2

そしてある日の放課後、俺と須藤は急に生活指導室に呼び出しを食らった。

俺は須藤といっしょに学校の渡り廊下を通って、生活指導室に向かっていた。

「いきなり、生活指導室に呼出なんて、なんなんだろう・・・」
「たぶん、宙と俺とのうわさに関してじゃないかな。」
「生徒同士の恋愛は禁止とかいう校則あったっけ?」
「今時そんな校則あるわけないよ。」
「まあ、何聞かれるか予想できなけけど、とにかく、生徒指導の奥村先生には俺が説明するから、宙、お前は俺に話を合わせてくれ。」
「奥村先生は、ガタイはいいけど、あんまり頭よくなさそうだし、とにかく先生の相手は基本お前に任すから。」
「ああいう単細胞な先生には、それなりの対応の仕方があるんだ、それを間違わなきゃ、呼出なんてたいしたことじゃない。」

生活指導室に入ると、生活指導の奥村先生の他に、須藤の担任の高橋先生と、俺の担任の石井先生が三人並んで座っていた。
俺たちは三人に向かい合って座った。
まずは須藤の担任の高橋先生が言いにくそうに話し始めた。

「ちょっと、お前たちに確かめたいことがあって、ちょっときてもらったんだが・・・」

高橋先生のことばが終わるとすぐに奥村先生が勢いづいたように話し始めた。

「今日はな、お前たちのうわさに関して、先生から聞きたいことがある。お前たちが付き合ってるといううわさだ。本当に、お前たちは男同士で付き合ってるのか?」
「なんだ、あのうわさのことですか・・・」
「そうだ、お前たちだってうわさのことは知ってるんだろう。だから、本当に付き合ってるのか、先生は聞いてるんだ。」

奥村先生が詰問するように言ったので、見かねたらしい石井先生が話にちょっと割り込んできた。

「まあまあ、高橋先生、そう詰問調で言いうと、生徒たちも答えることも答えられなくなりませんか。」
「石井先生、あなたのその事なかれ主義が生徒たちに道を誤らせるんですよ。」
「高橋先生、事なかれ主義とは聞き捨てならないですね。」
「まあまあ、高橋先生も、石井先生も少し落ち着いて・・・」

生徒を呼び出しておいて、先生同士で言い争いをしている。
須藤はどうかと顔を見たら、してやったりというような不敵な表情をしていた。

「とにかく須藤と加賀井が来てるんだから、奥村先生、とりあえず話を聞きましょうよ。」
「お前たち、付き合ってるということは、アレはやってるのか。アレっていうのは、いわゆる淫行のことだ。」
「奥村先生、いきなり生徒にヘンなことを言わないでください。」
「須藤も加賀井も高校生なんだから、やりたい盛りだろうが、どうなんだ。」

それに対して須藤が小さい声ででもきっぱりと言った。

「それはご想像にお任せします。奥村先生が、俺たちが淫行してると思えば、してるし、思わなければしてないです。」
「あんだと、お前ら、ふたりともネションベン垂れの班だったそうだな。毎日ネションベン垂れてるくせに生意気なこと言うな。」
「奥村先生、ネションベンの話と、今回の話は分けて考えてくださいね。」
「高橋先生、あんたは修学旅行中、このネションベン垂れたちの世話をしてたんだろう、こいつらがマジでネションベンしたのを見てきたんだろうが。」
「確かに修学旅行中は、わたしは須藤と加賀井たちの引率をしてました。でも、そのことと今回のことは別の話ですからね。」
「俺が言いてえのはな、高校生でしかも男同士で淫行する前に、ネションベンを治せって話なんだよ。」

その時、須藤は待ってましたとばかり、口をはさんできた。

「先生方、何か誤解があるようですね。俺たちは、うわさのように、付き合ってるわけじゃありません。ふつうの友達なんです。」
「須藤、言い訳するな、お前はうわさを認めて、加賀井と付き合ってと言ったんだろうが。」
「付き合ってると言ってはいません、まあ否定はしなかっただけですよ。」
「須藤、なんではっきりと否定しなかったんだ?」
「高橋先生、すみません。確かにちゃんと否定しないと、うわさがひとり歩きしちゃいますよね。でも、俺にとっては、俺と加賀井が付き合ってるっていう噂は好都合だったんです。」
「うわさが須藤にとって、好都合? 先生はまだわけがわからないが・・・」
「俺って、女の子たちにけっこうモテるみたいで、他の高校の女子からもけっこう頻繁にコクられるんですよ。」
「確かに須藤は勉強ができる上に、頼りがいもあって、しかもイケメンだからな、まあモテてもおかしくないな。」
「俺、2年になったし、そろそろ本格的に受験の準備をしたいんですよ。それには時間がいくらあっても足りないっていうのは、先生方も知ってますよね。」
「ああ、須藤はいいところを狙うつもりなんだろう。」
「それで、いちいちコクって来た女子たちを傷つけないように断るのって、すげえ時間とエネルギーが必要なんですよ。
それでなんかいい方法はないかと考えたら、俺に付き合っている相手がちゃんといたら、コクって来る女子もすげえ減るんじゃないかと思ったんです。
それを修学旅行の時に加賀井に相談したら、加賀井がカップルっていうことにしていいと言ってくれたんです。」
「そうか、2年から受験の準備を始めるなんて、さすが須藤は優等生だけのことはあるな。それで加賀井が協力することになったというわけなのか。」
「そうなんですよ、だから俺は自分でさりげなくうわさの種をばらまいたりしてきました。そうしたら、俺の思い通りに、加賀井と付き合ってるってうわさが流れました。」
「お前ら、ほんと淫行はしてねえんだな。」
「してませんよ、せっかく加賀井に協力してもらって、受験の準備の時間を作るためにしたことなんです。だからせっかく時間ができたのに加賀井とエッチなんかしてたら、せっかくの時間が台無しになるじゃないですか。」
「そうか、須藤、だいたいの経緯はわかった。お前はあくまで受験のための勉強時間を作りたかったんだな。」
「はい、高橋先生、そのとおりです。」
「本人たちもそう言ってるので、石井先生、加賀井の担任として、何かありますでしょうか?」
「いえ、私は今の話で納得しました。」
「奥村先生も、お分かりいただけましたか?」
「高橋先生と石井先生がふたりそろってそういうのなら、私も仕方ないですが納得しましょう。ただ須藤と加賀井はしばらくの間は、要観察ということにして、ふたりのことに関しては、高橋先生と石井先生にすべての責任をとってもらいますからね。」
「ということだ、まだ無罪放免をしたわけじゃないぞ。要観察ということなんだから、須藤と加賀井はこれからの行動に責任を持つんだぞ。」
「はい、先生、ありがとうございます。」

俺たちは先生たちに深々と礼をして、生徒指導室を出た。
渡り廊下を通て、校舎に入った時に、須藤が言った。

「うまく行っただろう。」
「ああ、須藤、すげえ、先生たち、とりあえずだまされたからね・・・」
「でも、うわさが鎮静化するとダメだし、まあその辺は様子をみながら。」
「じゃあ、学校ではどのくらいまではいいの?」
「物陰で軽くキスするくらいがいいんじゃないかな。」
「よく考えたら、俺たちまだいわゆる淫行はしてないじゃん。」
「ホントだな、まあそれは週末に宙が俺んちに泊まった時に・・・」
「なんか、楽しくなってきた・・・」

そして俺が楽しみにしていた週末が来た。
須藤の家に行く前に、俺たちは昼過ぎにショッピングセンターで待ち合わせをした。
マックに行って、俺たちはセットのハンバーガーを食べた。
そして、ショッピングセンターをブラブラした後、そこから歩いて10分ほどのところにある須藤の家に行った。
須藤の家は、大きなマンションで、中に入るまでには何度もカードキーを使ってドアを自動ドアを開けなければならなかった。
そして須藤の部屋に入ると、窓の下には街並みが広がっていた。

「すげえ眺め。」
「ああ、いちおう高層だからね。」
「ベランダに出ていい?」
「いいけど、干してある布団に触れないようにしろよ。」
「えっ、触っちゃいけないの?」
「濡れたところに触ると、宙の手が汚れるから・・・」
「あっ、亮、今朝オネショしたんだ。」
「二日続けてだよ、まあ今朝は二度寝したのがいけなかった。」
「あっ、ホントだ、布団、すげえ濡れてるね。」
「膀胱の中のオシッコをほぼ出し切ったころにやっと目が覚めたからね、すでに時遅しで、すげえ布団が濡れてた。」
「どんな夢見て漏らしちゃったんだよ?」
「今朝は定番のトイレでする夢。オシッコ漏れそうになってもなかなかトイレが見つからなくて、やっと見つけたトイレは入りたくないくらい汚かった。
でも、もう限界だから、ひびの入ったような汚い便器に向かって、勢いよくオシッコを放ったんだ。すげえ、気持ちよかったよ。
すげえ長い間その汚いトイレでオシッコを出してたら、いきなり目が覚めて、オネショしてたってわけ。」
「そうなんだ、ホント定番のオネショ夢だよね。」
「宙だってオネショくらいしたことあるんだろう?」
「うん、俺だって中三まではオネショしてたし。」
「じゃあ、宙だってついこの前までしてたんじゃん。」
「だから夢のトイレには何度も騙されてきたんだぜ。」
「オネショが治ったってことは、もうトイレの夢は見なくなったんだろう?」
「いや、相変わらずトイレでションベンする夢見るよ。でも、中三まではそれで見事にオネショしてたけど、中三の夏ごろから、夢ではションベンしても、実際は精液が出るようになって、それでオネショが止まったんだよね。」
「ふうん、そうなんだ。俺は夢精しないからなあ・・・」
「亮は夢精しないのか。」
「毎日シコってたら夢精なんかしないよ。」
「じゃあ、俺もシコるようになって夢精しなくなったら、またオネショがぶり返したりして・・・」
「だから宙はなるべくこれからもシコらないようにした方がいいかも。」
「俺は亮と違って、オネショがぶり返したりしたらただの残念な男子高校生になっちゃうもんなあ。その点、亮は長所ばっかりだから、オネショくらいしてもぜんぜんだいじょうぶだよね。」
「俺は宙がもしも夜尿症だったとしても残念とか思わないけどね。

「亮ってホントやさしいね。」
「宙にはなぜかやさしくしたくなる。」

須藤の顔が俺にゆっくりと近寄ってきて、唇が軽く触れた。

「宙、中に入ろう。」
「うん。」

俺は須藤にやさしくベッドに寝かされた。

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修学旅行は楽しくない(その後)1
noriさんから小説「修学旅行は楽しくない」の第二部が送られてきました。第二部はしばらく続くということなので楽しみです。


noriさん作:修学旅行は楽しくない(その後)1

須藤 亮一: 180-60-17
オネショの頻度:週二~三回くらいだが、量はハンパなく多い。

俺、加賀井宙:178-58-1
夢精に悩んでいる、夢精の頻度は週に二回くらい。


修学旅行で同じ班になった須藤と俺はすっかり仲良くなり、旅行後も常につるむようになっていた。
とはいえ、須藤のほうは自分の勉強をするだけでなく、生徒会の仕事、そして習い事まであるのだから、俺に比べるとものすごく忙しい。
それでも、下校時間が同じになった時には、いっしょに帰ることにしていた。

「亮って、マジ忙しい学校生活だよね。」
「宙は、毎日どうしてるんだよ、ヒマそうには見えねえけど。」
「まあ、音楽部に属してるけど、幽霊部員だしね。まあ、放課後は週に二回はピアノのレッスンだし、週一でカテキョも来てるし、それなりに忙しいんだけどね。」
「宙はそれよりスマホゲームで忙しいんじゃないのか。」
「まあ、それなりにね。でも、ゲームする時間より、ピアノの練習時間のほうが長いということは、強調して言っときたい。」
「宙、音大に進んでピアノやるのか?」
「まさか、そこまではやってねえし。」
「じゃあ、大学は普通のところにするのか?」
「ああ、俺はふつうの大学を受験するつもり。」
「じゃあ、宙、俺と同じ大学受けようよ。」
「亮の第一志望はどこ?」
「△橋大学・・・」
「亮はやっぱ優等生だな。俺の成績じゃとてもムリ。」
「まだ2年くらいあるんだから、宙も頑張ればいい。」
「がんばりたくねえし・・・」
「それにしても、宙が勉強してるところを見たことがないなあ、いつもゲームをやってるイメージだよね。」
「上のクラスから落ちない程度には勉強してるよ・・・」
「まああんまり勉強しないで今のクラスを維持しているのは、逆に立派だけど・・・」

その後、時間をつぶしてから予備校に行くという須藤に付き合って、俺たちはマックに行った。

「亮、俺とムダ話してていいのか?」
「宙と話すのはムダじゃねえし…

「ならいいけどさ。」
「亮、お前、家にいる時はずっと勉強してるのか?」
「まあね、寝る時とか食事とか風呂とか以外は。」
「その上、生徒会だ、習い事とかだって、忙しくして・・・」
「それから、ひとつ困ったことがあるんだよね。」
「亮、お前も困ることあるんだ。」
「そりゃあるよ。」
「だから、お前が困ってることってなんだよ?」
「宙、ヘンなこと聞くけど、お前、ラブレターとかもらったことある?」
「まあ、あるけど・・・」
「そんで、もらってどうした?」
「めんどくさいけど、ちゃんと断ってったよ。」
「俺って生徒会とかやってて、交流で他の高校とか行くじゃん、そうするとその後ラブレターとか貰うことあるんだよね。」
「うへっ、モテ男は違うな。」
「だって、もらってもうれしくないんだし、断らなきゃならないんだから、それってチョーウザいだけじゃん。」
「で、ちゃんと断ってるのか。」
「ああ、とりあえずは失礼のないようにていねいに断ってるよ。でもそれってけっこうめんどうなんだよね。」
「じゃあ、決まった相手を作って、それを宣伝しとけば、そういうのも減るんじゃない。」
「だから、その相手を、宙、お前ということにしたいなって思って・・・」
「えっ、それって、俺、コクられたと思っちゃうよ。」
「だって、それとなくお前にコクったんだから・・・」
「それ、マジ! マジだったすげえうれしいんだけど。」
「お前とは修学旅行中にしちゃったから、俺としても責任をとらなきゃならないしね。」
「でも、亮、マジで俺でいいの、旅行中にしたって言っても相互オナニーしただけじゃん。」
「俺は、お前とはそれ以上のことをやってもいいと思ってる。」
「お前、それ、マジ、ホントにマジ。俺、泣きそう。」
「宙のほうも俺のことを受け入れてくれるんだな。」
「だって、亮のことを嫌いになれるやつなんかいないよ・・・」
「お前以外は、俺のホントの姿をしらないからね。俺は優等生の仮面をかぶってるけど、実は、すげえオネショするような欠陥チンコの持ち主だぜ。」
「俺もオネショするように努力するから、亮、俺と付き合って。」
「ばあか、宙まで夜尿症になる必要はないだろう。」

その日は、須藤の予備校の時間が来たので、俺たちはマックで別れたのだった。

一週間ほどしたころ、同じクラスの浜田がまた校内のうわさ話を聞きつけてきた。

「なんだよ、浜田、鼻の穴をおっぴろげて荒い息をして・・・」
「これが落ち着いていられるかよ。俺、すげえうわさ聞いちゃった。」
「なんだよ、すげえうわさって。」
「加賀井、よくそんなにのんびりしてられんな、お前にかかわりあのあるうわさだぞ。」
「俺に? でも浜田のことだから、なんか早合点しただけなんじゃねえの。」
「加賀井、聞いて驚くな、うわさってえのはな、須藤とお前が付き合ってるってんだ。」
「はあ? 浜田、お前、頭湧いてねえ?」
「なんだ、加賀井、驚かねえのかよ。」
「べつに、俺と須藤が付き合ってようが、付き合ってなかろうが、どうでもいい話しじゃん。」
「加賀井、お前なあ、うわさでは須藤がお前と付き合ってるって認めたらしいぞ。」
「須藤は、うわさなんかめんどくさいから、適当に答えただけじゃねえの。」
「だって、須藤と加賀井って、修学旅行以来、つるんでるじゃん。」
「確かに修学旅行で同じ班になったから、仲良くはなったけどね。」
「それに須藤は優等生でイケメン、お前もくやしいけどイケメンで、ビジュアルはお似合いのカップルじゃんか。だから大西なんか、腐男子だから、須藤と加賀井のカップル誕生をすげえうれしがってんぞ。」
「べつにどうだっていいけどさ。」
「じゃあ、加賀井も、須藤と付き合ってることは否定しないんだな。」
「否定したほうがいいんだったら、否定するけど・・・」
「ったく、このうわさを知ったら加賀井はぜってえ焦ると思ったんだけどな。」
「それは残念でした。」
「こんどもっとすげえうわさを仕込んできて、加賀井をぜってえ焦らせてやる。」
「はいはい、ムダながんばりしてくれ。」

俺にとって須藤とどううささされようが、それほど気にはならなかった。
ひとつ浜田の言ったことで気になったのは、須藤が俺との付き合いを認めたらしいというところだった。
放課後、また須藤が予備校までの時間がある時に、俺はマックに須藤と言って、直接確かめたのだった。

「亮、なんか俺たちが付き合ってるってうわさになってるらしいぜ。」
「ああ、そういうつまんないうわさがあるらしいね。」
「亮、お前なあ、うわさではおまえが俺との付き合いを認めたってことになってるんだぞ。」
「ああ、直接俺にうわさの真偽を聞きに来たやつがいるから、俺は加賀井と付き合ってるって言っといたけど。」
「げっ、うわさの出どころはお前だったのか。」
「なんかまずかったか?」
「まあ俺と亮はマジで付き合ってるわけだから、うわさくらいはいいけど・・・」
「おかげで、俺のところにくるラブレターが急に減り始めたよ。」
「それてって、亮、モテなくなったってことじゃねえのか?」
「俺は宙ひとりにモテればじゅうぶんだから。」
「須藤、お前なあ、恥ずかしくなるようなことをテレっと言うなって・・・」
「こんど、ふつうのカップルがするようなことを俺たちもしよう。」
「だな、俺たち相互オナニーしかしてねえもんな、フェラすらしてねえんだから・・・」
「10日後の週末、家族が親類のところに泊まりで行くんだけど、宙、うちに泊まりに来ないか?」
「行く、ぜったいに行く。」
「手ぶらで来ていいから、すべて俺のほうで準備しておくからね。」

とうとう俺たちもカップルとしてやることをやることになった。
俺は10日後に須藤の家に行くのが楽しみだった。

それから学校での俺たちのうわさは収まることがなかった。それどころかさらにうわさはエスカレートしているらしかった。

ある日クラスで弁当を食っていると、また浜田が新しいうわさを聞きつけて、俺に報告に来た。

「加賀井、お前と須藤はやっぱり、マジでカップルなんじゃないか。」
「なんだよ、それ。」
「加賀井、とぼけたってダメだぞ、お前たちが体育館の裏のトイレで抱き合ってたのを見たってやつがいるんだ。」
「へっ、浜田、バッカじゃねえの。」
「加賀井、驚くなよ、それだけじゃねえんだぞ。」
「まだ何があるって言うんだよ。」
「さらに、須藤に抱かれた加賀井が目をつぶると、須藤が加賀井にキスしたって・・・」
「浜田、お前、そんな根も葉もないうわさを信じたのか。」
「だって、お前と須藤ってけっこう似合いのカップルじゃん。」
「はいはい、お前にそんなことを言われるとは思わなかったぜ。」
「それに、加賀井、お前、このところなんかイロっぽい目つきするし・・・」
「ったく、実は浜田、お前がうわさを振りまいてるんじゃねえの。」
「加賀井、俺を疑ってるのか。」
「疑ってはねえけどさ、お前、俺たちのうわさ、楽しんでるだろうが。」
「砂漠のような乾ききった男子校じゃ、男同士のカップルのうわさでも、天からの水のようにおいしいんだよ。」
「浜田、お前も早く相手見つけろ。」
「その余裕、加賀井、やっぱりマジで須藤と付き合ってるな。」

浜田はへらへらしてるように見えて、ときどきものすごい鋭いことを言うことがある。あまりからかっていると、俺もぽろっとマズいことを言ってしまいそうだった。

そしてある日の放課後、俺と須藤は急に生活指導室に呼び出しを食らった。

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