世界地図は夜作られる
男のオネショについて、あんな事こんな事(体験談や思い出等)を語り合いましょう。ゲイ表現が含まれていますのでご注意ください。
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noriさん作「秋の合宿で」
noriさんから新しい小説が送られてきましたので、さっそくアップいたします。noriさんからメールによると、今回の話はとりあえず2~3回で終わらせる予定だそうです。


noriさん作「秋の合宿で(1)」

まだ秋なのに高原の空気は冬のように冷え切っていた。
周りに明るい光のない高原の空は星をちりばめたドームのように煌めいていた。

「牛のフンには気をつけろよ。」
「このへんはだいじょうぶそうだ。」

柔らかい牧草の上に翔と悠太は並んで寝転がった。
翔と悠太は、高校の部活の秋合宿のために三連休に、この高原の別荘地に来ていたのだ。
別荘地の上のほうの斜面には牧場が広がっていた。
翔と悠太は空に横たわっている銀河を見るために、冷える牧場の草の上に寝転がっていた。

「星が近いね。」
「なんか星に包まれてる感じがする。」
「翔、寒くないか?」
「悠太こそ、薄着じゃん。」
「俺は翔よりずっと丈夫だから・・・」
「なんか何億年も前の光を今見てるなんて、不思議だよね。」
「ああ、寒さなんか忘れて見惚れちゃうよね。」

翔たちは部活のマーチングバンドの合宿でこの高原に来ていた。
夕食後、個別練習を抜け出して、翔は雄太と星を見にきたのだ。

「翔、マジ寒くね?」
「こんなたくさんの星に包まれていたら、寒さなんか忘れた。」
「ならいいけど、もう少し見たら帰るからな。」
「悠太、心配してくれてありがとう。」
「お前に風邪で寝込まれたら、今度の大会でみんなが困るからな。」
「はいはい、部長・・・」
「部長としては、翔がもう少し他の部員と仲良くしてくれるとうれしいだけどね。」
「わかってるけど、タルい・・・」
「まあ、翔はよく吹けるから邪魔にはされてないけど、ヘタするとハブられるかもしれないぞ。」
「いいよ、少なくとも悠太は仲良くしてくれてるから、俺はそれでじゅうぶんだけど・・・」
「そろそろ戻ろう、マジで冷えてきた。」

翔たちは牧草地の中を滞在している別荘地に戻った。
翔たち部活の合宿では隣りあった二棟の別荘を借りて泊まっていた。
別荘には和室が二つと、ベッドルームが一つ、それに広いリビングキッチンがついていた。
二つの別荘の家の片方が男子用、もう一つが女子用にしていた。
顧問は女の先生だったので、女子用に泊まった。男子用は手伝いに来てくれているOBがひとりいるだけで、うるさい先生がいないせいで、ものすごく開放的な雰囲気だった。

夜遅くなり、みんな遊び疲れてそれぞれに割り当てられたベッドや布団に倒れこんで眠ってしまった。
翔と裕太は他の部員といっしょに和室の布団にそれぞれ入ったのだった。

そして朝方、なぜか翔は雄太とまた牧場の草の上に並んで寝転がっていた。

「少し、東の山の向こうが明るくなってきたね。」
「あれは明けの明星だね。」
「ああ、明るい星だね。今が一番温度が下がる時間だよ、翔、寒むくないか?」
「それほど寒さは感じないけど、なんかオシ⤵コしてえ。」
「からだが冷えちゃったんだな、別荘までガマンできるか?」
「今のところ、だいじょうぶそう。悠太は?」
「翔がしたくなったら、つられて俺もちょっとションベンしたくなってきたじゃんか。」
「じゃあ、急いで別荘に帰ろう。」

翔たちはまだ暗い牧場の道を別荘に戻るために歩き始めた。

「あれっ、道間違えたかな。」
「悠太もそう思うんだ、なんか別荘がぜんぜん見えてこない。」
「翔、俺、マジでションベンしてえ。」
「俺だって必至でがまんしてんだぞ。」
「しょうがねえ、あっちの大きな木の下で、立ちションいっしょにしようぜ。」
「そうだね、もう限界・・・」

翔たちは牧場の周りを囲んでいる大きな木の下に行き、チ⤴コを取り出して木の根元に向けた。

「悠太、見んなよ、ハズくて、オシ⤵コ出てこねえだろうが・・・」
「見えるからしょうがねえだろうが、早くションベンしてすっきりしようよ。」
「そうしたいけど、なんか、オシ⤵コが出てこない・・・」
「俺は先にやっちゃうぜ。」

そう言うと雄太はチ⤴コの先から、ものすごい勢いでオシ⤵コを出し始めた。

「げっ、悠太、勢いよく出し過ぎ、こっちまでしぶきが飛んでくるだろうが。」
「だって、すげえ溜まってたんだから、しょうがねえだろう、翔も早く出してしまえよ。」

翔は思い切り下腹部にちからを入れて、オシ⤵コを出そうとした。しばらくりきんでいると、あるとき、ポンと栓が抜けたように、オシ⤵コがものすごい勢いで出始めた。

「翔、やっとションベンでたな、にしてもすげえ勢いで出てんな。」
「すんげえ溜まってたんだから、しょうがねえだろうが。」
「溜まったションベンを思い切り出すと、なんかすげえ気持ちいいよな。」
「ああ、すげえ気持ちいい、気持ちいいけど、なんなヘンな感じがしねえ?」
「そうだな、この気持ちよさ、夢の中でションベンしてるみたいな感じがする・・・」
「ヘンなこと言いうなよ、これが夢だったら・・・」
「でも翔も気持ちよさそうだし、夢でもいいじゃん・・・」
「だな・・・」

ほんわかとした気持ちよさに全身を心地よく包まれて、翔は目を覚ました。目を開けると、見慣れない天井が見えていた。
翔は自分が合宿に来ているのを思い出した。
それと同時に下腹部のあたりにちょっと違和感を感じていた。
翔はちょっと前に見ていた夢の内容が少しずつ思い出されてきていた。
夢の中で、確かオシ⤵コをしたなと、だんだんと内容がはっきりとしてきた。
翔は慌てて手を腰のあたりに恐る恐るもっていった。そこはオネショで見事にぐしょぐしょに濡れていた。
翔は自分が合宿している別荘にいることを思い出し、からだじゅうの血が引いていくようだった。
翔はどうすることもできずに、濡れた布団の中で真っ青になっていた。
濡れたところがだんだんと気持ち悪く感じられてきた。
呆然としてそのまま寝たふりをしていると、周りの部員たちが起き上がって部屋を出て行った。
キッチンからは朝ご飯の匂いが漂ってきていた。

しばらくすると、悠太が部屋に入ってきた。

「翔、どうした、起きろよ。」
「悠太か・・・」
「どうした、体調でも悪いのか、昨日の夜、外でからだを冷やしちゃったからな。」
「なんでもない・・・」
「熱なんかだしてないだろうな、顔がすげえ赤いぞ。」

そう言うと悠太は、翔の額に手のひらを押し当てた。

「熱はなさそうだな、翔、そろそろ起きろよ。」
「ゴメン、悠太・・・」
「翔、どうしたんだ、涙なんか流して・・・」
「ゴメン、悠太、俺、やっちゃったみたい・・・」
「やっちゃったって、何をだよ?」
「手を布団に入れて、触ってみて・・・」
「どうしたんだよ? じゃあ、入れっぞ。」

悠太は手を布団の間に差し込んできた。そして濡れたあたりに触ると、ビクッと慌てて手を布団から引き抜いた。

「げっ、翔、布団が濡れてる。」
「・・・」
「どうした、翔、なんかこぼしたのか?」
「というより、出ちゃったというか・・・」
「翔、まさか・・・」
「ゴメン、悠太、ヘンなもの触らせちゃって・・・」
「まさか、まさか、ションベン漏らしたのか?」

そう言うと悠太は布団に差し込んだほうの手を花に近づけて臭いを嗅いだ。

「げっ、ションベンの臭い・・・」
「ゴメン、オネショしちゃった・・・」
「翔、お前、オネショ癖があったのか?」
「最近はもう一年以上してないから、治ったと思ってた・・・」
「そうか、昨日の夜、寒いところに長くいさせたから、そのせいかもしれないな・・・」
「このところだいじょうぶだったのに・・・」
「翔、布団まで濡らしちゃってる?」
「うん、ぐしょぐしょになってるみたい・・・」
「翔、ちょっと見せろ、布団めくるぞ。」

悠太は翔のかけ布団をつかむと一気にめくりとった。

「げっ、でっかい世界地図・・・」
「ゴメン・・・」
「まいったなあ、どうしよか・・・」

そこに部員がふたり悠太を呼びに入ってきた。

「部長、朝飯食べますよ。あれっ、翔、濡れてるけど・・・」
「えっ、布団が濡れてるって?」

濡れた布団があらわれたばかりだったので隠すこともできなかった。

「翔、ひょっとして、オネショしたとか・・・」
「ひええ、優等生の翔君がオネショですか。」
「こら、お前たち、騒ぐな。先に朝飯食べてろ。その前にちょっと吉田先輩にこっちに来るように伝えてくれ。」

すぐにOBでコーチ役の吉田先輩が部屋に入ってきた。

「だいじょうぶか、翔がオネショしたんだって?」
「すみません、吉田先輩、俺だけじゃ処理できなくて・・・」
「どれどれ、ちょっと見せてみろ。げっ、翔、見事にやらかしたな、布団がぐしょぐしょじゃないか・・・」
「先輩、ゴメンなさい、布団をすげえ汚して・・・」
「翔、お前、夜尿症だったら、ちゃんとあらかじめ言っとけよな、それならオムツするとか対策ができたのに。」
「先輩、翔太の布団、どうします?」
「とりあえず、今日は天気がよさそうだから、 ベランダの日当たりのいいところに干さなきゃな。」
「でも、先輩、ベランダに干したら、翔のオネショ布団を、女子も含めてみんなが見ることになりますけど。」
「そんなことは言ってられないだろう、早く干さないと、これだけ濡らしてたらなかなか乾かないぞ。悠太、お前、ベランダに干してこい。」
「はい、先輩、わかりました、 ベランダに持っていって干してきます。」
「おい、翔、とりあえず、シャワーを浴びて、そのネションベンの臭いを洗って来い。」
「はい、わかりました・・・」

翔はシャワーをさっと浴びて、リビングに出て行った。翔がテーブルに座ろうとすると吉田先輩が大きな声で言った。

「今朝、翔がネションベンして、布団を汚した。まあ、百歩譲ってネションベンはしかたないにしろ、そういうときはあらかじめ申告しておいてもらわないといけないのに、翔はそれをしなかったので、別荘の布団をぐしょぐしょに汚してしまった。そのお仕置きとして、翔には朝ご飯抜いて、自分が汚した布団を干している隣に立って、お仕置きとしてしばらく反省してもらう。」
「吉田先輩、それじゃあ、翔のオネショが女子にもバレちゃいますよ・・・」
「悠太はやさしいな、でもお仕置きはお仕置き、翔にはきっちり反省してもらう。ほら、翔、すぐにベランダに干したネションベン布団の隣に言って立ってろ。」

しぶしぶと翔はベランダに出て、太陽の光の下で世界地図がでかでかと目立つ布団の横に立った。隣の女子のベランダからは丸見えで、女子たちが翔を指さして笑っていた。

しばらくすると、リビングのほうで騒ぎが起こっていた。おせっかいな同級生がスマホを手に、オネショ布団の横に立っている翔のところにやってきた。

「翔、見ろよ、このLINE、お前のオネショ布団を部長が干しているところを撮られちゃったみたいだね。たぶん隣の別荘の女子が写したんだと思うけど、女子は部長がオネショしたって誤解してたみたいだね。」
「うわあ、部長に誤らなきゃ・・・」
「おっ、部長がこっちに来る。」

そのとき、悠太がベランダに出て、こっちに歩いてきた。

「悠太、ゴメン、誤解されてるみたい・・・」
「なんだ、そのことか、べつにたいしたことじゃない。それより、新しい書き込みがあった。ほら、翔がベランダで立ってるところだ。」
「じゃあ、部長への誤解はとけてるんだ。」
「まあ、裕太と翔のどっちがオネショしたのかって、女子たちは面白がってるみたいだけどね。」
「後で、俺、女子にオネショは部長じゃなくて俺のせいだってちゃんと言っておくから・・・」
「べつにそんなこと言わなくてもいいよ、翔がそんなことを言ったりしたら、女子はますます面白がるから。」
「悠太、ゴメン・・・」
「ほら、練習に行くから、翔も準備しろ。」

翔たちは別荘から歩いて10分ほどのところにある小さなグランドに向かった。
翔は恥ずかしくてほかの部員とはちょっと離れて歩いていた、そこに悠太が追いついてきて、翔に並んで歩き始めた。

テーマ:GAY - ジャンル:アダルト

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